TVアニメ「鬼滅の刃 刀鍛冶の里編」第10話『恋柱・甘露寺蜜璃』
こちらでは原作のネタばれありとなっております。
本日の善逸の「今日の一振り」は…2コマ進む→【いつもと違う格好をして記念写真を撮る】コスプレ善逸(笑)
【現時点の状況】
炭治郎→石竜子に潰されかけているところ、蜜璃ちゃんに救出される
禰豆子→石竜子に囚われ中
玄弥→石竜子に囚われ中
蜜璃ちゃん→憎珀天・石竜子と戦闘中
先週の蜜璃ちゃんの活躍のおさらいみたいな感じのアバンでした。
蜜璃ちゃんいきなり憎珀天に対し、「おイタが過ぎるわよ。」って(笑)
禰豆子ちゃんと玄弥を返してもらうというんだけど、それに対して憎珀天
「黙れ、あばずれが。儂に命令して良いのはこの世で御一方のみぞ」
「あばずれ!?あば…あっ…私!?私の事!?」
聞きなれない「あばずれ」なんて言われて、ショックだし、汗拭き出るし、なんて言葉使うのか知ら?見た目は自分の弟と似た年ごろなのにとおもいながらも「あら?でも、鬼だと実年齢と見た目は違うわよね」って(笑)まぁ、本体は爺さんだからね。とにかく、短いシーンの中でもいろんな表情を見せてくれる蜜璃ちゃんです。
そして、やっぱ思い出しちゃう蜜璃ちゃんだけど、そんな暇もなく、憎珀天が攻撃をしてきます。血鬼術「狂鳴雷殺」石竜子の口から放たれますが、蜜璃ちゃんも恋の呼吸・参ノ型「恋猫しぐれ」で攻撃をバッサバッサと斬っていきます。この時攻撃で猫の名前の付く型を使うとき、斬撃音の中に猫の鳴き声みたいなのが入っていますので、もし気が付かなかったと思ったら再度聞いてみてください。
「私怒ってるから。見た目が子供でも許さないわよ」
炭治郎はおもわず「もんげー」、憎珀天は攻撃自体を斬ったとちょっと甘く見てた感じ?
初めて見る蜜璃ちゃんの日輪刀の形状はもちろんだけど、それを扱う蜜璃ちゃんの身体能力にも驚く。「作った刀鍛冶もすごいし(鉄地河原鉄珍様です)扱える甘露寺さんはもっとすごい!」
原作では蜜璃ちゃんの日輪刀に関してナレーションで説明されていますが、アニメは毎回言いますがナレーションがないので詳しい説明はできないので、今回は炭治郎が端的に心の声でお届けしております(笑)
なお、蜜璃ちゃんの技の速度は、宇随天元さんをも上回っているそうです。
そして再び、憎珀天は石竜子から技を出してきますが、見事にそして華麗にかわしていく蜜璃ちゃん。そして、恋の呼吸・弐ノ型「懊悩めぐる恋」で石竜子の体を切り刻みます。続けて激涙刺突(石竜子バージョン)に対して、恋の呼吸・陸ノ型「猫足恋風」で見事斬撃を斬りました。
さすがの憎珀天も
「この速さでもついてくるか。ならば、術で埋め尽くす」
これはかなり焦っていそうな感じ?ということで、血鬼術「無限業樹(むげんごうじゅ)」を発動。たくさんの石竜子が蜜璃ちゃんに向かって襲い掛かろうとしています。
さすがにビビる蜜璃ちゃん。でも引き返すことなんてできない。一方、炭治郎も半天狗本体が逃げようとしてるのを見つけそちらに向かっていく。
この数、受けきれるか心配しながらも、恋の呼吸・伍ノ型「揺らめく恋情・乱れ爪」素早い斬撃で向かってきた石竜子をすべて切り刻みそのまま憎珀天のところへ。日輪刀が憎珀天の頸を捕らえるんだけど、違う違う、そうじゃ、そうじゃな~い♪、なんだよ蜜璃ちゃん💦
「とった!」と思う蜜璃ちゃんとその早い動きに驚きながらも、「でも駄目だ!」と。
口を開ける憎珀天に蜜璃ちゃんも何かしようとしてるけど、首を斬れば大丈夫だろうと思ってるんだけど「そいつは本体じゃない!頸を斬っても死なない!」と炭治郎に言われ「判断を間違えちゃっ…」で「狂圧鳴波」の直撃を間近で受けてしまう。
強烈な音波攻撃で蜜璃ちゃんの羽織も引き千切れ吹っ飛んじゃいました。蜜璃ちゃんに集中してるからか、禰豆子ちゃんは手を引き千切って、玄弥も力づくで石竜子から脱出できたみたい?
蜜璃ちゃんはその場で気絶状態でその場に座り込んでしまう。蜜璃ちゃんの姿を見て憎珀天が驚く
「信じがたし、今の攻撃を喰らって尚、肉の形を保っているとは!!!喰らう直前に全身の筋肉を硬直させた。しかし、それで耐えられる代物ではないぞ。解せぬ。いや、そうか、この小娘、図体に見合わぬ筋力…特異体質。これは良い。質の良い肉を喰らうことは、強さに直結する。しかしまずは、頭蓋と脳味噌を殴り潰しておくとするか」
炭治郎だったら完全にアウトだっただろうね。(そういうことはこの戦いで大にしてあったけど)恐るべし㭭倍娘。そういえば、シチュエーションは違うけれど、玄弥の時もこんな感じでギリギリでの走馬灯だったね。蜜璃ちゃん危機一髪な状態から走馬灯が…
蜜璃、17歳の春…
お見合い相手から「あなたと結婚できるのは熊か猪か牛くらいでしょう。髪の色も子供に遺伝したらと思うとゾッとする。」と言われ見事に破談となる。これはお年頃の蜜璃にとってはかなりのショックだったことでしょう。
あまりに言い方がひどい奴…でもひょっとすると最初からこの男性はお宮意を断ろうとしていたのかもしれません。もうすでに意中の人がいたかもしれないけど、紹介者の推しに負けて仕方なくお見合いしたのかもしれない。少々の言い訳では断ったと思われないと困るので、ここは絶対拒否の姿勢を見せなければと思った結果のあの言葉だったのかもしれません(そうじゃないと蜜璃ちゃんが可哀相過ぎる)
蜜璃ちゃんの家族との物語。
甘露寺家は笑いの絶えない家庭だったみたい。蜜璃ちゃんもお父さんと楽しそう。蜜璃ちゃんの目の下のほくろはお父さん譲り。お父さんは結構筋肉体質みたい?「かっこいいだろう」と腕の筋肉を自慢するのを見て、羨望のまなざしで見てる蜜璃ちゃん。お父さんの真似をして腕の筋肉を見せようとするけれど、精いっぱい力を入れても、まったくムキムキにならないのを見て残念に思った。
この頃はまだ髪の色は黒いですね。小さい頃の黒髪の蜜璃ちゃんもかわいい💕
「私の細い腕に、力こぶはできなかったけど、母から何度も何度も聞かされる子供のころの話がある。私が1歳2か月のころ、ちょうど母が弟を身籠っていた時の事。」
家事がひと段落したお母さん、部屋を見ると寝ていたはずの蜜璃ちゃんがいなくて(この時からすでに甘露寺家には猫がいたんですね)、名前を呼んで探していると、唸る声が聞こえてきたので声の方を見るとなんと蜜璃ちゃんが台所仕事を手伝おうと、4貫(15キロ)の漬物石を「だぁ~」と余裕で持ち上げているのを見て、肝が据わっていると評判だったお母さんも人生初めて、腰を抜かしてしまったらしい。
「いつも手伝ってくれてありがとう」自分の子供を気持ち悪がるんじゃなくて、愛情深く見守って、感謝の気持ちをちゃんと伝えてくれる素敵なご両親だったのですよね。
小さいころから蜜璃ちゃんはよく食べた。食べることが大好きだった。
その食欲は相撲取り以上だったからお蕎麦屋さんに来ていた相撲取りたちも驚くばかり。食後は山盛りの桜餅にこれまた大喜びの蜜璃ちゃん。
でも、東京に住んでいるのに蜜璃ちゃんの食べる桜餅は関西風の道明寺なんだね。
(桜餅、関東では「長命寺」関西では「道明寺」姿形も桜の葉で巻かれてはいるけれど見た目は全然違います。でも関西風の桜餅は明治に誕生しているらしいので、どこかでお父さんが買ってきて、蜜璃ちゃんが好きになったのかもしれませんね)
そしてお相撲さんとの腕相撲大会、心配をよそに、甘露寺家は「全然大丈夫、思い切りやってください」って(笑)しぶしぶ腕相撲をすることになるけれど、一撃で蜜璃ちゃんの勝利。楽しそうな甘露寺一家の後ろにプライドずたずたになったお相撲さんが…
「蜜璃の腕は細いけど、筋肉の密度が常人とは違うんだろうな」というお父さんに蜜璃ちゃんも嬉しそう。
甘露寺蜜璃ちゃんは特殊な肉体を持つ人物で、「㭭倍娘(はちばいむすめ)」と言って筋肉の密度が常人の八倍ある。見た目細い腕も実際、筋力的にはすごいムキムキな筋肉の人みたいな感じです。そのため、少し動いただけでもカロリーを消費してしまうのでとにかくたくさん食べないと体力を維持できないのです。小説「鬼滅の刃 片羽の蝶」の中の「甘露寺蜜璃の隠し事」に忍さんとのやり取りで、自分らしさを抑えようと頑張ろうとする蜜璃ちゃんの物語を読むことができます。
夜、家族並んで寝ている甘露寺家。おや、猫ちゃんたちもいますね(蜜璃ちゃん家には4匹猫ちゃんがいます)子供のころはそれでも無邪気でいられたけれど、やはりお年頃になると、自分の容姿や特異体質をみんなとは違うということを気付くし、普通気持ち悪がられることもあるだろうしね。
「お母さん。私、お嫁さんになれるのかな?」
「どうしてそんなこと聞くの?」
「だって、私、力持ちだし、いっぱい食べるし、髪だって変な色だし…」
「蜜璃は、ず~っとうちにいればいいじゃないか。」
「でも、女の人は、結婚して、お嫁さんに行くんだよね?」
「ず~っと、うちにいればいいじゃないか」
ご両親はこの時代においては娘のことを本当に考えてくれて、無理に嫁に行かなくてもいいんだよと言ってくれるんですね。現実問題、結婚したとしても食事だけでもかなりの収入がないと彼女を満足させることはできないだろうから、相手に対しても高収入じゃないとね。それはご両親は無理だとわかっているだけにねぇ…
でも蜜璃ちゃんにしてみたら、それは嬉しいけれど、きっと周囲のご友人(女学校にも行っていただろうから)とかの会話や実際結婚で学校をやめていく様子を見ると自分もその幸せを味わってみたいと思ってるでしょうね。
「お見合いが破断した日、これは隠さねばと思った。髪は染め粉で黒くした。食べたいのをぐっとこらえた。力も弱いふりをした。家族みんなが心配していた。」
本当に、それ以外は誰よりも普通の女の子だもんね(それこそが蜜璃ちゃんの魅力でもあるんだけど)。必死で相手が望んでくれるようにと、髪を黒くしたり、食べなかったり、弱いふりをしたり(まぁ、食べなければ自動的に弱くなっちゃうだろうけど、下手したら死ぬよマジで)そりゃ、お父さんやお母さんは心配でならないことだったでしょうね。不憫に思ったと思います。
そうすると、結婚したいという人が現れる。蜜璃ちゃんも一瞬は嬉しいと思ったけれど、よくよく思うと、本当にそれでよかったのか?このまま結婚するということは相手に本当の自分を偽り続けるということ。髪も染め続けなければならないし、おしとやかにするために少食だったり、弱弱しくし続けなければならない。
そんなことをこれから何年、何十年やり続けることってできるんだろうか?それって、本当に自分だといえるのだろうか?本当の自分をこの人は受け入れてくれるのだろうか?いろいろ考えたでしょうね。そしてきっとそれじゃ駄目だと思って断ったのかなぁ~。蜜璃ちゃんの事だから、その人に本当の自分はこうだと話したのかもしれませんね。
「私は私じゃない振りするの?私が私のままできること、人の役に立つことあるんじゃないかな?私のままの私がいられる場所ってこの世にないの?私のこと、好きになってくれる人はいないの?こんなのおかしいよ…おかしい!」
次の瞬間、「ぐわあああ!」という声に我に返る蜜璃ちゃん。
気が付くと、炭治郎・禰豆子・玄弥が蜜璃を抱えて憎珀天のいる場所から遠くへ運んでくれている。そして、炭治郎が慌てて次の攻撃が来るというと玄弥も「分かってるっつうの!」って普通に会話してるよね~。
炭治郎が「甘露寺さんを守るんだ!一番可能性のある、この人が希望の光だ!この人さえ生きていてくれたら、絶対、勝てる!みんなで勝とう!誰も死なない、俺たちは…」
甘露寺さんを抱えながら走る3人の様子を見て「なんと滑稽な」と憎珀天。
そして再び、雷を放つ。あまりの雷鳴に玄弥も「ウソだろ」もう終わりか…
周囲一帯、まるで遊郭編の10話の最後みたいな感じになっているよ。
憎珀天もこれはやっただろうと思ったら…
「みんな、ありがと~!柱なのにヘマしちゃってごめんね~!仲間は絶対、死なせないから!鬼殺隊は私の大切ない場所なんだから!上弦だろうと何だろうが、関係ないわよ。私、悪い奴には絶対負けない。覚悟しなさいよ、本気出すから!」
蜜璃ちゃんが「仲間は絶対死なせない」さすが煉獄一門。煉獄さんの魂がしっかり継承されていることを感じます。
あのすごい雷を日輪刀で自分たちの周りすべて斬ってしまいました。
玄弥はビックリと照れで複雑な表情、禰豆子ちゃんはもう完全に憧憬の眼差しで頬を赤らめて可愛い💕、炭治郎は「全部斬った!かっこいい!」って…(笑)
ということは、今までは本気じゃなかったのか?いやそういうわけではないと思いますが、きっともっと自分には力があるんじゃないかと。希望の光と言ってくれた炭治郎達の期待に応えるためにも頑張ろうという意味も込めての本気ということなんだと思います。
回想シーン
産屋敷邸にて。多分、柱になったときの挨拶に伺ったときにお館様がお祝いの言葉をかけてくださったのかな?
「素晴らしい、君は神様から特別に愛された人なんだよ、蜜璃。自分の強さを誇りなさい。君を悪く言う人は、みんな、君の才能を恐れ、羨ましがっているだけなんだよ。」
お館様からのお言葉、欠点だと思っていることが実は素晴らしいものなんだと言われたら嬉しいよね。自分の才能が誰かの役に立てるのであれば頑張ろうと思うよね。
そしてなにより、いつでも感謝を忘れない心を持っている蜜璃ちゃんが素敵ですよね。
「お父さん、お母さん。私を丈夫に産んでくれてありがとう。鬼殺隊では、みんなが私を認めてくれたの。(屋敷にいる隠しの人たちから柱昇進のお祝いの言葉をもらう蜜璃ちゃんに「私頑張るぅ」)鬼から守った人たちはね、涙を流して私にお礼を言ってくれた(一般隊員たちの感嘆の声。助けた親子も蜜璃ちゃんにお礼の言葉を言っています)」
そして、そして…
「伊黒さんがね、私に縞々の長い靴下をくれたのよ。」
ふたりで食事に来ているところで、伊黒さんがおもむろに靴下を蜜璃ちゃんに渡そうとしています。
「ほら」
「えっ?えっ?何?何?伊黒さん、何?」
「これやる。」
「えっ、私に?」
「(うなずく伊黒さん)ええ~!うれしい!絶対大切にするね!」
「大事になんてしなくていい。」
「そんなぁ…勿体ないよ。」
「いい。破れたら、また新しいのやる。」
「うん!」
うわぁ~💕おば蜜のシーンがアニオリでこんなにふんだんに盛り込んでもらえるだなんて嬉しい。蜜璃ちゃんのターンでの楽しみはこのシーンだったんですよぉ。原作では1コマだけで描かれていたんですけど、アニメでこのシーン登場するのかどうかドキドキしておりましたが、まさかまさかふたりでお食事に行った時にプレゼントしただなんて、伊黒さん素敵すぎます。蜜璃ちゃん、隊士になったばかりの頃は(煉獄外伝参照)ショートブーツを履いていましたがその後、柱になった頃は草履に足袋といった感じでした。(アニメ参照)
なぜ、伊黒さんが蜜璃ちゃんにニーハイソックスをプレゼントしたのか?
蜜璃ちゃんは隊服がかなり露出していて、恥ずかしがっていました。上着もだけどスカートも短いしね(この時代の女性からすると憎珀天じゃないけど「あばずれ」と言われても仕方なかったかも)恥ずかしくてもじもじしていたのでプレゼントしました。
喜ぶ蜜璃ちゃんに対して、伊黒さんは反対側を向いていましたけれど、鏑丸は蜜璃ちゃんの方をしっかり向いてみていましたので、伊黒さんもちゃんと蜜璃ちゃんの表情はわかっていたと思います💕
最後伊黒さんとの靴下エピから現実に戻っての靴下のアップシーン。
「女の子なのに、こんなに強くっていいのかなって、また、人間じゃないみたいに言われるんじゃないのかなって、怖くって、力を抑えていたけど、もうやめるね。(希望の光だと言ってくれた炭治郎の言葉を思い出しながら)任せといて。みんな私が守るからね」
憎珀天が再び、石竜子をあやつりこうげきをしかけてきます。蜜璃ちゃんが本気モードで向かいっていきます。そして炭治郎達に
「こっちは、私が何とかするから、みんなは先に行って本体を倒して!」
くぅ~(涙)このアニオリのセリフ、無限列車の時の後方5両を自分が守るから伊之助と炭治郎は鬼の首を探せといった時の煉獄さんみたいですよね。
この言葉に3人は動きます。蜜璃ちゃんはもっと心拍数を上げ、もっと血の巡りを速く、もっと強く速くと思いながら戦闘しております。
「わっぱどもが…」と石竜子を3人のところへ向かわせようとしますが、蜜璃ちゃんが行く手を阻み、切り刻み
「守るって言ったでしょ、あっちにはいかせないんだから!」
蜜璃ちゃんの姿が煉獄さんと重なって見えるのは私だけ?(涙)
玄弥が本体の入った玉の行方を炭治郎に探してもらう。臭いで見つけた。このにおいのエフェクトすごいなぁ~。中にいる半天狗は相変わらず泣いております。
玉を見つけた炭治郎「甘露寺さんが、あの子供の鬼を何とかしてくれている間に、一刻も早く、本体の鬼を斬らなければ!」
蜜璃ちゃんの動きを見て憎珀天
「この小娘、先刻よりも動きが速い!何をした!?何をしている!?いったい何を…痣?初めからあったか?あれは…鬼の文様と似ている」
蜜璃ちゃんにも痣が発現した。そしてそれを見た憎珀天も驚いていますね。それも痣が鬼の文様と似ているとな?
「不愉快極まれり!この小娘のせいで、わっぱどもの方へ、石竜子をやれぬ!憎たらしい…だがしかし、永遠ではない。必ず体力が続かなくなる。人間は必ず!」
憎珀天もかなり焦りだしていますね。じっくり見ると蜜璃ちゃんの戦闘シーンなどに時々虹色のエフェクトがかかっているのがよりわかりますね。(映像だとわかるんだけど、画像だとわかりにくいなぁ)
「行かせないったら、行かせないんだから!」かっこよすぎです蜜璃ちゃん。
逃げる玉を追いかける炭治郎たち。
刀を振りかざすげんやだけど、(まぁすでに折れているんだけど)やはり硬くて歯が立たない。激しく動く玉にしがみつく3人。玄弥振り落とされそうになりながら必死でしがみついているよ~
炭治郎、石竜子の事を「ヘビトカゲ竜みたいなのがこっちへ来ないうちに!甘露寺さんが止めてくれているうちに!」しかし、この状態では刀も触れないと玄弥は
「なら、これしかねぇ」と木をかぶりついた!
炭治郎もびっくりして、うわぁ、噛んでる!すごい硬い歯だ!と心の声思わず玄弥に
「でも、お腹壊さないか!?玄弥!大丈夫なのか?」今それ言います?
玄弥は鬼を喰うことで、一時的に鬼の体質になれます。強い鬼を喰えば、それだけ再生力も上がり、筋力も上がります。私は目の色から推測して空喜を喰ったのかとおもったけれど、やはり哀絶を喰っていたんですね。
身体能力も低く、呼吸も使えない玄弥が、柱に近づくための苦肉の策だったが、しかしこれは誰にでも出来ることはなかった。玄弥もまた、特異体質。優れた咬合力と特殊な消化器官により、短時間の鬼化を可能にした、鬼殺隊唯一の逸材である。(原作より)
玄弥、思い切り玉の木を喰い千切りました。すごい力だ。本体部分が地面に落ちて炭治郎が斬りかかろうとするんだけど、玉から細くて長い枝みたいなのが鞭のように攻撃をしてくるため身動きが取れない炭治郎。ダメージも合うし…
しかし、禰豆子が血を玉の木に飛ばし、爆血で燃える。これはチャンスと炭治郎がヒノカミ神楽・炎舞で斬ることができたけれど、逃げ足の速い半天狗はすでにどこかに逃げている。この爆血からのヒノカミ神楽のシーンの3Dのカメラワークが凄すぎる。そして、炭治郎も無意識だけど痣がまた出ている。ヒノカミ神楽だからなのか?赫刀になってる?からなのか?
必死に周囲を探す炭治郎。そして見つけた!逃げる半天狗に向かって
「貴様~!逃げるなぁ~!責任から逃げるなぁ~!お前が今まで犯した罪!悪業、その全ての責任は、必ず取らせる!絶対に逃がさない!」
逃げるなぁ~、無限列車の時は猗窩座を逃がしてしまいましたからね、今回は何が何でも逃がすわけにはいかない。まぁそんなこともお構いなく半天狗は必至で逃げておりますが思わず躓いてしまう、そして炭治郎の言葉で過去の断片が…
お奉行様が登場です(次回も登場してくれるかなぁ~)
「貴様のしたことは、ほかの誰でもない貴様が責任を取れ。この二枚舌の大嘘つきめ」
それに対して自分は生まれてから嘘なんてついたことない、善良な弱者なのに誰も同情してくれない、わしは嘘をついてないと、どの口が言ってると言いたいくらい。もう自分の言ってる嘘が真の事と思い込んでしまっているよ。
逃げる半天狗を炭治郎と禰豆子は追いかけるけれど、玄弥は立ち止まって…?
目の前の木にしがみつき、引っこ抜いた!
「クソがぁ~!いい加減にしろ!このバカタレ~!!!」
思い切り半天狗に向かって投げた!そして続いて禰豆子が追い詰めようとするところで今回は終了!
夜明けが近づいてきてるよ~。タイムリミットもあと少し、がんばれ炭治郎・玄弥・禰豆子。そして次回がいよいよ刀鍛冶の里編の最終回。70分拡大放送ということでいったいどこまで物語が進むのか気になります。
私的には15巻の128話「ご教示願う」までが斬りがよさそうだけど、70分としたら少し短いのかなぁ~アニオリで物語を膨らませるかなぁ。刀鍛冶の里編と柱稽古編って結構グラデーションな感じだから終わる部分が難しいなぁ~。でもあっという間にもう最終回なんだか寂しい気もしますねぇ。
本日は原作14巻の第122話「それは一時的な興奮状態」~15巻の第125話「迫る夜明け」の冒頭まででした。
10話の戦闘報告
【対半天狗戦】
憎珀天VS蜜璃ちゃん・炭治郎・玄弥・禰豆子
憎珀天→血鬼術「狂鳴雷殺」「無限業樹(むげんごうじゅ)」
蜜璃ちゃん→恋の呼吸・参ノ型「恋猫しぐれ」、弐ノ型「懊悩めぐる恋」、陸ノ型「猫足恋風」その他日輪刀での攻撃&痣発現
石竜子→「狂鳴雷殺」「狂圧鳴波(きょうあつめいは)」
炭治郎→ヒノカミ神楽・炎舞
玄弥→鬼喰いによる鬼化中
禰豆子→爆血
TVアニメ「鬼滅の刃 刀鍛冶の里編」第9話『霞柱・時透無一郎』
こちらでは原作のネタばれありとなっております。
本日の善逸の「今日の一振り」は…8コマ進む→【全力で走る】ひたすら走る善逸(笑)
【現時点の状況】
むい君→玉壺と対峙中
炭治郎→憎珀天と対峙中
禰豆子→憎珀天と対峙中
玄弥→憎珀天と対峙中
蜜璃ちゃん→移動中(どちらに向かっているのかは不明)
鋼鐵塚さんはひたすら刀を研いでいます。鉄穴森さんはむい君と玉壺の様子を見守っています。「舐めるなよ、小僧」と玉壺からのOP。
いよいよ悪口合戦開始!
別に舐めてるわけじゃない、事実を言ってるだけ。
「どうせ君は、僕に頸を斬られて死ぬんだし。だって何だか凄く俺は、調子がいいんだ今、どうしてだろう」
まずここでむい君は自分の事を「僕」と「俺」という言葉を言っています。これは「僕=むい君」「俺=有一郎」の言葉遣いを使っています。本人は無意識だと思いますが、記憶は戻ったけれど、有一郎に対する思いや今度はふたりで戦いに挑んでいるという感じなのでしょう。
当然、玉壺も反応します。
口の利き方が人を舐めてるんだ糞餓鬼め、たかが10年やそこらしか生きてない分際でといいながら木の上から地面の下から壺が出て来るんだけどこの土の中から壺が出て来るシーンの描写が凄い。
玉壺の言い分に対して、むい君は全くノーダメージで平然と「君には尊敬できる所が一つもないから。見た目も喋り方もとにかく気色悪い」って…(笑)
自分の美しさや気品、優雅さを理解できないのはお前が無教養の貧乏人だからで、便所虫に本を見せても読めないのと同じって…
むい君はそのまま「君の方が便所に住んでいそうだけど」って…
完全にむい君のペースにはまってしまってる感じがする。
「黙れ便所虫!」子供か!?相手は14歳だぞ?(笑)
「お前のような手足の短いちんちくりんの刃、私の頸には届かない」
って、いや斬られてたよね?どう見ても玉壺の方がちんちくりんだと思うんですけどねぇ~。
「もしかして、自分に対して言ってる独り言だった?邪魔してごめんね」
安い挑発、この程度で取り乱すと思ってるのか、勝ちたくて必死、見苦しいと言ってる玉壺だけど、どう見てもそれは玉壺自身じゃね?
「う~ん、う~ん?(なんだ?)気になっちゃって。なんかその壺、形ゆがんでない?左右対称に見えないよ。ヘッタクソだなぁ」絶対言ったらアカンやつを言っちゃいましたよむい君(笑)
お前の目玉が腐っているからだろうと、ブチ切れちゃいましたよ(笑)あまりの怒りに両方の口がパクパクしちゃってるし、なんか血管も斬れちゃって流血してるし(笑)そしてあらゆる手から壺を出しちゃって攻撃し始めたよ。
血鬼術「一万滑空粘魚」
壺から鋭い牙を持つ魚の大群が吐き出され、相手に喰らいつく。魚の体液は経皮毒となっており、魚群を切り裂いても毒を浴びれば死に至る。
1万匹の魚の大群がむい君に襲い掛かろうとしていますが、対してむい君は霞の呼吸・陸ノ型「月の霞消(かしょう)」にて高速ですべての魚を捌いちゃいました。
想定外にさすがに焦る玉壺、しかし斬った粘魚の体液は毒で、それも経皮毒(皮膚からも吸収される)だからこれを浴びれば終わりだと。
霞の呼吸・参ノ型「霞散の飛沫(かさんのしぶき)」にてすべての粘魚と体液を弾き飛ばす。そして間髪入れず、玉壺の頸を狙うむい君だけど、玉壺脱皮するんか~~い💦
「あ~もう、面倒くさいな。避けて木の上に逃げるのやめてくれないかな」本当に面倒くさそうなむい君(笑)脱皮した玉壺はなんだかさらにキモさが倍増してるけど、本人はこの姿はいたくお気に入りのようですね。
自分の真の姿を見せてあげると(「はいはい」ってどうでもいい相槌)、この姿を見せるのは、むい君で3人目らしいけど「結構いるね」ってむい君(笑)この姿になって生きていられた者はいない。まぁそうだろうね。生きていられたら玉壺の存在自体無くなってるわけだし。「すごいね~」って(笑)
「口を閉じてろ、馬鹿餓鬼が!この透き通るような鱗は、金剛石よりも尚硬く強い。私が壺の中で練り上げた。この完全なる美しき姿にひれ伏すがいい!!」
…(無言)なむい君。何だこの沈黙の時間は…放送事故だぞ(笑)
「…何とか言ったらどうなんだ!この木偶の坊が!!本当に人の神経を逆なでする餓鬼だな!!」なんだか玉壺がギャグ要員みたいになっちゃっておりますが…
「いや、さっき黙ってろって言われたし…それに、そんな吃驚もしなかった…」
言い終わるか終わらないかで、玉壺がむい君に攻撃を仕掛けようとするけれど、難なくかわして木の上に上るむい君。(原作ではこの時、鉄穴森さんと鋼鐵塚さんも玉壺の攻撃を受けないように、むい君が蹴り飛ばしてるんだけど、当然、鋼鐵塚さんは倒れながら刀を研いでおります)
しかし、なんだかおかしい…隊服の色が変わって、なぜかそれらが魚になってしまった。さっき木の上に逃げるなと自分で言っておいて面倒なことだなと玉壺が言ってるけど
「いや、単純に臭かったから、鼻が曲がりそうだよ」
と言いながら、自分の周りの魚を”ペッペッ”と振り落とすけど…いやいや、そのバキバキの腹筋はどうした?(笑)原作だとチラ見なのでよくわからなかったけど…まぁ、炭治郎とかもバキバキやもんね、柱のむい君だってバキバキでもおかしくはないわな💦
でも、原作でもこの隊服が魚に変わるシーン、よく、わからなかったんだよね。隊服が破れているのもパッと見わからないし、アニメ勢も多分最初なんだと思ったでしょうね。
玉壺の「神の手」
生物・無生物の区別なく、触れたもの全てを魚に変える恐るべき拳。真の姿を見せた玉壺が使った。
もう真の姿と神の手を自画自賛が止まりません。玉壺の趣味の一つには自分の改造らしくて、真の姿なども自分であれこれいじくった作品という感じですね。「震えているな、恐ろしいか?先程の攻撃も本気ではない」しかし、ノーリアクションのむい君。玉壺の話を聞いてるのか聞いてないのか…さすがの玉壺も「あ?」
次の瞬間、顔をあげたむい君の恐ろしく怖い笑顔…
「どんな凄い攻撃も当たらなかったら意味ないでしょ」
ひょぇ~💦この笑顔に鉄穴森さんは「怖い怖い、笑顔が怖い。悪者みたい。正義の味方の笑顔じゃないですよ」って言ってるんだよね~これ最高、アニメに入れてほしかったシーンの一つ。
そんな笑顔を見せながら思い出すのは鬼がやって来た時の事。
「思い出せ。あの煮えたぎる怒りを。最愛の兄に蛆が湧き、腐ってゆくのを見た。自分の体にも蛆が湧き始め、僕は死のふちを見た。」気を失うむい君。
原作でもこのシーンはかなり衝撃的で、アニメでここをどう描くのか、蛆が湧いているものを見せるのか、それとも何となくぼやかして演出するのかと心配しましたが、やはりそこは鬼滅の刃、ちゃんと描き切ってくださいました。
あの夜からあまね様がむい君たちのところに助けに来るまで多分、数日から1週間以内という感じでしょうか。夏の暑い日、25度くらいがハエの繁殖に適しているらしく、気温が高ければ成長も早くなるということですが、それでも蛆になるまでには3~4日かかると思うので、その間むい君はずっと有一郎の手を握ったまま気絶していたのだと思います。
再び目を開けると、あまね様と、にちか様とひなき様(だと思う)が来てくれました。
あまね様の指示のもと、お二人(むい君よりも年下)は湯を沸かしたり、むい君の手当の準備などをしています。
ふたりの様子を見るあまね様「湯の準備を急いで。傷口にはきれいな布を当てなさい。」目を開けるむい君を見てホッとするあまね様「お兄さんの方は?」とひなき様に聞くけれど「すでに息を引き取ってます」「弟さんは絶対に死なせてはなりません」
鬼殺隊の母でもあるあまね様は有一郎が無一郎を守ったこともわかっているだろうし、だから余計ふたりの手を離すことは忍びなかったことでしょう。原作であまね様たちが手当てしてるシーンはワンシーンしかないんですけど、アニメで丁寧にあまね様の心情を細かく描いてくださったことにも感謝しかないです。
産屋敷家で養生している間も記憶を無くしても、ひたすら打ち込み稽古をしているむい君。
「時透様!まだ体はお治りになって…」にちか様の言葉を遮るあまね様。
「記憶を失っても、体が覚えている。」ただじっとむい君を見守っているあまね様。
「死ぬまで消えない怒りだ。だから僕は、血反吐を吐くほど、自分を鍛えて、叩き上げたんだ。鬼を滅ぼすために、奴らを根絶やしにするために!」
むい君が玉壺に向かって行きますが、玉壺も本気を見るがいい!!ということで
血鬼術「陣殺魚鱗」
全身を覆う鱗を使い、高速で縦横無尽に飛び跳ねる。触れるだけで、相手を絶命させる「神の手」と併用されるため、極めて危険な術となる。
かなりのスピードで工芸を仕掛ける玉壺なんだけど、むい君は表情一つ変えずにかわしていく。玉壺はそんな状況でも、自分の攻撃は予測できず凄いだろうと、そして「お前をどう料理してやろうか。醜い頭を捥ぎ取り、美しい魚の頭をつけてやろう。(心の声:おしまいだ)」なんて余裕ぶっこいた発言をしております。
むい君は霞の呼吸・漆ノ型「朧」でとどめを刺しに行きます。
むい君の姿が見えたと思い、攻撃をしようとする玉壺だけど、いずれも空振り。姿を捕らえても次の瞬間、もう姿がそこにない、完全に翻弄されてしまっています。さすがに焦る玉壺、まるで霞にまかれているように感じる。
「ねえ、君は…君はさ…何で、自分だけが本気じゃないと思ったの?」
と言って姿が見えた瞬間、もうスパッと玉壺の首が斬られた。
頸が落ちていくけれど、本人はそれをまだ理解できていない様子
「なんだ?なんだ?天地が逆だ。何が起きて!?感覚が消えた!あの餓鬼、やっと姿を見せた。早く片付けて、無惨様に報告せねば!…あ?」
そう、すでに、お前はもう死んでいる…ですよ(笑)
焦る玉壺、この期に及んでまだ、しゃべり続けております、子供に頸を斬られたことも彼にとっては屈辱なんだろうけど…
「お終いだね、さようなら。お前はもう二度と生まれてこなくていいからね。」
しかし、ここで玉壺も死ぬことを諦めてない!再生しかかってる、やはり上弦、一筋縄では死なないね、生に対しての執着が凄い。(原作も再生しかかってるみたいだけど改めてじっくり見ないとわからない、やはりアニメだと色々細かい部分もちゃんと描かれて分かりやすいなぁ)
もう、最期の悪あがき、「この下等な蛆虫共…」なんて言っちゃったからか、マジうるさすぎるからか、それは見事にむい君が怒りの刃と共に、これでもかというほど綺麗にみじん切りにしてくれちゃいました(笑)
「もういいからさ、速く地獄に行ってくれないかな」
むい君、単独で上弦の伍・玉壺を撃退しました。お疲れ様です。
霞の呼吸・漆ノ型「朧」
動きに大幅な緩急をつけ、敵を攪乱。姿を見せる際は、亀のように遅く、姿を消す際は瞬き一つの間。その最高速度は上弦の伍である玉壺も上回った。すでに手負いの無一郎が上弦を倒すこれはとんでもない異常事態(原作より引用)
過去回想…
銀子がお館様のところに来ています。これは過去のお話…
お館様がむい君に声を掛けています。
「杓子定規に物事を考えてはいけないよ、無一郎。確固たる自分を取り戻した時、君はもっと強くなれる」お館様の言葉を思い出す。(お館様のこのシーンは原作では118話「無一郎の無」で登場しますが、むい君のセリフも追加され、記憶喪失時代の記憶もちゃんと忘れていないことを、うまく表現されています。)
「お館様のおっしゃった通りだ。確固たる自分があれば、両の足を力いっぱい踏ん張れる。自分が何者なのかわかれば、迷いも、戸惑いも、焦燥も消えうせ、振り落とされる刃から逃れられる鬼はいない。」痣も消えました。
恐る恐る鉄穴森さんがむい君に声を掛けながら近づく。
大丈夫かとたずねると笑顔で「大丈夫、大丈夫」と言ってるむい君だけど、「本当ですかぁ~💦」どう見ても大丈夫そうじゃない(笑)
「うん、すごく今、気分が良いんだ。それにすぐ、炭治郎たちの所へ行かないと(笑顔だけど全身ブルブルしてる)」
「顔色がものすごく悪いんですが…本当に大丈夫ですか?💦」
「全然大丈夫だってば。僕の話聞いてる?(と笑顔で言いながら顔色がめっちゃ悪くなってきてるし、鼻息も荒く、呼吸も浅くなってる)」
「ん?何かハアハアして…体も震えていませんか?(いいからさ)ちょっと、あなた!」
「きみは、こてつくんのところへ、いってくれないか」
むい君、とうとう、泡吹いて倒れてしまいました。そしてパニックになってしまってる鉄穴森さん。ひとりでワタワタしております。まぁ、元々毒に侵されちゃったりもしてるからね。そもそも、痣が発現してなければもしかしたら玉壺との戦闘も厳しかったかもしれません。(玉壺、雑魚鬼みたいに思ってる人いるかもしれないけれど、やはり上弦だからそれなりに強かったと思うけど、相手がむい君だったのと、痣が発現したことでなんとかむい君の方に軍配が上がったと思います)
何とかしようと鋼鐵塚さんに声を掛けるんだけど、当然、反応しません。
いつも温厚な鉄穴森さん、伊之助の時以降の怒りが爆発しています。
「くっそ、アイツ来ねえな!!私が殺されかけていた時もガン無視でしたからね(むい君泡が喉に詰まっちゃう)」焦っていると、誰かが隣にやってきて「横向きにした方が良いですよ」と言ってくれたのでむい君を横向けにして振り向くと、小鉄少年だったので、またも驚く鉄穴森さん。
小鉄くんの亡霊とかいってるけれど、普通に生きている小鉄くん。
「これ、斬られた腕の方の血なんですよ。押さえたからついちゃって。腕の傷はわりと深いんで、血が止まんないと、これから死ぬかもしれないですけど。あと、腹の方には…炭治郎さんから預かっていた鍔を入れていたので助かりました。新しい刀につけてほしいって言われていたんですよ」
ふたりの会話を聞いているむい君。小鉄くんが自分を守ってくれたという鍔を見て、記憶のなかった時、多分、自分が柱になった時に煉獄さんが声を掛けてくれた時の事を思い出す。
「柱として頑張ろう」
でました。ぽむちのシーン。それより少し前にまずアニオリで煉獄さんの後姿と振り返りシーンからの、ぽむちのシーン。このシーンを何故「ぽむち」というのかというと、原作でこのシーンには効果音が書かれていてそれが「ぽむち」煉獄さんがむい君の肩を叩く音なんですけど、ワニ先生は面白い効果音を沢山使ってくれていてその一つ。原作勢はこのシーンを見たら脳内で「ぽむち」という効果音が流れていたと思います(笑)
煉獄さんが亡くなった時も、無表情だったむい君。特に煉獄さんの死に対してもその時は感傷的だったりという気持ちなどはなかった、たぶん死んだという事実だけを受け止めていたんだろうけど、記憶を取り戻した今、改めて小鉄くんを助けてくれた煉獄さんの鍔を見て、煉獄さんも鉄井戸さんや炭治郎みたいに自分の事を大切に気にかけてくれていた人だった、それなのに自分は煉獄さんに言葉も何も返すことが出来なかったなぁと改めて感謝の気持ちや後悔の念を感じての涙だったんだと思います。
そして、そのまま気が付けばたくさんのイチョウが降る中、お父さん、お母さん、そして有一郎がむい君の周りにいます。みんな笑顔で、「ほら、全部上手くいった」とお父さんの言葉。
そして「無一郎…頑張ったな」と亡くなった左手を添えてその上にはイチョウの葉が落ちて、笑顔で言ってくれたこと本当にむい君は嬉しかっただろうね。この時のむい君は霞柱ではなく、杣人時代の無垢な少年だった無一郎でしたね。
「兄さん…ありがとう」
このシーンの最後むい君の「ありがとう」はアニオリ、すごくいいシーンになりました。
玉壺との戦闘も終わって、いよいよ残すは炭治郎・禰豆子・玄弥VS半天狗・憎珀天。
憎珀天が木の竜(以下:石竜子(とかげ))を操って3人ともそれぞれ頑張ってるんだけどなかなか状況は厳しいです。
戦いながらもやはり炭治郎、石竜子の分析をしております。
頭の数や全長が66尺(約20m)など。そしてヒノカミ神楽・碧羅の天をくりだそうとするけれど、それよりも早く、石竜子から狂鳴雷殺を直撃され、吹き飛ばされ木に強打しながら落下してしまう。
炭治郎を助けようとする禰豆子だけど、石竜子が邪魔をする、玄弥も銃や怪力で応戦しておりますがかなり苦戦しております。
強打の為に吐いてしまう、そして鼓膜まで破れてしまう炭治郎。耳が聞こえないと三半規管も悪くなるから炭治郎も目が回って立ちたくても上手く立ち上がれない状態からの石竜子からの更なる攻撃、こんどは可楽の扇攻撃のような強烈な風圧攻撃で左足の足の指が折れた。
様々な攻撃を受けながら少しでも石竜子から距離を取ろうとする炭治郎。禰豆子も玄弥も石竜子に捕まり身動きが取れない状態に。何とか呼吸を使いたい、回復したいと思いながらも息つく暇もないほどの攻撃にそれもままならない。疲れもピークに近づいてきている。とりあえず石竜子の行動範囲の距離が66尺なのでそこまで行こうとする炭治郎だけど、なんと!石竜子の口からまるでマトリョーシカ状態に次々に出て来る石竜子。そして炭治郎も捕まってしまいそのまま石竜子に飲み込まれてしまった。
禰豆子も玄弥も何とか炭治郎を助けようと奮闘するけれど、身動きが取れない状態。石竜子の中では炭治郎はまさに圧し潰されそうになって、いよいよダメかと思われた瞬間、外で何か音が…
憎珀天が「終わりだ」と言い太鼓を叩こうとしたその瞬間、救世主が到着!
甘露寺蜜璃ちゃんがやっと来てくれました\(^o^)/兎に角かっこいい登場シーンですよね~💕憎珀天も突然やって来た鬼殺隊員に怪訝な表情。蜜璃ちゃんは鞭のような日輪刀でどんどんと石竜子を斬っていきます。禰豆子も蜜璃ちゃんが助けに来てくれたって表情。
そして無事炭治郎を救出。おんぶして少し離れた場所に移動。
「柱か…」
きゃぁ~すごいお化けなあにアレ!!」って炭治郎、助けられたこともわからなかったのか…改めて蜜璃ちゃんから「大丈夫?ごめんね、遅れちゃって!!ギリギリだったね」
地上に下した炭治郎に「炭治郎君、休んでていいよ~頑張ったねえ~えらいぞ!」
でも今の炭治郎は鼓膜が破れて蜜璃ちゃんの言ってる言葉がわからないんですよね~戸惑う炭治郎。
「炭治郎君。禰豆子ちゃんと玄弥君は私が助けるから」なんと逞しいお言葉。
対峙する憎珀天と甘露寺蜜璃。蜜璃ちゃんに対して「小娘が」という憎珀天。
「あとは任せて頂戴!」やる気元気蜜璃ちゃん。
まずは、1頭の石竜子の口を日輪刀でぐるぐる巻きにしてその遠心力で他の2頭を倒しました。
ということで、石竜子と蜜璃ちゃんが相対します。飛び出す蜜璃ちゃんに、今更ながら「上弦の肆です!」という炭治郎だけどもうそんなこと関係ないって感じでズンズン石竜子に向かって一直線な蜜璃ちゃん。
この時のBGMめっちゃいいですね。「コイコガレ」のアレンジバージョン、これは蜜璃ちゃんの戦闘用の曲なのかな?
玉壺もむい君が1人で討伐してくれたので、体調は気になるけれども、記憶も戻りひと段落。そして苦戦中の炭治郎・禰豆子・玄弥の所へ蜜璃ちゃんが来てくれたので次回からどんな戦いが見れるのか楽しみ。
次回「あばずれ」発言があるのかないのか気になりますし、蜜璃ちゃんのターンということで、ニーハイソックスのシーンは登場するのだろうか?お奉行様は登場するのか?色々気になる見所満載です。
本日は原作14巻の第120話「悪口合戦」~14巻の第122話「それは一時的な興奮状態」の最後の手前まででした。
8話の戦闘報告
【対玉壺戦】
玉壺VSむい君
むい君VS玉壺 悪口合戦
玉壺→血鬼術「一万滑空粘魚」
むい君→霞の呼吸・陸ノ型「月の霞消」で粘魚を切り刻む
むい君→霞の呼吸・参ノ型「霞散の飛沫」粘魚と体液を吹き飛ばす
玉壺→完全体「神の手」
玉壺→血鬼術「陣殺魚鱗」
むい君→霞の呼吸・漆ノ型「朧」にて玉壺の頸を斬る
【対半天狗戦】
憎珀天VS蜜璃ちゃん・炭治郎・玄弥・禰豆子
憎珀天→石竜子での攻撃
石竜子→「狂鳴雷殺」「狂圧鳴波(きょうあつめいは)」
蜜璃ちゃん→日輪刀と怪力で炭治郎救出&石竜子への攻撃
TVアニメ「鬼滅の刃 刀鍛冶の里編」第8話『無一郎の無』
こちらでは原作のネタばれありとなっております。
本日の善逸の「今日の一振り」は…何!?ないんかい!
炭治郎・禰豆子・玄弥は積怒を体吸収して合体した憎珀天と対峙中、そして無一郎は危機一髪のところ、小鉄くんのお陰で霞の呼吸弐ノ型・八重霞で水獄鉢から出ることが出来、同時に失った記憶が少しずつ戻ってきて覚醒まであと少し、しかしのんびりもしていられない。あばら屋にいる鋼鐵塚さんと鉄穴森さんが玉壺からの攻撃を受けて危険な状況。蜜璃ちゃんは、まだ移動中、どちらに向かっているのか…
【現時点の状況】
むい君→玉壺の血鬼術「水獄鉢」から無事出ることができた
炭治郎→憎珀天と対峙中
禰豆子→憎珀天と対峙中
玄弥→憎珀天と対峙中
蜜璃ちゃん→移動中(どちらに向かっているのかは不明)
無事、水獄バチから出ることに成功したのはいいけれど、その前に刺された毒針を自分で抜いているむい君だけど痛そう…針を抜くのにくじけそうなむい君。何とか体についている針を抜いたのはいいれけど、意識朦朧。しかし倒れている小鉄くんのことも心配。
小鉄くんの背後から先ほどのメタル金魚が続々登場ってどないやねん💦(原作では1匹だったと思います)力が入らずもう駄目だとくじけかけた時「無一郎なら大丈夫、さあ、立って」とお父さんの声と姿を感じるむい君。いい感じでアニオリシーンを入れてくれて原作勢も補完できるのは本当に毎回有り難いです。
むい君のお父さんは杣人(木こり)だった。そんな父のことが好きで、仕事の手伝いも一緒にしていたむい君。
そんなある日、雨風の強い夜、お母さんが病気で寝込んでしまっている。お父さんはお母さんの為に悪天候にもかかわらず、薬草を取りに出かけてしまった。心細くも必死でお母さんの看病をするむい君。「さむい…」と高熱にうなされるお母さんに布団をかけてあげたり、体をくっつけたり、「お父さん、もうすぐ帰って来るから」と励ましたり…
嵐の夜、お父さんはお母さんの為に薬草を探して危険な場所を歩いてる。お目当ての薬草が見つかったけれど、なかなか手の届かない場所にあって必死に手を伸ばすけれど、あと一歩というところ…手が届きそうになったその時、雨風と足場が崩れて落下して亡くなってしまった。このお父さんとお母さんのシーン、原作では結構あっさり1コマずつって感じだったので今回じっくり家の状況がわかってよかった。
「その日、僕は母さんと父さん、大事な人を一度に失くした。両親が死んだのは10歳の時だ。10歳で僕はひとりになった。
「(無一郎…)いや、違う。ひとりになったのは11歳の時だ。僕は…僕は双子だった。」
ようやく、有一郎が登場です。有一郎の声も河西さんが演じてくださっていますね。
兄弟ふたりきりの生活が始まりました。ふたりで杣人の仕事をしていますが、有一郎は何事に関しても無一郎に厳しく接しています。双子だけど、担いでいる木の量も有一郎の方がはるかに多いですね。
「情けは人の為ならず。誰かのために何かしても、ロクなことにならない。」
「違うよ。人の為にすることは、巡り巡って自分の為になるって意味だよ。父さんが言ってた。」
このふたりの言っている言葉の意味は同じ意味なのです。(有一郎が言葉の正しい意味を勘違いしていて、本来は無一郎と同じ意味になります)
「人の為に何かしようとして死んだ人間の言うことなんて、当てにならない。」
「なんでそんなこと言うの?父さんは母さんの為に…」
「あんな状態になってて薬草なんかで治るはずがないだろう。馬鹿の極みだね。」
「兄さんひどいよ」
「嵐の中を外に出なけりゃ、死んだのは母さんひとりだけで済んだのに…」
「そんな、言い方するなよ。あんまりだよ!」
「俺は事実しか言ってない。うるさいから大声出すな。猪が来るぞ。無一郎の無は「無能の無」こんな会話意味がない。結局過去は変わらない。無一郎の無は「無意味の無」
「兄は言葉のきつい人だった。記憶のない時の僕は、なんだか兄に似ていた気がする。兄とふたりの生活は、息が詰まるようだった。僕は兄に嫌われていると思っていたし、兄を冷たい人と思っていた」
この有一郎の喋り方や声の感じは、今まで私たちが観ていたむい君の喋り方や声に似ていますね。有一郎の言っていることはすごく正しいことだと思う。ひどい言い方かもしれないけれど、お父さんにとってお母さんは大切な人だったと思うけれど、もう少し状況を見た方がよかったんじゃないかって。結局それで子供たちを残して死んでしまったわけで、それがお父さんにとって良かったことなのか?まぁこの時点ではお父さんもすぐお母さんも無くなるとは思ってもみなかったんだろうけど…有一郎の憤りも痛いほどわかるし、むい君の思いもまたわかる辛い…
季節が移り変わり春が来た。
川に水を汲みに行くむい君。この川の水の透明度がヤバいですね(笑)
そこへやって来たのはお館様の御内儀のあまね様。
むい君はあまね様を見た時、思わず白樺の精かと思ったらしい。
あまね様は無一郎たちを探して家までやってきたそうで、むい君はあまね様の話をキラキラした目をしながら聞いていたけれど、有一郎は舌打ちしたりして、ある意味無礼なふるまいと暴言、挙句にはさっさと追い出してしまう有様。
もう、むい君はあまね様の話を聞いて珍しく大興奮
「すごいね。僕たち剣士の子孫なんだって。しかも一番最初の呼吸っていうのを使う人の子孫で…」こんな無邪気な表情のむい君を初めてみるよね。でも…
「知ったこっちゃない。さっさと米を研げよ」よとつれない態度の有一郎。
それでもなお
「ねえ、剣士になろうよ。鬼なんてものがこの世にいるなんて信じられないけど、僕たちが役に立つんだったら。ねぇ、鬼に苦しめられてる人たちを助けてあげようよ。僕たちならきっと…」
話を遮るように、包丁で大根をぶった切る有一郎。唖然とするむい君に
「お前に何ができるって言うんだよ!米も一人で炊けないような奴が剣士になる?人を助ける?馬鹿も休み休み言えよ!本当にお前は父さんと母さんそっくりだな!!楽観的すぎるんだよ、どういう頭してるんだ。具合が悪いのを言わないで働いて体を壊した母さんも、嵐の中、薬草なんか採りに行った父さんも、あんなに、あんなに止めたのに…!母さんにも休んでって何度も言ったのに!!人を助けるなんてことはな、選ばれた人間にしかできないんだ。先祖が剣士だったからって、子供の俺たちに何ができる?教えてやろうか?できること。俺たちにできること。犬死にと無駄死にだよ。父さんと母さんの子供だからな。結局はあの女に利用されるだけだ!!何か企んでいるに決まってる。この話はこれで終わりだ、いいな!!さっさと晩飯の仕度をしろ!!」
口や態度ではひどいこと言いながらも、むい君の好きなふろ吹き大根を作ろうとしている有一郎は本当はこんなこと言いたくない。彼の願うことはただただ、無一郎と穏やかに生きていくことなんだよね、両親の分まで兄の自分がふわふわした優しい無一郎を自分が守らなければと…でも、この時むい君はまだ兄の気持ちはわからない。
それから僕たちは、口を利かなくなった。
ずっと家に来てくれるあまね様に、兄が水を浴びせかけた時だけ一度、喧嘩をしたきり…
あまね様というかお館様は有一郎がなぜそういう事をするのかもすべて理解していたことと思うし、子供二人きりの生活の事もきっと心配して定期的に鬼殺隊に勧誘(出来たらいいという程度)と言いながら様子を伺いに行っていたんだろうなと思うんです。水を掛けられたくらいでどうこう思うような方達ではないですもんね。
でも、無言の日々って辛いよね。有一郎も辛かったと思う。
仕事を見ていても、剣士になって人を助けたいと言ってても自分が担げる丸太1本すら運べないむい君の姿を見れば心配の方が大きいよね。
夏になった。その年の夏は暑くて、僕たちはずっと苛々してた。夜も暑くて、蝉も鳴いてて…
暑くて喉が河合で目が覚めるむい君。水を飲んでふと有一郎の方を見ると、有一郎は何か気配を感じたのか目が覚めた…そして玄関から鬼が入ってきてた😲メッチャびっくりしたよぉ~💦
「なんだ、ガキ2匹だけか…まあいい」
とむい君に襲い掛かろうとする鬼に、有一郎がむい君を庇い、左腕を吹き飛ばされた。
むい君は茫然としているけれど、有一郎が痛さで叫んでいる声で我に返った感じで、有一郎を支えながら部屋の隅に逃げる。この時の鬼から逃げようとて慌てふためいている様子が凄くリアルな感じですよね。この一連はアニオリで、原作では有一郎がむい君を庇って腕を切断することになることや状況などもあまりわからなかったのでアニメで表現してもらえて辛くて苦しいけれどより有一郎のことがわかって良かった。
へらへらしながら鬼がふたりのそばに近づいていく。
そして以前、思い出したのはこの時鬼に言われたことだったとわかる。
お前たちみたいな貧乏な木こりは役に立たないし、いてもいなくても変わらないようなつまらない命だと言われる。
酷いことを言う鬼。むい君、目の前が真っ赤になった。激しい怒りにその先のことは覚えていない。鬼滅の中で、この一連のシーンは斬新であり、一体どういう事が起きたのか、むい君の今に繋がる怒りの感情が爆発した瞬間でした。
この瞬間から、むい君の瞳の光も失ってしまってます。
気が付くと家から少し離れた場所に、鬼がどえらいことになっています。
「気が付くと、鬼は死にかけていた。だけど頭が潰れても、死ねないらしく、苦しんでいた。間もなく、朝日が昇り鬼は塵になって消えた。」
家にあるあらゆるものを使って鬼を殺そうとしたということがわかりますね。
手足もバラバラにして、特に腕は念入りに?斬って杭を打ち受けているし、肩なども動かないように鋤や杭を打ち、とどめは大きな岩で頭を潰しているなんて、どんな力が沸き上がったんだろうと思うほど。
「心底どうでもよかった。はやく有一郎のところへ行きたかったのに、突然体が鉛みたいに重くなって、目の前にある家まで、随分時間がかかってしまった。」
どれだけの力を出したんだろう、どれだけの時間鬼と戦ったんだろう、本当に精魂尽き果てるほどだったんだろうね。少なからず鬼の攻撃も受けただろうし、さぞもどかしかったことだろう。河西さんの「あぁ…」と道で倒れ込む演技が最高です。
満身創痍になりながら、何とかはいずりながら家に着くむい君。何とかまだ有一郎は生きている。
「…い…しす…お願い…しま…」
「兄さん…生きてる…兄さん…ぐあっ(崩れ落ちるむい君)」
「神様…仏様…どうか…どうか…弟だけは助けてください…」
初めて有一郎の本当の気持ちを知るむい君。大粒の涙があふれ出る。
「弟は…俺と…違う心の優しい…子です。人の役に…立ちたいと言うのを、俺が…邪魔した。悪いのは…俺だけ…です。バチを当てるなら、俺だけに…してください。分かって…いたんだ…本当は…無一郎の無は…(うぅ…というむい君の言葉と同時に両頬に痣が発現する)無限の…無なんだ」
走馬灯とともに完全に記憶が戻り覚醒したむい君。
小鉄くんを守りながら、霞の呼吸・肆ノ型「移流斬り」でメタル金魚を一撃。(このシーンもアニオリ)むい君の言葉も今までと確実に変化していますね。
「時透さん、俺のことはいいから…鋼鐵塚さんを…助けて…刀を…守って…」
「うん」
取り合えず、小鉄くんは死んでない、けがの状態はわからないけれど、むい君は鋼鐵塚さんと鉄穴森さんのいるあばら屋へ。
その玉壺ですが…鋼鐵塚さんがとんでもないことになっています。
いくら玉壺が攻撃して片目を潰してもなお、鋼鐵塚さんは刀を研ぐことをやめません。悔しさいっぱいですが、なんとか鋼鐵塚さんが刀を研ぐことをやめさせたいと思う玉壺は、傍にいる鉄穴森さんを殺したらさすがに自分に振り向いてくれるんじゃないかと思った矢先、自分に攻撃してくる奴が。何とか攻撃を避け移動する玉壺。
水獄鉢を抜けているむい君に驚く玉壺。死ぬと思っていたので意識を向けていなかったと言いながらも
「いや待て。逆に言えばそれだけわたくしが集中していたということだ。よし!!(むい君を見て)ん?待て待て待て、何だあの痣は。無惨様からいただいた情報では、あの耳飾りの子供も似たような痣が。いやいやいや、それよりも何を涼しい顔をして出て来てるんだ。私の攻撃でお前は体が麻痺してるはずだろうが。何故、さっきよりも尚、速い動きで私に傷をつけた。」
無惨様の炭治郎のイメージ、鬼みたいやん(笑)そして毒に侵されているにもかかわらず、玉壺の肩を斬ってるむい君すごい。そして次の一撃を与えようと動くむい君に対して玉壺は血鬼術「蛸壺地獄」を繰り出す。足を斬ろうとするがやはり刃毀れしている刀、折れてしまいました。しかし、鉄穴森さん、判断が早い!刀が折れた瞬間に、新しい刀を掴んでいるんですよね。そして、むい君に刀を渡そうとするんだけど、タコの足に弾き飛ばされてしまいました。
蛸壺地獄によって、あばら屋はこっぱ微塵になり、鋼鐵塚さんも飛ばされちゃいましたが、砥石を拾いそこで再び刀を研ぎ始める様子を見て、さすがの玉壺も「馬鹿か?真面ではない、それもまた良し」と言われる始末。
むい君と鉄穴森さんは凧に捕まって身動きがとれなさそう。
「あの刀鍛冶より先に柱だ。先程は少々手を抜きすぎた。今度は確実に潰して吸収するとしよう。」と思った瞬間、むい君の周囲に霞の斬撃が…よく見ると鉄穴森さんはかなたの鞘だけを持っていて、改めて見てみると、むい君の捕まっている形って刀を握った感じに見えるよね。一瞬にして鉄穴森さんと自分の周囲を切り刻んで無事地上へ着地で来たね。このシーンでむい君はスンとした感じできれいに着地してるけど、普通人の鉄穴森さんはドテっと落ちちゃってるのがなんだか可愛い(笑)
そしてむい君の名言
「俺の為に、刀を作ってくれてありがとう、鉄穴森さん」
初対面の時名前も顔も覚えてくれなかったむい君が、名前を言って感謝の言葉を述べてくれるなんて鉄穴森さんも本当に嬉しかったことでしょうね。
「私は…あなたの最初の刀鍛冶の書きつけ通りに作っただけで…」
「そうだったね。鉄井戸さんが最初に俺の刀を作ってくれた。心臓の病気で死んでしまった。」
そんなやり取りを聞いてる玉壺は何本刀を替えようが変わらないと若干物調面(笑)
「あぁ…しっくりくる」やはり自分のために作られた日輪刀が一番使いやすいですよね。そして、その時にむい君は鉄井戸さんの事を思い出す。
いつも自分の事を心配して気にかけてくれていた。記憶を無くしているむい君の事を誰がわかってくれようか、いろんなことで自分自身がいつも手一杯か、余裕がないか、物を覚えていられないことへの不安、そして血反吐を履くような努力をしていること。だからいつもむい君の刀を見ると涙が出て来ると。自分の命が短くてむい君のこれからを見守ってあげられないこと、どうなるのか気がかりでならない。
そんな思いをしてくれていた鉄井戸さんに対して「鉄井戸さん、ごめん。心配かけたなぁ…だけど俺は、もう大丈夫だよ」
再び、血鬼術「蛸壺地獄」の攻撃を霞の呼吸・伍ノ型「霞雲の海(かうんのうみ)」で微塵切りに、そして玉壺の頸のそばまで切っ先が伸びるが、玉壺も高速移動で木の上に。一応むい君の攻撃をたたえながらも、それでも自分の高速移動にはついてこれないだろうと言っちゃっているけれど
「そうかな?」
「ん?」
「随分感覚が鈍いみたいだね。何百年も生きているからだよ。」
まさかまさかの頸をかすかに斬られてて慌てる玉壺。
「次は斬るから、お前のくだらない壺遊びにいつまでも付き合ってられないし」
ぼちぼちむい君の毒舌が始まるね~。
そんな挑発的なことを言われたら、玉壺も本気モードになるのか?
「舐めるなよ、小僧」再び高速でむい君の背後に移動、そして壺から水の攻撃を浴びせるけれど、むい君もそれを同じく高速でかわす。
玉壺との激闘の中、有一郎の言葉が…
「無一郎…優しくしてやれなくてごめんな。いつも、俺には余裕がなかった。人に優しくできるのも、やっぱり、選ばれた人だけなんだよな。(ギャアと玉壺の奇声)だけどな、無一郎…どれだけ善良に生きていたって、神様も仏様も結局、守ってはくださらないから、俺がお前を守らなければと思ったんだ。無一郎、お前は俺とは違う。自分ではない誰かのために、無限の力を出せる…選ばれた人間なんだ。」
有一郎のこの言葉を最後の戦闘描写に持ってくるというのは素晴らしい脚本です。
有一郎のモノローグの間に時々の有一郎がどんな思いだったのかという回想シーンと、玉壺とのアニオリの戦闘シーンが本当に綺麗で格好いい。
厳しい言葉をかけて冷たくふるまう有一郎だけど、仕事の時も、日々の生活の中でも本当は手を差し伸べ、優しい言葉をかけ笑いあいたかったはず。一見弱く見える無一郎だけど、有一郎はきっとむい君は自分よりも本当は強い心を持っていることを誰よりも理解していたからこそ、命を大切にしてほしかったんだろうね。弟を守る、妹を守る、そして兄を守りたいと思う気持ちは竈門兄妹、不死川兄弟と同じなんですよね。
有一郎の肉体は亡くなってしまったけれど、今、記憶を取り戻したむい君は今まで以上に強くなったと思います。だって有一郎の思い、そして自分を信じてくれている人たちの思いを背負って戦うことが出来るから。
次回は、いよいよ玉壺との悪口合戦ですかねぇ~これは楽しみ♪
そして、憎珀天と対峙中の炭治郎・禰豆子・玄弥も気になります。
本日は原作14巻の第118話「無一郎の無」~14巻の第119話「よみがえる」まででした。
8話の戦闘報告
【対玉壺戦】
玉壺VSむい君
むい君→霞の呼吸肆ノ型でメカ金魚を斬る
玉壺→血鬼術「蛸壺地獄」でむい君と鉄穴森さんを巻き付ける
鉄穴森さん→むい君に日輪刀を渡し、それで蛸壺地獄から出る
むい君→霞の呼吸伍ノ型「霞雲の海」で血鬼術「蛸壺地獄」を細切れにする
玉壺→壺から水を出して攻撃、むい君すべて斬る
玉壺→「千本針魚殺」むい君かわす
TVアニメ「鬼滅の刃 刀鍛冶の里編」第7話『極悪人』
こちらでは原作のネタばれありとなっております。
本日の善逸の「今日の一振り」は…12コマ進む→【休みの日海に行く】ひゃっほーな善逸(笑)
哀絶の血鬼術「激涙刺突」で炭治郎を庇った玄弥は体中、穴だらけになりながら「今回はおまえに譲る」その言葉を受け炭治郎が怯の鬼(半天狗)を追い詰めましたが一撃は決まったのだろうか…
【現時点の状況】
むい君→玉壺の血鬼術「水獄鉢」に閉じ込められた状態
炭治郎→怯の鬼を追い詰めている
禰豆子→玄弥と炭治郎の援護で喜怒哀楽を引き留めている
玄弥→哀絶と対峙中
蜜璃ちゃん→移動中(どちらに向かっているのかは不明)
逃げるミニ半天狗を追い詰める炭治郎。頸を狙って一撃、恐ろしいほどの叫び声をあげる怯の鬼。あと少しで首が斬れると思った瞬間、背後に異様な気配を感じる炭治郎。
喜怒哀楽とも違う匂いがする。どうしたらいいか、振り向いて匂いの本性を確認するのか、このまま頸を斬り続けるのか。今はまずは何があろうともまず頸を斬ること。頸を斬ることで後ろも消えるんじゃないかと。
しかし、禰豆子の爆血の効果も無くなってしまうし、兎に角頸が硬すぎて斬れない。玄弥も背後で援護したいんだけど、下手すると自分に当たる可能性があるため打つことができない、判断を間違えたと炭治郎。
そんなことを考えていると6体目の鬼の掌から金剛杵(多分、独鈷杵(どっこしょ)?)みたいな物が出てきた。そして太鼓の音と同時に攻撃で爆風を受ける炭治郎。
そこから巨大な木の竜(炭治郎的には「ヘビトカゲ竜みたいなの」だそうです)が5体登場でめっちゃ大変そう。このシーンのカメラワークが凄いし、無限列車の時のキモイ目のシーンを思い出しますよね。必死で木の竜と戦う炭治郎だけど、ヤバイ!!!
炭治郎の危機に禰豆子ちゃんが助けに来てくれましたが、木の竜に左腕と左足を斬られてしまうが、一瞬に再生される。本当に禰豆子ちゃんは戦うほどに進化していってる。この再生速度は上弦レベルだよね。地上に落とされた炭治郎は禰豆子を気遣うけれど、足も腕も再生されて少しホッとする。(内心は心配だよね)
振り返ると見たこともない鬼と木の竜と怯の鬼の姿
「弱きものをいたぶる鬼畜…不快、不愉快極まれり…極悪人共めが」
6体目の鬼の登場に思わず、もういい加減にしてくれと心の声が言っている炭治郎。
そんな鬼に「極悪人共めが」ってタイトル回収ですが、極悪人って鬼側ではなくて炭治郎達の事だったのです。一体どの口が言いますか?どこから見ても極悪人なのはあんたたちの方ですけど。
「いや、6体目じゃないのか?喜怒哀楽…他の鬼の気配が消えている」戸惑う炭治郎と同時に玄弥も違う意味で混乱している。
「どうなってやがんだ!?今はどういう状況だ。あいつ、さっきまで怒りの鬼だった。炭治郎の刀が恐らくあの小さな鬼の頸を斬りかけた時、怒りの鬼が両手を掲げた。瞬き1度の間に引き寄せられたのは、喜の鬼と、楽の鬼。肉が捻り潰されるようにして、2体の鬼は吸収された。もう1つ瞬きする間に、怒りの鬼は、哀絶の元へ移動。何かに抗議するように、哀絶は口を開いたが、声を発する間もなく吸収。怒りの鬼の体が変わり、あの姿へ。あれは何だ?3体の鬼を吸収?合体したのか!?(玄弥、銃に弾を充填)分裂じゃね~のにさらに若くなった。子供だ。本体だと思われる爺を抜いた状態での合体。」
玄弥が詳しく説明してくれましたが、半天狗という鬼は、これまでに何度も窮地に追い込まれた。そしてその度に、己の身を守ってくれる強い感情を血鬼術により、具現化・分裂し、勝ってきた鬼だ。追い込まれれば、追い込まれる程、強くなる鬼だ(原作ナレーション)
今回、まず積怒と可楽が出てきて(これはある意味第一段階)、それも斬られたということですごく久しぶりに空喜と哀絶が出てきたけど(第二、第三段階)、戦闘次第では空喜と哀絶のどちらかは出てこない場合もあるということで、今回は本当に久しぶりに外に出て戦うことができて喜んでいましたよね。
でもその4体でも勝ち目がなくて、怯の鬼の頸が斬られそうになったということで、積怒としては「こりゃいかん」ということで、3体の意思は無視して吸収し、焦った積怒自身も変化して新しく憎の鬼「憎珀天」を生み出したということです。
太鼓を一つ叩くと怯の鬼を木の竜が守るように囲んでしまった。思わず「待て!」と言ってしまった炭治郎に対して、ものすごい威圧感を発する憎珀天。あまりの圧に炭治郎も身動きができない。圧倒的な威圧感に息が詰まり、心臓も痛く感じる炭治郎。玄弥も同じく身動きとれない。
「なんぞ?貴様、わしのすることに何か不満でもあるのか?」
炭治郎・玄弥・禰豆子鬼の一言に思わずたじろいでいる。
「のう…悪人共めら」
玄弥、冷や汗が半端ないね。威圧感に手足に力が入らなくてたっていられないって。やはりそれが上弦の力なんだろうね。
「ど…どうして、俺たちが悪人…なんだ?」
「弱き者をいたぶるからよ。のう、先ほど貴様らは、手のひらに乗るような小さく弱き者を斬ろうとした。(木の竜の中で守られている怯の鬼は相変わらずめそめそ泣いている)なんという極悪非道。これはもう鬼畜の所業だ。」
はぁ?さすがに炭治郎も反論します。
「小さく弱き者?誰が…誰がだ。ふざけるな!お前たちのこの匂い…血の匂い!食った人間の数は100や200じゃないだろう。その人たちがお前に何をした?その全員が命を持って償わなければならないことをしたのか!大勢の人を食っておいて、被害者ぶるのはやめろ!ねじ曲がった今生だ、絶対許さない!悪鬼め…!お前の頸は俺が斬る!!」
攻撃したくてもなかなか踏み出すことができない炭治郎・禰豆子・玄弥。(以下ふたりのやり取りは完全アニオリ追加シーン)
「言うことはそれだけか?」
「お前の頸は、俺が斬る!」
「わしが食った人間どもに、貴様の身内でもいたのか?」
「…いや…」
「では、貴様に関係なかろう」
「関係あるとかないとかじゃない!そのような人を、この後同じような思いをする人を俺はこれ以上出させない。」
「そいつらとも貴様は関係なかろう」
「人が人を助けることに、何の理由がいる!そんなこともわからないお前の方こそ鬼畜だろう!!」
「はっ!」
憎珀天が太鼓を叩き、木の竜が炭治郎に向かって行きますし、炭治郎も刀を振ろうとしていますが一体どうなる?久しぶりに水の呼吸のような青い刀身を見ました。
半天狗と対峙してる同時刻…むい君は玉壺によって水獄鉢に入れられていて、呼吸が使えないので状況が厳しいです。そんなむい君を見ながら、やせ我慢の表情がいいとか言ってる玉壺。
そのままむい君が死ぬまで見ていたいところだけど、あばら屋の中も気になるのでそちらに移動することにする玉壺。
残り少ない空気を使って、最後にもう1度霞ノ呼吸壱ノ型垂天遠霞を試みるけれど、やはり水獄鉢はびくともしない。刃毀れしたかなただから当然かとネガティブモードのむい君。
「だめだな。終わった。(お館様の幻想が見える)お館様、俺は死ぬからせめてふたり柱を頼みます」そんなことを思っているとなぜか炭治郎の姿が…そして自分に語り掛けてくる。
「どうしてそう思うんだ?(驚く表情のむい君)どうしてそう思うんだ?先の事なんて誰にもわからないのに。」
むい君はこの炭治郎の姿と言葉に違和感を感じているみたい。炭治郎にこんなこと言われたことないけれど、誰かに言われた記憶が何となくある感じ?
あばら屋の中には必死で玉壺を入れ内容にビビりながら頑張る鉄穴森さんの姿が。
一応、鉈で応戦しようとしているけれど、この様子でますます玉壺の好奇心をくすぐられてしまったようです。やはり呆気なくおく玉壺の壺の中から水が出る攻撃で負傷してしまいました。(このあばら屋のシーンはアニオリです。原作では鉄穴森さんが斬られたシーンにいきなります)
何故必死にここを守っているのか、ひょっとすると里長でもいるのかと玉壺。すると奥にいる鋼鐵塚さんを見つける。あまりの集中力に玉壺の存在すら気が付いていない。
「すごい鉄だ…すごい刀だ…」
鋼鐵塚さんに話しかける玉壺、鉄穴森さんも花根塚さんのことが心配なんだけど、そんな両者にお構いなく、ひたすら刀を研ぎ続ける。
「なんという技術…素晴らしい(そこの人間と声を掛ける玉壺)作者は誰なのだ?どのような方がこの刀を…なぜ自分の名を刻まず、この一文字を…いや…わかる…わかるぞ…」
完全にプッツンと来ちゃった玉壺。「なんという集中力!!この玉壺に気づかぬほどの没頭!気に食わぬ。私とてこれ程集中したことはない!芸術家として負けている気がする」いやいや、なんか違うだろう💦
そして鋼鐵塚さんに対して攻撃。ダメージを受けながらも、やはり何事もないかのようにひたすら刀を研ぎ続ける。鉄穴森さんが声を掛けても気が付かないほど。反応がないため再び攻撃をかける玉壺。さらに傷だらけになり、ほっかむりもお面も外れて顔がもろに出てしまった鋼鐵塚さん。やっとお披露目、イケメンのお顔(笑)
「これほどの刀に、自分の名を刻まなかった理由。この一文字…この一念のみを込めて打った刀なんだ。ただ一つ。これだけを目的として打った刀。」
全く自分の存在に気づきもしない鋼鐵塚さんに対して、完全に嫉妬している玉壺は殺すことはたやすいけれど、そんな事よりも自分に気を向けてほしい、刀を放棄させたい何より、この集中を切りたいと思う玉壺。
むい君の方は…相変わらず炭治郎の幻想を見ながらも徐々に視野狭窄も始まっている。もう自分は死ぬと覚悟しているんだけれど「自分の終わりを自分で決めたらだめだ。」
「君からそんなこと言われてないよ」
「絶対どうにかなる。諦めるな。必ず誰かが助けてくれる。」
「なにそれ?結局人任せなの?一番駄目だろう、そんなの。」
「一人で出来ることなんて、ほんのこれっぽっちだよ。だから人は、力を合わせて頑張るんだ。」
「誰も僕を助けられない。みんな僕より弱いから。僕がもっとちゃんとしなきゃいけなかったのに、判断を間違えた。自分の力を過大評価していたんだ無意識に。柱だからって。」
「無一郎は間違ってない、大丈夫だよ。」
「いくつも間違えたから、僕は死ぬんだよ。」
そんなことを考えている次の瞬間、外から誰かが水獄鉢に刃を刺している。
目を開けると小鉄くんが必至で包丁で穴を開けようとしてる。死なせないと必死で頑張る小鉄くん、自分が助けると。
「くそぉ!何なんだこれ。ぐにぐにして気持ち悪い。」刺したり、叩いたり、体当たり色々試みる小鉄くん。
「僕が斬れないのに、君が斬れるはずない。僕なんかより優先すべきことがあるだろう。里長を守れ(いや、これはすでに蜜璃ちゃんが救助したよ)そんなこと君には無理か…。せめて持てるだけ刀を持って逃げろ」
と思っていたら小鉄くんの背後から何か気配を感じるむい君。なんかメタル金魚みたいなのがやって来た。なんだかアニメだと、突然現れた感じになっていますが、原作では鋼鐵塚さんのいるあばら屋で登場しているんですよね。(玉壺が2回目に刃が鋼鐵塚さんに攻撃する時)
小鉄くんに危険を必死で伝えようとするむい君。小鉄くんも気が付いて振り向くんだけど、次の瞬間、腕などを斬られてしまう。必死で逃げろと思っているむい君なんだけど、こんな必死な表情のむい君初めてですね。しかし、メカ金魚は容赦なく、小鉄くんのみぞおちに刃が刺さってしまいました。刺された個所を抑えながらも、水獄鉢に近づく小鉄くん。絶望を感じるむい君。この状況なのにどうして逃げない、なぜ自分を助けようとしてるのか…「君じゃダメなんだ、どうしてわからない…傷口を押さえろ!早く逃げろ!僕のところに来るな!助けようとするな!君にできることはない!」
そんな状況の中、小鉄くんが水獄鉢に直接口を付け息を吹きいれると不思議に空気が入った。その空気をむい君は吸い込むことができた。
その時、思い出すのは炭治郎に言われた言葉
「人のためにすることは、巡り巡って自分の為になる。」
息を吸い込むむい君。炭治郎の姿から違う人の姿が浮かんでくる。
「…そして人は、自分ではない誰かの為に信じられない力を出せる生き物なんだよ。無一郎…」
忘れていた記憶の中で思い出した。
「うん。知ってる。」そして霞の呼吸弐ノ型「八重霞」で無事水獄鉢を斬って外に出ることに成功。この水から出てきて地面に突っ伏しているシーンの水しぶきのエフェクトがすごくきれいですよね~。
「思い出したよ、炭治郎。僕の父は、君と同じ赤い瞳の人だった」
むい君とお父さんと炭治郎が並んでいます。アニメ勢の方は見た目炭治郎とむい君パパが似ているので何か関係があるのかと思っていますが、関係ないのです。瞳が同じく赤いということで、記憶をなくしていたむい君は炭治郎の言葉をまだ父といたころ、同じ言葉を聞いていたということを無意識に思い出していたのでした。
EDのむい君のシーンにパパもチラチラ登場していますよね(笑)
本日は原作13巻の第115話「柱に(の最後)」~14巻の第118話「無一郎の無」の冒頭まででした。
今回登場した憎珀天のCVが山寺さんというのは驚きました。多くの人もわからなかった人が多かったみたいで、本当に声の職人芸を聞かせてもらったって感じですし、以前から山寺さんご自身も鬼滅の刃に出演したいとおっしゃっていたので本当に良かったですね。
そして、むい君がようやく水獄鉢から出ることができましたが、鋼鐵塚さんが今度はピンチです。小鉄くんも鉄穴森さんの状態も心配です。当然むい君も毒の攻撃を受けているのでかなりのダメージがあると思いますが、少しずつ記憶が戻りつつあるので、次回以降むい君ターンが始まりそうです。
7話の戦闘報告
【対半天狗戦】
炭治郎・禰豆子・玄弥VS怯の鬼(半天狗本体)・憎珀天
怯の鬼→超音波
憎珀天→積怒が3体を吸収(喜怒哀楽の攻撃を引き継ぎながら)太鼓で木竜を操る
【対玉壺戦】
玉壺VSむい君
むい君→玉壺の血鬼術「水獄鉢」に閉じ込められている
玉壺→あばら屋にて鉄穴森さん、鋼鐵塚さんを攻撃
メタル金魚→小鉄くんに攻撃。みぞおちに金魚の刃が刺さる
小鉄くん→水獄鉢に息を吹き込み、むい君を救助
むい君→霞の呼吸弐ノ型「八重霞」
甘露寺蜜璃→移動中(どちらに向かうのか現時点不明)
TVアニメ「鬼滅の刃 刀鍛冶の里編」第6話『柱になるんじゃないのか!』
こちらでは原作のネタばれありとなっております。
本日の善逸の「今日の一振り」は…4コマ進む→【今日は縁日。好きな女の子と一緒にでかける】もちろん禰豆子ちゃんと一緒の善逸です(笑)
玄弥の様子がおかしい…そして喜怒哀楽の鬼の頸を斬ったけれどどうなるのか?玉壺とむい君の方も気になるところだけど…
【現時点の状況】
むい君→玉壺の血鬼術「水獄鉢」に閉じ込められた状態
炭治郎→喜怒楽の頸をヒノカミ神楽で頸を斬る
禰豆子→可楽の扇攻撃で下半身ががれきの下敷きになっている
玄弥→哀絶の頸を斬ったが自身が鬼化してる状態
蜜璃ちゃん→里と長を助け移動中(どちらに向かっているのかは不明)
玄弥、見た目は完全に鬼って感じになっちゃってます💦
涎をたらし、息も荒い。戸惑う炭治郎に3体の鬼たちもうるさいけれど、再生は確実に遅い。ここで分かったことは、喜怒哀楽の鬼の頸を斬っても意味がない。禰豆子を瓦礫から無事救出。
その時以前から気になっていることを思い出す。あの匂いの違和感…
この4体以外にもう1体鬼がどこかにいるはずだからみつけないとと考えていると突然、頸を掴まれてしまう。
「図に乗るなよ!上弦を倒すのは…俺だ!!!上弦の陸を倒したのはお前の力じゃない、だからお前は柱になってない」
「あっ!うん、そうだよ」
玄弥はかなり興奮状態で自我が上手くコントロールできないのか?突然上弦の陸の話をしだしたりして炭治郎も戸惑うよね。でもちゃんと聞いてあげているんだよね。
「お前なんかよりも先に、俺が…」
「玄弥、涎が出てるぞ。どうしたんだ!俺の首を絞めてるし」いやいや普通にその返し、おかしいでしょう炭治郎💦
「柱になるのは俺だ!!」なんでそんなに焦ってるの?玄弥(笑)
「なるほど!!わかった!俺と禰豆子が全力で援護する!!3人で頑張ろう!!5体の鬼がいるはずなんだ。探すから時間を稼いでくれ」普通に納得する炭治郎に玄弥も戸惑いながらも
「お前の魂胆はわかってるぞ。そうやって油断させて…(くもりなきまなこの炭治郎に)はっ…」
基本的に炭治郎は、自分が出世して柱になろうなんて言う野心はないからね。戦う理由は禰豆子を人間に戻すため、鬼舞辻無惨を倒すためだから、強くなることは必須だけど、それに付随する階級が上がることか、柱になることに固執してないけど、玄弥はまだ炭治郎がどんな人間なのかは知らないし、最終戦別で自分の腕を折って、柱と仲良くて、色々手柄を立てている、いけ好かないヤツというイメージなんだろうね。
何で炭治郎が玄弥に邪見にされても平気で声を掛け続けるのか?それは炭治郎は匂いでその人がどんな人なのかがわかるから、最終戦別の時の荒々しい感じの時の玄弥からも本当はそんな人間じゃない(何か理由があるはず)、本音はすごく優しい人物だとわかっているからだと思う。だから心配なんだと思う。
あと、玄弥はきっとこれまで、自分が信じた人に、沢山裏切られたりしたのかもしれないね、だからいいこと言いう人を信じてみたら、裏切られたという経験も沢山したのかもしれないね。とにかく、炭治郎みたいな人に今まで玄弥はあったことなかったんだろうね(笑)
こういうのって、無限列車の伊之助とのやり取りを思い出すわ~(笑)
そんなやり取りしている間にも、喜怒哀楽の鬼たちが復活しました。
とりあえず、炭治郎は5体目を見つけたらすぐ教えるから、それまで玄弥には鬼の相手をしてほしいと。その時「禰豆子だけは斬らないよう気を付けてくれ。俺の妹だから」
玄弥も多分、ずっと気になっていただろうね。この鬼の女は何者だって(笑)
この戦闘で初めて禰豆子と会ったから。最終戦別は炭治郎だけだったし、刀鍛冶の里に来てからも温泉で会った時も禰豆子は箱の中だったし、玄弥の部屋で煎餅食べてる時も炭治郎ひとりで来ていたしね。玄弥も話は多分、蝶屋敷で聞いたりしていたかもしれないけれど、実際会うのはこの時初めてだったはず。
禰豆子が可楽と戦っている時、扇のおかげで硫黄の匂いが飛ばされて匂いが分かるようになる炭治郎。そしてにおいの元を見つけた。怯の鬼は相変わらず泣きながらも自己暗示中、自分は見つからない、悪いヤツらは喜怒哀楽が倒してくれるって他力本願かい!
気配を感じた炭治郎、玄弥に声を掛ける。それを知った積怒もかなり焦ってる感じです。そして今度は玄弥に位置を教えながら援護に回る炭治郎。そして禰豆子には玄弥を助けろと。鬼たちも必死で攻撃を繰り出し妨害してきます。そしてまたも可楽の扇攻撃で飛ばされそうになる炭治郎必死に日輪刀と気にしがみつく。
積怒が攻撃を仕掛けようとした時、禰豆子が阻止しようとするけれど、逆に哀絶の槍が体を貫通。
場面が変わって玉壺とむい君。むい君は水獄鉢を刀で突くけれど、やはりぐにゅっとした感覚で切れることはない。呼吸もできない、毒も回っていくということで玉壺は次の作品をどんなふうにするかと楽しそう。むい君は相変わらず表情一つ変えずって感じ。
禰豆子は木に磔にさせられ、再び積怒の雷攻撃がというところで、炭治郎の赫刀で腕を切り落とすことに成功。これには積怒も焦っています。
「あの童(わっぱ)さっきよりさらに速くなった。いや、そもそも、会った時点であの方からの情報よりも桁違いの反射、戦いへの適応。瀬戸際での爆発的な成長」
まだ本調子ではないけれど、というか、それ以上にボロボロになってると思う💦
特にこちらに来て、小鉄くんとの縁壱零式を使っての壮絶な戦闘訓練で死にかけたことも、今のこの戦いでの強さとなっていると思うし、何より痣をコントロールすることができている(完全ではないかもしれないけれど、この戦闘時点では)この情報は無惨もまだ知らないからね。痣を出しながら赫刀で戦う炭治郎。禰豆子も哀絶を捕まえ抱きながらの爆血での攻撃。これはかなりのダメージを与えてる。
可楽の攻撃も炭治郎をねじ伏せて玄弥を扇で吹き飛ばそうとしたが、炭治郎に腕を斬られていた。そんな状況の中でも、玄弥に位置を支持ずる炭治郎だけど、なかなか見つけられず焦る玄弥。炭治郎に「低い」と言われ周囲を必死で探すと…いた!
なんと小さくなっている。思わず玄弥の表情もこんな感じ(笑)
銃で撃つけれど、小さすぎてすばしっこく当たらず。
小さいけれど素早い動きで逃げ足が速い。まさかこんな小さいやつが本体とは思ってもみなかった。
「今までの鬼殺隊の人間がやられてきた構図が見えたぜ。ふざけんな小賢しい!!憤懣やる方ねぇ!!」そして何とか近づくことができ日輪刀で頸を捕らえることができた。行ける!と思ったけれど、刀が折れてしまう。ショックを隠し切れない玄弥。
「馬鹿なっ!馬鹿なっ!こんな…指1本の大きさしかねぇ頸だぞ。」銃も当たるがノーダメージのようで逃げていく。本体に集中だったため油断で背後から積怒が近づいていることに気が付かなかった玄弥。気がづいたときには積怒の錫杖が自分の頸めがけて近づいてきている。頸をやられたら回復できない。
そんな時、浮かんできたのは兄・実弥の後姿。
「俺は柱になって、兄貴に認められたかった。そして”あの時”のことを謝りたかった」
玄弥の過去回想が始まりました。
玄弥の母親の事、父親の事。
母親は小さな体で朝から晩まで働き詰め、父親は図体がでかい上にろくでもないDV野郎。お袋や子供たちをよく殴っていたが、小さな体で化け物のようなDV野郎にも怯まず子供たちを庇ってくれた本当にすごい人だったと。そんな父親は人に恨まれて刺されて死んだことは自業自得。
そんなある夜の不死川家。子供たちが寝ている…
どうやら玄弥は寝付けないみたいだけど、それは実弥も同じみたい。それは志津さんの帰りがなぜか遅いため。
実弥は志津さんを探してくると。自分も行くという玄弥だけど、実弥が玄弥は家で待っていてくれと。「はぁ=3約束したろ。」この言葉に「わかった」と嬉しそうに応える玄弥。「じゃあ、頼んだぞ」出ていく実弥を見送る玄弥。尊い…
すると、笑い声が…実はみんな母親が戻ってこないことが心配で寝られなかったのでした。みんな起きて志津さんと実弥の帰りを待つけれど、今までこんなに遅くまで帰ってこないことがなかったので本当に心配、夜明けも近い。弟妹達に少しでも寝てなという玄弥。そこに、玄関の戸を叩くような音が…一見酔っ払ったみたいな感じにふらふらした影が…弟妹達は母親が帰ってきたと嬉しそうに玄関へ向かうが、「待て、開けちゃだめだ、母ちゃんじゃないかもしれない」と玄弥だけど、そういった瞬間、ドアが蹴破られ弟妹達が一撃で血塗れに。そして玄弥と抱いていたこと共々何かに攻撃された。
そして、オオカミのようなものがまさに玄弥に襲い掛かろうとした時、間一髪、実弥が「玄弥逃げろ」それを抱えて外へ飛び出した。我に返った玄弥、抱いていたこと、そして他の弟妹達が血まみれで倒れている惨状の中、医者を連れてくると言いながら家を飛び出る。気が付けば朝になっている。とにかく今何が起きているのか走りながら必死で考える玄弥。襲ってきた正体も、実弥の行方も、弟妹達の事も玄弥の感情もいっぱいいっぱい。
登りきったところに血塗れ姿、鉈(多分包丁ではない思うけど…)を持った実弥がボーゼンと立っていた。
実弥の姿を見てホッとしたと思えたけれど、その前には志津が倒れていて、玄弥は完全にパニック状態。必死で「かあちゃん!」と叫び抱き起す玄弥だが志津はすでに死んでいる。「なんでだよ、なんでかーちゃんを殺したんだよぉ~、人殺しぃ」そんな志津の体が消滅していってる。
切なすぎる。玄弥の気持ちも実弥の気持ちも。あまりに辛いことだらけの現実。
混乱していた玄弥。あのオオカミだと思ったものは鬼になった母親だった。実弥の気持ちを思うとなんてひどいこと言ったんだとあの時からずっと後悔してる玄弥。
実弥も一体どんな気持ちで母親と対峙したんだろう…自我もなく、息子を襲ってくる母親に対して玄弥と同じように「なんでだ、なんでなんだ」と思っただろうし、傷つけられた顔の傷よりも、弟妹達を守ることだけ考えて死なない鬼を必死で傷つけただろう。
もしかしたら、玄弥のあの「人殺し」という言葉すら聞こえなかったかもしれない。
この瞬間から実弥は、自分にとって大切な弟・玄弥を鬼から守るためだけに、鬼を捕まえ殺し続け、鬼殺隊の粂野匡近と出会い、鬼殺隊士となっていく。
走馬灯を見ながらすぐ後ろには積怒の攻撃があと数センチと迫っている。
「酷いことを言ってごめん、兄ちゃん。全部、全部言い訳にしかならないけど、混乱していたんだ。就也も弘もことも貞子も寿美も冷たくなって返事をしなくて、ダメだもう死ぬというのがわかってしまって、あのオオカミはオオカミだと思っていたものは、鬼になった母ちゃんだった。俺たちを守るために戦って、夜が明け始めた外に落ち初めて家族を襲ったのが母ちゃんだと気が付いた時、兄ちゃんはどんな気持ちだったろうか。最愛の母を手にかけて、打ちのめされていた時に、必死で守った弟から罵倒されてどんな気持ちだったろうか。一緒に守ろうと約束したばっかりなのに」
それは惨劇が起きる少し前…
家族の為に荷車を引く実弥と荷物を担いでいる玄弥。
「玄弥。家族は俺たち2人で守ろう。親父は刺されて死んじまった。あんなのは別にいない方が清々するけど、父親がいねぇとなると皆、心細いだろうから、これからは俺とお前でお袋と弟たちを守るんだ。いいな?」
「これからは…じゃなくて、これからも、だよな」
たとえ家族2人になったとしても、玄弥は自分が守れられるだけじゃなくて、自分も実弥の事を守りたいと思ってるんだよね。それは竈門兄妹、禰豆子が炭治郎に言ったことと同じで、炭治郎は禰豆子に「ごめん」ばかり言って禰豆子は謝らないで、自分の気持ちもわかってほしい、それは守られるばかりじゃなくて、炭治郎とともに戦いたいんだということ。玄弥もまさに兄実弥と一緒に戦いたかったんだよね。生き残った2人きりの家族だから。
そんな頼もしい言葉を弟の口から出てきてびっくりな実弥だけど、すごく嬉しそうな笑顔を見せてくれた。この不死川家のシーン。原作もいいけれど、今回沢山アニオリシーンを入れてくれて原作では描き切れてない実弥が探しに行く描写や玄弥は家にいてくれという時に「約束したろ」という言葉を入れることによって、のちのこのシーンでのことだったのかということもわかったし、弟妹達がなぜ起きていたのかとか、本当により詳細にわかってアニメ勢の方にもより感情移入できたと思うし、子供の時の声も同じ声優さんだからその演技も凄かった。
この状況で玄弥はもう生きることを諦めた。
「兄ちゃんの笑いかけてもらった時の都合のいい走馬灯を見て…俺、才能なかったよ、兄ちゃん。呼吸も使えないし、柱にはなれない。柱にならなきゃ、柱に会えないのに、頑張ったけど、無理だったよ」
最終戦別の時、なんで玄弥があれだけ刀を欲しがったのか、「色変わりの刀」と必死で言っていたのに、いざもらった時、きっとこれから鬼殺隊として頑張れると希望を持っただろうに、刀の色が変わらないのを見た時の玄弥の絶望感を思うとどれだけ悲しかぅただろう。それでもきっと頑張っただろうに、呼吸も使えないことが分かって自暴自棄も凄かったこと思う。
「テメェみたいな愚図、俺の弟じゃねぇよ。鬼殺隊なんかやめちまえ」
一見、ひどい物言いだとおもうけれど、多分見ている人たちはみんなこれは玄弥を危ない思いをさせたくない実弥の愛ゆえの言葉なんだと思ってくれていると思います。そう、煉獄パパと同じように、愛する人を死なせたくないという思いからなんですよね。
「なんでだよ!!俺は兄ちゃんの弟なのに!!」
わかるよ、わかるよ玄弥。
でもその時「玄弥ーーーっ!!諦めるな!!」そう炭治郎が間一髪のところで積怒の腕を切り落とし、何とか玄弥も助かりました。
「もう1度狙え!!もう1度頸を斬るんだ。絶対諦めるな!!次は斬れる!!俺が守るから、頸を斬ることだけを考えろ!」
「柱になるんじゃないのか!!不死川玄弥!!」
どこまでも自分を信じて、尊重して、鼓舞してくれる炭治郎。
しかし、炭治郎の背後に哀絶の姿が。そして血鬼術「激涙刺突(げいるいしとつ)」が放たれる。さすがに炭治郎も、もろに攻撃を受けたと思ったけれど、どうもダメージがない…振り向くと…
炭治郎をかばって穴だらけの玄弥。これ、もし炭治郎に当たってたら完全に死んでいたよね。玄弥に感謝。そして、自分じゃ斬れないからお前が斬れ「今回だけはお前に譲る」玄弥もこの状況を理解して炭治郎の事を信用してくれた。
炭治郎が怯の鬼を探す。見つけてもすばしっこい。しかし何とか追い詰めて赫刀で切りつけようとして…今回は終了_| ̄|○がっくり。
本日は原作13巻の第113話「赫刀(の後半)」~13巻の第115話「柱に(途中まで)」まででした。
前回から原作とアニメのエピソードの内容が若干入れ替わっていることもあるので順番通りにという感じではなくなっていますが、このまま次回も半天狗戦のまま、ある程度進むのか…玄弥の体の秘密もまだ完全に明かされているわけではないしね。(まだもう少し先になるのかな?)
そろそろ、むい君パートもがっつり始まるとおもうし。こちらもかなりハードな感じになるだろうね。蜜璃ちゃんは…あくまでも現在、どちらかに移動中ということで、まだこの後がっつり蜜璃ちゃんパートもありますから。
実弥の玄弥に対する思いはわかる、わかるんだけど、一つだけどうしても解せないこと(謎)があるの。そんなに大切な弟なのに、どうして玄弥を1人にしちゃったの?玄弥はきっときっと実弥に捨てられたと思ったんじゃない?兄が鬼殺隊というところで鬼を殺していること、柱になっていることをどこで知ったんだろう?それまでの数年間どうやって生きてきたのか?なんで一緒にいてあげなかったのかとつくづく思うし、機会があったら是非小説にして読みたい。
実弥に関しては「風の道しるべ」である程度、玄弥と別れてからのことはわかるけど。もし実弥の事をもっと、どんな人物か知りたい場合は小説「風の道しるべ」を読んでみてほしいです。実弥以外にも伊之助とカナヲ、むい君と小鉄くん、鋼鐵塚さんのお見合いの話などいくつかの話が掲載されています。どれも原作の話とリンクしているので楽しめますので。(当然ネタバレ要素があるので…)
6話の戦闘報告
【対半天狗戦】
炭治郎・禰豆子・玄弥VS積怒・可楽・空喜・哀絶・怯の鬼(半天狗本体)
積怒の雷攻撃
可楽の扇攻撃
空喜の空中からの攻撃
哀絶の槍攻撃
炭治郎→赫刀にて応戦
禰豆子→蹴り攻撃、爆血攻撃で炭治郎や玄弥をサポート
玄弥→(鬼化中)炭治郎と禰豆子のサポートをしなが怯の鬼を探し頸を斬るが失敗
哀絶→血鬼術「激涙刺突(げきるいしとつ)」にて炭治郎を庇った玄弥の体が穴だらけになる
【対玉壺戦】
玉壺VSむい君
むい君→玉壺の血鬼術「水獄鉢」に閉じ込められている
甘露寺蜜璃→移動中(どちらに向かうのか現時点不明)
TVアニメ「鬼滅の刃 刀鍛冶の里編」第5話『赫刀』
こちらでは原作のネタばれありとなっております。
本日の善逸の「今日の一振り」は…7コマ進む→【鬼を一体倒してくる】相変わらずギャーギャー騒いでいる善逸でした(笑)
蜜璃ちゃんの活躍を期待しておりまうすが戦闘はますます激化しております。
【現時点の状況】
むい君→小鉄を連れて鉄穴森さん、鋼鐵塚さんの元へ向かっている。
炭治郎→可楽の攻撃で禰豆子と気絶中
禰豆子→可楽の攻撃で炭治郎と気絶中
玄弥→哀絶と膠着状態
蜜璃ちゃん→担当地区から里に移動中
小鉄を抱えて鉄穴森さんの元へ向かうむい君。
途中、巨大金魚に襲われそうになっている鉄穴森さんを発見し助ける。
お互い無事に再会できたことを喜ぶ鉄穴森さんと小鉄くん。
まぁ、相変わらず口の悪い小鉄くんではありましたが…(笑)
初めて会うむい君に小鉄くんが鉄穴森さんを紹介してくれてるね(アニオリ)自分の刀は用意しているのか?早く出してというむい君、刀を見て「ひどい刃こぼれだ」という鉄穴森さんに「だから里に来てるんだよ」って。まぁ、今使ってる刀は縁壱零式のやつだけどね。
鉄穴森さんに自分の刀を早く出してというむい君。すでに準備しているという鉄穴森さん、「随分話が早いね」って…そしてここでも小鉄くんったら「良かったですね。感謝したらいいですよ」って💦
鉄穴森さんは炭治郎に頼まれたとのこと。そして「あなたのことをわかってやってほしいと」炭治郎は一体どういう意図で鉄穴森さんに言ったんだろう。でも話が長くなりそうなところを小鉄くんが、「早く鋼鐵塚さんのところへ行かないと。もし、鬼に襲われていたら」と言われ、思い出し自分たちの作業小屋へ案内する鉄穴森さん。
鋼鐵塚さんのところへ早くいかないともし鬼に襲われたら…と言われ、慌てて作業小屋に向かうことに。向かいながら鉄穴森さんは「里が心配です。刀を持って柱のあなたには一刻も早く助けに行ってもらいたい。」
鋼鐵塚さんのところへというシーン、原作では鉄穴森さんが自分で「鋼鐵塚さん!」と思い出し、次のシーンでは、もう小屋の前という感じになっていますが、アニメでは小鉄くんが話を止めて急がせ、鉄穴森さん先導にみんなで向かいながら、むい君には早く里の方を助けに行ってほしいというシーンなどが追加されていました。
無事小屋が見えてきて、見た目周囲にはまだ鬼は来てないように見えてほっとする鉄穴森さん、でもむい君は駄目だと言って鉄穴森さんの羽織の裾を引っ張り、小鉄くんを腕でふさいでゆく手を止めたので思わず「痛ってえ、腹立つ!!」って…
冷静なむい君「来てる」そして登場しました、玉壺本体。
むい君は間合いを図りながら少しずつ壺に近づいていく。「よくぞ気が付いたなあ、さては貴様、柱ではないか。そんなにこのあばら屋が大切かえ?こそこそと何をしているのだろうな」ビビる鉄穴森さんと小鉄くんは思わず腰抜かしております。
一方、里の方は半鐘を流しながら敵襲を伝えますが、巨大金魚たちの数が多い。まず先決問題は各一族の党首を守ること、柱の刀を持ち出すこと、長を逃がすことだけど、これがなかなか大変な状況。実際、人的被害も出ていて、追い込まれている。
そこへ蜜璃ちゃんが到着。「遅れてごめんなさい」と言いながら、巨大金魚をスパスパ斬って行きます。「可愛いから忘れてたけど強いんだよな柱って…」そうですよ~
この時の、蜜璃ちゃんの日輪刀の斬った時の音が他の刀と少し違いますね。斬っていく蜜璃ちゃんに「長を、長を頼みま~す」と言ってるシーンもアニオリですね。颯爽と前に進む蜜璃ちゃんかっこいいよね~💕
長のいるところにもすでに超巨大金魚がいて(壺が4つも付いている)、常駐している鬼殺隊のメンバーもすでにやられちゃって、炭治郎が挨拶に来た時に長の後ろにいた人たちも長も捕まって危険な状況。鋼鐵塚さんを殴りそうだった勢いの人も薙刀で応戦するけれど歯が立つわけもなく、絶体絶命と思われたその時、蜜璃ちゃんが到着。長を守っていた人に対してもいたわりの言葉を忘れないのです。キュンキュンしちゃいますね。そして鉄珍様の作った日輪刀の形を見て驚く。
そしていよいよお披露目です、恋の呼吸。
壱ノ型・初恋のわななき
そして蜜璃ちゃんの名言「私、いたずらに人を気付つける奴にはキュンとしないの」いただきました。(蜜璃ちゃんが「奴」なんて言葉使うなんてよほどのお怒りようですよね)
鉄珍様を無事救助、蜜璃ちゃんの心配をよそに「若くて可愛い娘に抱きしめられて、なんやかんやでしあわせ~」って(笑)蜜璃ちゃんもキュンとなってる?
そうしたらもう1人同じように金魚に囚われていた人(炭治郎が挨拶に来ていた時、鉄珍様の後ろにいた2人のうちの1人)も「私も頭から落ちました。手を握ってくだされ」とどさくさに紛れて言ったら優しい蜜璃ちゃん「大丈夫ですか?」と行こうとしたら鉄珍様に「ひっこんどれ」と言われちゃいました。そんなやり取りにみんなが無事だとわかってもう1人もホッとしたようです。
そして、炭治郎のシーン、なんかもやもやした意識の中で何かの匂いを感じているようだけど…意識が戻ったらまさかの禰豆子が自分を担いで逃げている。そして積怒がちょこまかと逃げるなと言いながら、逃げる禰豆子に向かって雷攻撃を放っているがやはり逃げおおせることできず、炭治郎共々に雷を受けてしまった。
可楽の扇の攻撃で禰豆子共々下に落とされて気絶したことを思い出す炭治郎。しかしそこへ空喜が攻撃をしてくる。なんとか攻撃をかわし、今度は炭治郎が禰豆子を担いで逃げるが、今度は可楽が再び扇で攻撃してくる。
逃げながら必死で考える炭治郎。敵に大打撃を与える方法、すぐに回復させない攻撃がないか…しかし、可楽の扇で炭治郎と禰豆子そして建物時代も吹っ飛ばされてしまう。その時、なぜか禰豆子は日輪刀を握っているのを見て炭治郎の驚く表情。
周辺は遊郭の時みたいに瓦礫の山みたいな有様。可楽と積怒もこれで隠れる場所もないだろうと言いながら砂煙が収まるのを待ちながら瓦礫の中の炭治郎達と探すために歩いています。
炭治郎はがれきの下敷きになっている禰豆子を助けようとしていますが…禰豆子に見捨てたりしないと声を掛けながら、瓦礫をどかそうとしているが、禰豆子が日輪刀を握りしめているのを心配して手を離せというんだけど、禰豆子はますます力を込めて日輪刀を握っている。この瓦礫の中を積怒と可楽が歩きながら話すシーンはアニオリで、映像の色彩もセピアな感じですごくいいです。
場面は変わって…
玉壺は妙に礼儀正しく3人に自己紹介
殺す前に少々よろしいか?というけれど、この後、鉄穴森さんと小鉄くんがなぜかむい君に近寄るので思わず「なんで寄ってくるの?」とむい君に「だって俺たちだけだったら不安なんだもん」と小鉄くん(むい君のなんでから、小鉄くんのセリフまでアニオリです)
ぜひ自分の作品を観てほしいと。こちらからは出てくる様子は見えてないけれど、むい君の観たことない嫌悪の表情と刀鍛冶の人たちの影がよりこれから見る光景の残酷さを表現しています。
「鍛人(かぬち)の断末魔で御座います」それはおぞましい刀鍛冶の人たちの姿が。
嬉しそうに説明する玉壺だけど言い方が酷い。鉄穴森さんにとっては仕事仲間だったり、小鉄の叔父さんもいるみたいで本当にむごたらしいことを…
極めつけは突き刺さっている刀を捻ることで何度でも彼らの断末魔を再現することができると嬉しそうにしている玉壺。悪趣味の何物でもないし、すでに殺されている人たちを死んでいても何度も苦しめるなんて許せないよね。小鉄も思わず「やめろぉ~」と助けに行かんばかりだけど、それを鉄穴森さんが必至で止めます。
小鉄が泣き崩れ、玉壺は喜んでいるけれど、「おい、いい加減にしろよ、クソ野郎が」むい君が怒ってますしこんな言葉遣いするなんて…そして言った瞬間に攻撃を仕掛けるむい君。しかし相手もさすが上弦、すばしっこい。瞬時に小屋の屋根に移動。そして自分の作品の説明が終わってないとブチ切れて最後まで話を聞けと言っております。そういう事じゃないだろう。
でも、むい君は冷静に事を見ていています。そして再び攻撃を仕掛けるむい君だけどやはり壺を斬った感覚がない。「感触が薄い。また逃げられた。移動が速い」このセリフ、一部アニオリと言葉が前後入れ替えたりしていますね。(芸が細かい)
さすがに2度も攻撃されてご立腹な玉壺怒りながらも「それもまた良し」って何なんだあんたは💦ぎゃぎゃー玉壺が言っている最中だけどむい君は冷静そのもので、今までの巨大金魚たちとは違ってこいつは頸を斬れば死ぬと理解。
そう思っていると玉壺の手が壺に変化してそこから巨大金魚(水泡眼みたい)なのが出てきて口から無数の針が出てきました。血鬼術「千本針魚殺」。何とか避けることができました。しかし、金魚たちは次に地上にいる鉄穴森さんと小鉄くんにめがけて針を吹きつけます。鉄穴森さんは小鉄くんを守ろうとし、もう駄目だと思ったその時、針が刺さった音がしたけれど、自分にダメージがないことに気が付き振り返ると、むい君が自分たちの盾となり針が全身に刺さっていた。
「邪魔だから、隠れておいて」我に返る鉄穴森さん。謝る小鉄くん。しかしすぐ次の攻撃が…むい君がすべての針をなぎ落とします。鉄穴森さんは小鉄くんを抱えてその場から離れます。
この針やはり毒が仕込まれているのかぁ~。大丈夫かなぁむい君。
「本当に滑稽だ。つまらない命を救って、つまらない場所で命を落とす。いてもいなくても変わらないような…」この玉壺の言葉にむい君が反応しています。(この最後の言葉はアニオリです)
過去の記憶の中で誰かが「つまらねえ命なんだからよぉ」断片的な記憶だけが蘇ってくる。誰かに言われたような…過去の記憶…「夏だ…暑かった。戸を開けてた。暑すぎるせいか夜になっても蝉が鳴いていてうるさかった」まだまだむい君の記憶は断片的です。
玉壺はむい君を次の作品にしようと嬉しそうにどうしようか考えておりますが、そんな簡単なわけもなく、「うるさい。つまらないのは君のお喋りだろ」とむい君が玉壺に攻撃を仕掛けます。玉壺の頸の近く腕一本は斬り込むことができましたが玉壺からしたらかすり傷ってかんじでしょうね。
そして、もう片方の腕からも壺を出して水がむい君に向かって流れていく。
玉壺の血鬼術「水獄鉢」むい君が水の鉢に閉じ込められる。何とか日輪刀で水で出来た鉢を斬ろうとするけれど刃が刺さらない。
「鬼狩りの最大の武器である呼吸を止めた。踠き苦しんで歪む顔を想像すると堪らない。里を壊滅させれば、鬼狩り共は大打撃。鬼狩りを弱体化させれば産屋敷の頸もすぐそこだ」
呼吸(全集中の呼吸含め)が使えないこと、そして針の毒もあってむい君本当に絶体絶命状態。この状況からどうなってしまうのか…それにしても玉壺もなかなかの策略家でもありますね。柱や鬼殺隊よりもその前の刀鍛冶の里の殲滅の方がより効果あることを考えて計画してるんだから。
さて、炭治郎の方だけど、いくら炭治郎が刀から手を離せと言ってもさらに強く握り続ける禰豆子。そして禰豆子の血が燃え炭治郎の日輪刀が赤く燃え始める。でも考えるとこれって禰豆子にとってもかなり危険なこと。禰豆子は鬼だからいくら炭治郎の刀とはいえリスクは高いわけで、そんな時思い出すのは遊郭での戦いの時、守られるばかりではなくて、禰豆子は炭治郎と一緒に戦いたいんだと言っていたよね。この苦しい状況を打開するために那田蜘蛛山で爆ぜた爆血で炭治郎の日輪刀に付いてヒノカミ神楽を始めて使うことができたあの時の事を思い出したかのような…
禰豆子の血が刀を燃えさせ、黒い刀の色が変わっていく。温度が上がり黒い刀が赤くなるまさに「爆血刀」
炭治郎にも遺伝の記憶が再び…
炭吉が見ていると彼の妻のすやこが「赤くなるんですね。お侍さまの刀、戦う時だけ赤くなるのねぇ。どうしてなの?不思議ねぇ。普段は黒曜石のような漆黒なのね。とっても綺麗ですねぇ」ニコニコしながら誰かに話しかけているが、炭治郎には誰なのか、どういう意味なのか分からない。わかることは小鉄くんが言っていた記憶の遺伝だということ。
彼女の言っていたお侍さまというのは耳飾りの剣士のことなのだろうか?彼の刀も炭治郎と同じように漆黒だったのだろうか?今、炭治郎の刀は赤く色が変わった。方法は違うけれど、剣士のように今刀が赤くなっている。
「強くなったと思っても、鬼はまた更に強く、生身の体は傷を負いボロボロになり、でもその度に誰かが助けてくれる。命を繋いでくれる。」
「俺は応えなければ。俺に力を貸してくれるみんなの願いは想いは一つだけだ。鬼を倒すこと。人の命を守ること。俺はそれに答えなければ!!」
この時の炭治郎の背中を押す手、天元さんだけは左手なんですよね。遊郭での戦いで亡くなってしまった左手…グッときます。
炭治郎自ら3体の鬼の前に現れる。可楽と空喜は相変わらず嬉しそうな感じだけど、積怒は炭治郎の赫刀を見て、無惨様の記憶を思い出している。そこには耳飾りの剣士の姿が。「無惨様を追い詰め、その頸を斬りかけた剣士の刀」
そして、炭治郎の額に遊郭編の時と同じ痣が発現。積怒には炭治郎と耳飾りの剣士が重なって見えている。空喜もさすがに炭治郎の変化に怯んでいる。
そして炭治郎がヒノカミ神楽「日暈の龍頭舞い」
この時の、炭治郎のか前から攻撃に向かう姿がまるで無限列車の時の奥義・煉獄の時の煉獄さんと同じようでした。そしてすごい速度で次々と3体の鬼を斬っていく炭治郎。刀の斬撃が龍となりなんとも綺麗な映像。
そんな時、炭治郎は「ずっと考えていた、あの一撃の事を。妓夫太郎の頸を斬れた、あの一撃の威力の理由を。あの瞬間の感覚・呼吸・力の入れ方。燃えるように熱くなった体中、そして額が。わかった、もうできるぞ。」
4体同時に斬らないとあと一体を探す炭治郎。痣は元に戻っているけれど、刀は赫刀のまま(爆血刀ではなくなっているけど)。そして周囲を見渡すと玄弥が哀絶の頸を斬り落としている。
嬉しくて玄弥のところに近づこうとした瞬間、振り向いた玄弥を見て驚く炭治郎。
どうも、玄弥の様子がおかしい?髪先が黄色くなっていて、目が黒くなってて、牙と涎が出てる。「なんだあの姿は。まるで…」
なんなんだ!(笑)ということで今回はそれぞれの戦い大変でした。
積怒・可楽・空喜は炭治郎が一応頸を斬って、哀絶も玄弥が頸を斬ったけれどこれで半天狗の盗伐は終わったのか?そして蜜璃ちゃんは長を助けてどちらに向かうのか?
むい君は玉壺の血鬼術で身動き取れない状態。鋼鐵塚さんにも危険が近づいているのも気になります。
玄弥が鬼化しちゃっていますね。さて、玄弥はどの鬼を食べたのか?
髪の色は13巻の表紙と同じなのですが、表紙は目の色などは普通なんですよね。牙はありますが…普通なら目の前にいる哀絶じゃないかと思うんだろうけど、私は目の色に注目して空喜ではないかと思うんです。炭治郎が空喜の足を斬り取ったのをその後、玄弥が拾って食べたんじゃないかと考察します。
なぜか?もし、哀絶を食べたとしたら目の色が青色になっていると思うんです。毛先も多分青色になりそうな感じなんですけど…。ネタバレですけど、黒死牟との戦いの時、彼の一部を取り込んだ玄弥の目は黒死牟の目になっていたので、その辺アニオリで次回やってくれるかなぁ~。そこまで言及しないかなぁ~。
次回は玄弥の過去回想シーンがあるはずなので、きっと今までの印象悪い不死川兄弟の印象に変化があるのか楽しみです。
本日は原作13巻の第110話「あばら屋でこそこそ(の一部)」~13巻の第113話「赫刀」まででした。
5話の戦闘報告
【対半天狗戦】
炭治郎・禰豆子VS積怒・可楽・空喜
積怒の雷攻撃
可楽の扇攻撃
炭治郎・禰豆子→禰豆子の爆血により赫刀に
炭治郎→ヒノカミ神楽「日暈の龍頭舞い」にて3体の頸を斬る
哀絶・積怒VS玄弥
玄弥→哀絶の槍で気に体を突いて頸を取っている(しかし玄弥が鬼化してる)
【対玉壺戦】
巨大金魚&玉壺(本体)VSむい君
むい君→巨大金魚に襲われている鉄穴森を助ける。
玉壺→血鬼術「千本針魚殺」にて攻撃、むい君鉄穴森さん、小鉄くんを自ら盾として助ける。血鬼術「水獄鉢」にてむい君を閉じ込める。
巨大金魚&超巨大金魚VS蜜璃ちゃん
甘露寺蜜璃→里で暴れる巨大金魚を斬っていく。
超巨大金魚に捕らわれている鉄地河原鉄珍様を恋の呼吸・壱ノ型「初恋のわななき」にて助ける
TVアニメ「鬼滅の刃 刀鍛冶の里編」第4話『時透君ありがとう』
こちらでは原作のネタばれありとなっております。
本日の善逸の「今日の一振り」は…5コマ進む→【大きな亀に乗って竜宮城へ行く】亀に乗っておりますが何故カボチャ持ってる?…💦
いよいよ本格的な戦闘開始。
【現時点の状況】
むい君→可楽に飛ばされ、玉壺の血気術の巨大金魚と遭遇
炭治郎→空喜に捉まれ玄弥と禰豆子のいる建物から少し離れた場所に落下。
禰豆子→可楽と戦っている最中
玄弥→哀絶の槍に体を貫かれている状態
可楽の扇子で遠くに飛ばされたむい君、炭治郎達の元へ戻っている途中、巨大金魚と戦う小鉄の姿を発見、一旦はスルーしようと考えるが、炭治郎の言葉を思い出し、小鉄を助ける。そして「逃げろ。邪魔になるからさっさと逃げてくれない」と言いながら、襲ってくる巨大金魚に、むい君スパーーンと頭を斬るけれど、再生しちゃった💦
かなりグロい。原作だと切った断面がかなりリアルな魚の断面だけど、アニメはそこよりも再生のグロさが強烈なインパクトでした。
しかし、冷静に分析するむい君、今度は壺を斬ると体が崩壊した。やはり血気術で作られたもの。小鉄くんがむい君に抱き着きお礼を述べる。もう死ぬと思ったし、死んだと、怖かったって、だよね口悪くても普通の10歳のお子ちゃまですからね。
むい君にしがみつき、泣きながら「昆布頭とか言って悪かったよぉ~ごめんなさ~~い」「昆布頭って僕のこと?」
焦る小鉄くん「すみませ~ん。嫌いだったんですぅ」口悪いけど素直だからね。嫌いだったというのも過去形ですしね。(その後ふたりは本当の友人となります)
むい君はとにかく炭治郎達の元へ戻らないといけないとその場を離れようとするんだけど、小鉄くんが引き留めようとします。
「待って、鉄穴森さんも襲われてるんです。助けに出た俺も化け物に襲われて。鋼鐵塚さんが刀の再生で不眠不休の研磨をしてるから…少しでも手を止めてしまうともう駄目なんです。どうか…!!助けてください<(_ _)>どうか…」土下座をして頭を必死で下げてお願いする小鉄くん。
「いや。僕は…」
むい君の記憶にお館様の姿が「君は必ず自分を取り戻せる。無一郎」
頭が疼くむい君
少しずつ記憶が蘇ってきている。瀕死の状態のむい君のそばにあまね様とお館様がいて、お館様がむい君に励ましの言葉をかけています。生きてさえいればどうにかなるし失った記憶は必ず戻るから心配いらないって。
「きっかけを見落とさないことだ。些細な事柄が始まりとなり、君の頭の中の霞を鮮やかに晴らしてくれるよ」って。でもこの時の表情はまだ眼の光が戻ってないね。まだ完全ではない。しかし、小鉄くんを担いで鉄穴森さんと鋼鐵塚さんのところへ向かうことを決めたむい君。
「これは正しいのかな?こんなことしてたら、里全体を守れないんじゃ…いや、できる。僕はお館様に認められた鬼殺隊・霞柱時透無一郎だから」
一方、炭治郎も空喜の音波攻撃の直撃をくらいそうになり、思わず頭を斬ってしまうが更なる分裂再生。なんか変な化け物2体からの高周波攻撃をくらう炭治郎だけど、ここである法則を立証した。
それは、分裂は無限ではない、喜怒哀楽(舌の文字)その四体の時が一番強くて、以降分裂して行くほどに弱くなって攻撃力の威力が落ちていくということ。この時の炭治郎の表情が今まで見たこともない笑みを浮かべているよね~。
2体を串刺しにしたけれど、本体の空喜の更なる攻撃何とか避けることはできたが2体は消滅。そしてひたすら空喜の足の爪の攻撃でかなりのダメージを受ける炭治郎。
空喜は炭治郎を煽る煽る。自分の攻撃に震えるがいい、歓喜の血しぶきをもっと上げて見せろなんて言っちゃっているけれど、次の瞬間の炭治郎、再びに奴いた表情をしながら「お前もな」
何言ってんだ?という表情の空喜の表情だけど、この意味とは次の瞬間空喜の顔が縦半分炭治郎も切っていました。本当に炭治郎すごい成長を見せています。再び高周波攻撃を出そうとするけれど丹次郎に今度は横半分に切られてしまいました。確実に攻撃のヒット率が上がっている炭治郎。とはいえやはり再生速度が速くて次の攻撃ができない状況。禰豆子と玄弥の元へ行きたいのになかなか思うようにはいきません。
そして、玄弥と禰豆子はというと、こちらも膠着状態。
可楽と禰豆子。可楽は楽しんでいるみたいだけど、それを見ている積怒がさっさと手足をもいでしまえとイライラモード。そんなことはお構いなしにマイペースな可楽。
すると、哀絶が自分がとどめを刺すと言い出し、玄弥に刺さってる槍を抜こうとするけれどこれがなぜか抜けないんだな。
槍を無理やり引っこ抜こうとすると、おもむろに頭を上げる玄弥。
「テメェの相手は俺だろうが!」と不敵な笑みで銃を哀絶の頭部にぶっ放す玄弥。
哀絶の頭は吹っ飛んだけど(頸は斬れてない)、すぐ再生、そして槍を抜かれて出血がひどい玄弥だけど…
槍が抜けずに即死できなくて哀しいのうっていう哀絶だけど、何だか玄弥の口が動いている。阿弥陀経を唱えてる?(これは岩柱直伝「反復動作」ですが詳しくはまだ先のお話)頭をかち割れと指示する積怒。言われた通りにしようとする哀絶だけど一撃入れたと思った瞬間、玄弥はすでに哀絶の後ろに移動していた。
「死ぬまで何度でも頸を斬ってやるぜ!!虫ケラ共!!」
哀絶の頸を斬れそうなのに、積怒の雷攻撃をくらってしまう玄弥。頑張って積怒に向かって銃を撃ち腕を吹き飛ばす。しかし積怒もなぜこれだけダメージを与え続けているにもかかわらず玄弥が死なないのか不思議に感じている。(観てる人の多くも同じ)
痺れた体に哀絶が槍で隣の部屋へ吹き飛ばされる玄弥。それを見て「アイツの方が楽しそうだ」という可楽。そして禰豆子に蹴りを入れそれが体を貫通した!痛っ!
積怒にこの後禰豆子の手足を捥いだ後に錫杖での雷攻撃したら動けなくなるだろうというんだけど、積怒は最初からそのつもりだと言い放つ。
可楽は禰豆子の腕を折るけれど、禰豆子も負けず、足を蹴り上げ可楽の顔に直撃。そして自分の腕をもいで自分の血を可楽に欠けると爆血。そして可楽の扇を持っている腕をねじ切り、扇を使って可楽を遠くに飛ばしてしまった。
その様子に積怒が怒り、禰豆子の頸に錫杖を刺し雷攻撃を与える。
でも考えると禰豆子はスタミナも持つようになったよね。鬼化してもこれだけ攻撃受けてもまだ戦っていられるんだから成長著しい。
炭治郎も苦戦が続いています。禰豆子たちの元へ帰りたいという気持ちの焦りもあってどうしたらいいか迷っています。建物は近くにあるけれど、炭治郎が走っていくには時間がかかる&空喜の攻撃が続く限り近づくこともできない。
一か八か勝負をかける炭治郎。必ずみんなの元に戻るから死ぬなと心でエール。
そして、玄弥と哀絶。しかし玄弥はまだ生きている。阿弥陀経を唱えながら立ち上がる姿を見て「一体お前は何なのだ」という哀絶に笑いながら「知りたいか。俺の名前は不死川玄弥、しっかり覚えろよ。テメエを殺す男の名だ!」かっこいい玄弥!
さて、治郎の作戦、相手の飛行能力と勢いを利用してみんなの元へ戻る。
この時の感じ、遊郭でクナイを取りに行って妓夫太郎から逃げたと思われた作戦と似ているね。空喜には炭治郎が逃げているように見えるので追っかけて攻撃を与えようとするけれどそれを炭治郎はするりとかわし空喜も反転したタイミングで刃を貫通させて動きを封じながら建物に向かって飛行。この時、空喜の片足が炭治郎の背中を掴んだ状態なんですよねこの一連のシーンは原作の補完がしっかりされていますねぇ。
全速力で空喜を刀で差しながら禰豆子たちの場所に行こうとしている。なんとか無事、戻ってきた炭治郎。そして禰豆子を助けに行く炭治郎だけど、積怒の錫杖での攻撃で炭治郎に再び雷を落とそうとするけれど、なんと空喜の足のおかげで雷が通らない。そう、空喜と戻ってきたときに、瞬時に足を斬り落とし手置いた。さすが炭治郎、機転が利くというか、さすがの積怒も「この小僧、勘がいい、あの時、この部屋に入ってきた瞬間に、空喜の足を一瞬に切っておった。戦いの機転がきく。(赤字の部分はアニオリのセリフ)」と驚いていました。
そして積怒の動きを封じた瞬間に舌の部分を斬り、時間稼いでいる間に禰豆子を助けるが積怒もすぐ再生してもう片方の腕に錫杖出し、炭治郎の首元を目がけて刺そうとするが間一髪禰豆子が助けてくれました。
積怒を爆血で抑えているところに、可楽が戻ってきて扇攻撃で炭治郎と禰豆子は風圧で下まで落とされ完全に気を失ってしまった。積怒、可楽、空喜が揃ってしまい下に落ちた二人を見てとどめを刺そうとしてる…扇の形のまま畳が抜け落ちるってすごいよね。
さて、刀鍛冶の里のメインストリートも大変。玉壺の巨大魚たちに刀鍛冶の人たちや建物が襲われている。槍や包丁などで何とか戦おうとしてる里の人たち。
そんな時、蜜璃ちゃんの鎹烏の麗(うらら)「イソイデ、イソイデ、サトハキケン。イッコクモハヤク、タスケナイト」の先導で蜜璃ちゃんが里に向かいます。
「急がなきゃ、急がなきゃ。里のみんなが危ないわ」元気いっぱい全速力で里に向かう蜜璃ちゃん。
「でも、私の担当してる地区から、刀匠さんたちの里すごい近かったのね、びっくり!!よーし、頑張るぞォ」
いよいよ、蜜璃ちゃんも再登場して戦闘が本格的に始まりますよ(すでに始まってはいるけれども)
里の場所が分からないはずなのに、蜜璃ちゃんがなぜ戻って来たのか?
それは、まず里にいる鎹烏が一番近い柱がいる場所へ救援要請に向かいます。柱はそれぞれ担当区域が決まっていて、基本的そこで活動をしています。(たまにイレギュラーでほかの担当地区に応援に行ったり、お館様から言われたらほかの任務に向かう場合があります)今回、偶然、刀鍛冶の里が蜜璃ちゃんの担当地区に近かった。これは自分が実際向かっているときに初めて彼女も知った事実。
本日は原作13巻の第108話「時透君ありがとう」~13巻の第110話「あばら屋でこそこそ」と111話「芸術家気取り(の最後)」まででした。
今回、110話の途中、炭治郎と禰豆子が可楽の扇で下に落とされて、その後111話の最後蜜璃ちゃんが里に向かうシーンに差し替わっていました。(玉壺登場からむい君の戦闘シーンは丸っと差し替え)
今回の戦い、あちこちで戦闘があるのでたぶん、むい君の戦闘シーンはあとである程度まとめてやるんじゃないかな?だからまず先に蜜璃ちゃんのシーンを先に持ってきてたんだと思います。その方が集中してみることができるからなのではと思います。
次回は多分、蜜璃ちゃんの戦闘シーン、炭治郎達の戦闘シーンがメインになると思います。110話の途中は後回しになるかな?まずは半天狗戦をある程度進めるかな~。結構変則的な感じになりそうですね。
4話の戦闘報告
【対玉壺戦】
巨大金魚(玉壺の血気術)VSむい君
むい君→玉壺の血気術の巨大金魚のツボ部分を破壊。小鉄と鐵塚さんたちを助けるために向かう。
【対半天狗戦】
空喜VS炭治郎
空喜→斬られた足から頭が再生し炭治郎に再び超音波攻撃
炭治郎→頭部を斬り、さらに分裂した空喜から、分裂体の弱点を知る
炭治郎→お互い膠着状態
炭治郎→空喜を使い、禰豆子と玄弥のいる建物へ飛んで向かう
可楽VS禰豆子
可楽→禰豆子の体に片足を貫通させ身動きを封じ、腕を折る
禰豆子→可楽に蹴りを入れ、自らの腕を捥ぎり血を可楽にかけ、爆血で動きを封じている間に可楽の扇を持つ腕を引きちぎり、その扇で可楽を飛ばす
可楽VS炭治郎・禰豆子
可楽→ふたりを扇で下の階まで吹き飛ばす(ふたりとも気絶)
積怒VS炭治郎、禰豆子
積怒→禰豆子の喉を錫杖で貫通させ、雷攻撃を与える
禰豆子→炭治郎を助けるために積怒の錫杖を抑えながら爆血で動きを止める
哀絶・積怒VS玄弥
哀絶→玄弥の体を槍で突き刺す
玄弥→哀絶の頭部を銃で吹き飛ばす(頸は繋がっている状態)
哀絶→槍を抜いたが死なない玄弥に対して頭を目がけて槍を振るう
玄弥→瞬間に移動して再び刀で哀絶の頸を斬ろうとする
積怒→哀絶の頸を斬られそうになったため、雷攻撃で玄弥の動きを止める
哀絶→玄弥死なず膠着状態
甘露寺蜜璃→担当地区任務→刀鍛冶の里へ応援へ向かう