阿美の本棚

阿美の好きな書籍の言葉や、最近好きな「鬼滅の刃」に関するレビューや考察(ネタバレしています)を書いています。

TVアニメ「鬼滅の刃 無限列車編」第4話「侮辱」

前回は衝撃的な終わり方でしたけど、やはり、編集で前回なかった伊之助と善逸の無意識領域のシーン来ましたね。

 

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その前に結核の少年のシーン、増えましたね。

今回は前回の炭十郎さんの登場シーンから始まりました。

そしてイチかバチか自分の首を斬る炭治郎からシーンが変わり、炭治郎の無意識領域にいる結核の少年が炭治郎の光の精たちに導かれている。

新規カット

1.炭治郎が首を斬った後、炭治郎の無意識領域にいる結核の少年。「君たちはこの人の心の化身だね。」光の精たちは6体登場。そして光の精に導かれ炭治郎の心の核の前にやって来た。

2.結核の少年が泣き崩れると同時に炭治郎の自刃の様子が追加。血が飛び散ると同時に結核の少年のアップと周辺に衝撃波みたいな感じになり、結核の少年が暗闇に落ちていく。その時、少年のところに心の化身が1体やってきて少年の手を取ると光に変わる。

 

3.善逸に繋がっている少年、伊之助に繋がっている少女、伊之助も善逸もそれぞれの無意識領域の状態のように苦しんでいる表情がカメラワークで表現されている

 

4.夢から覚めない炭治郎が「目覚めるんだ、早く」と寝言のように言っている

 

5.炭治郎、息が乱れながらも刃は首にあててタイミングをうかがっている。後ろ姿の後、首を斬るシーン、この時、充血した目と「禰豆子!」と叫びながら首を斬り血しぶきが飛び体が崩れながら倒れ、瞬間風景がセピアに変わる。

 

6.目覚める直前炭治郎の手がピクッと動く

 

7.切符の匂いを嗅ぐシーンからおさげ髪の少女が斬りかかるまでのシーンでBGMが追加(劇場版では無音)

 

8.炭治郎の無意識領域でしゃがみこんでいる少年、炭治郎が目覚めたので暗闇に落ちながら「この人の心に触れるまで、病気の苦しみから逃れられるなら、人を傷つけても構わないと思っていた。」(この時、描写は光の化身が彼の手を掴みながら次第に光となって少年と一体化する)映画の少年のセリフの一部が変更されているのと、光の化身に連れられて精神の核の場所へ連れて行かれ、自分が壊そうとしてるのに光の精たちが自分の心を照らしてくれたというシーンが入れ替えされている。

 

9.劇場版では家族が殺されているシーンだけBGMがあったけれど、アニメ版は同じく家族が殺されているシーンから結核の少年と別れ禰豆子と違う車両に走っていくまでBGMが追加されている

 

10.魘夢と対峙して「なんでかなぁ」というセリフの直前、炭治郎の横顔のアップ

 

11.父親の生き返った夢でも見せようかと言われて、血管が「ビキビキ」などの効果音が協調されている(劇場版も一応音がしてるみたいだけどアニメ版の方がより居長された音になっているように感じました)

 

12.「鬼狩りはね」の後、煉獄さん達の眠っている様子や他の車両の乗客も眠っているシーンがインサートされ、「これは遠隔術、面倒だがこれが一番気づかれにくかった。気づかれないのは大事な事。夢だと気付くまでそこは現実なのだ。」と魘夢のセリフが追加されている。(より具体的に話している)

 

13.伊之助に炭治郎が伊之助に乗客を守ってくれと説明するシーンはカットで、爆裂猛進!のあとすぐ列車内に戻り触手みたいなのを切り裂いて「嘴平伊之助さまが通るぞ!」という台詞と決めポーズシーンで今回は終了。

 

やはり今回、伊之助の無意識領域、善逸の無意識領域それぞれのシーンがこちらに登場。

 

そして現実世界でも繋がれている者同士も同じように苦しんでいる描写が良いですねぇ。炭治郎もまだ目覚めることが出来ず苦しんでいる、その様子を禰豆子は見ている。そして何とか、血気術から無事に目覚める炭治郎。

 

気配を感じて禰豆子の方へ向く炭治郎に驚く禰豆子(可愛いよね)周囲を見ると善逸も伊之助も、そして煉獄さんも…女の子の首絞めてる姿に驚く炭治郎と共に自分の縄が焼き切れていることに気づき匂いから切符も鬼の血気術だとわかる。

 

煉獄さんの縄を斬ろうとする炭治郎だけど、嫌な予感がするので禰豆子に燃やしてもらうことにする。燃やした後再度、善逸や伊之助を起こそうとする炭治郎だがやはり目が覚めない。どうしたら目覚めるのかと思っていたら突然、女の子が攻撃してきた。

 

彼女たちは切符の血気術を回避されているので縄を燃やした時点で目が覚めた。

若い少年少女を使って自分たちを殺そうとする行為に炭治郎は憤りを感じる一方、結核の少年が座ったままにいら立つ少年少女たち。しかし戦わないといけないので炭治郎は彼女たちを手刀で気絶させる。

 

炭治郎も「これが夢だったら良かったのに」と言いながら禰豆子を見つめている炭治郎の様子を見ながら結核の少年が心の中でつぶやいている。この辺のシーンは映画バージョンとテレビアニメバージョンでは違う編集になっていて、アニメの方は原作のように光の化身を1体連れ帰っているようになっています。

 

そしていよいよ炭治郎が魘夢と対峙するシーンに突入です。

「これは遠隔術、面倒でもこれが一番気づかれにくかった」という事は今まで40人近く犠牲者を出しながら、送り込まれた鬼殺隊のメンバーが来たらその都度、魘夢も試行錯誤していたという事だよね。

「気づかれないのは大事なことだ。夢だと気付くまでそこは現実なのだ。」

 

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これも誰かの夢ではなくて、4人同時に見ている夢の世界なんですね

 

いやぁ~自分的に長年気になり納得できなかった伏線をようやく回収してくれましたね。やはり切符を切った時点で血気術が発動して、雑魚鬼のシーンはやはり4人(というか乗客全員)が同じ夢を見ていたという事になるんだね。

 

そして本格的な戦闘が始まったけれど、魘夢の血気術で何度も眠らされてしまう炭治郎、しかし一瞬で目が覚めるので魘夢は何度も術をかける。そして、今度は悪夢を見せる。そんな夢を見せられて完全に炭治郎ブチ切れました。

 

「そんなこと言うはずないだろう!うちの家族が!俺の家族を馬鹿にするな!」と魘夢の首を一撃したが、どうも様子がおかしい、斬った手ごたえを感じられない。どうやら炭治郎たちが寝ている間に魘夢は無限列車と融合したから首を斬ってもそれはすでに本体ではなくなっていたと。

 

焦る炭治郎、禰豆子は皆を爆血で燃やしている…と伊之助の手が動いた!

伊之助覚醒!で外に飛び出し、すぐ下に戻って戦いを始めるところで本日は終了。

 

あと3話でちゃんと追われるのか不安になっている(笑)

今回は結構編集と追加シーンがありましたね。セリフとか増えていたりするのと、切符の血気術の伏線がちゃんと回収されたのは有り難かった。次回から本格的に列車内での戦闘が始まりますね。BGMも追加されていたしね。

 

次回、伊之助が飛び出して客室に戻る直前の炭治郎のセリフのシーンは追加されるのか?そして煉獄さんはどうやって覚醒したのか、禰豆子の爆血なのか炭治郎のように自ら血気術を見破ったのかがわかると嬉しいんだけどなぁ~あと「よもやよもやだ」のシーンは伊之助たちがすでに戦闘してる前後なのか、煉獄さんのシーンは気になりところが多いのです。