TVアニメ「鬼滅の刃 遊郭編」第7話『変貌』
炭治郎のピンチに禰豆子が堕姫と対峙することになりました。
鬼として覚醒する禰豆子。禰豆子の強さに戸惑う堕姫。でもそれ禰豆子にとっていいことなのであろうか?炭治郎も禰豆子もピンチ、戦闘がどんどんスピードアップ、そして激しくなっていきます。さて天元様そして善逸と伊之助の到着が待ち遠しい7話です。
禰豆子の覚醒から物語が始まりました。
さすがの堕姫もびっくり。腕や足を斬ったはずなのに次の瞬間堕姫の方が禰豆子に踏み潰されている有様です。
完全に足が堕姫の体にめり込んでいます。
腕も踏みつけてつぶしてるし…
意識のない炭治郎を竹雄が必死に起こしています。禰豆子が無くなると。
あぁ、完全に鬼になっちゃいました禰豆子。
堕姫も怒りにまかせて帯で禰豆子の首や体を切り刻まれましたが…堕姫の顔や体に禰豆子の血が飛び散って付いちゃいました。
血が固まってそこからの爆血に堕姫のトラウマが発動しちゃいました。
この時の帯を捕まえている禰豆子ちゃん、特に足でも帯を捕まえているのがインパクトあり過ぎです(汗)
もう誰も禰豆子を止められない…
堕姫は爆血で火傷でボロボロ、そして恐るべきことが起きようとしている。
逃げ遅れた人間の血を見てしまった禰豆子。
あと一歩で人間に襲い掛かろうと思うところで、危機一髪でなんとか炭治郎が止めましたが、暴れる禰豆子。
「ごめんな、戦わせてごめん。そこら中、禰豆子の血の匂いがする。俺が気を失っている間どれだけ傷つけられたかわかる。痛かったろう、苦しいよな、ごめんな」と禰豆子の匂いを感じながらひたすら謝りながらも食い止めようとする炭治郎。
暴れる禰豆子、思わず部屋に入ってしまった。そこには人間もいる。そんな状態のところにやってきた堕姫。
「よくもやってくれたわね、血気術も使えるの、鬼だけ燃やす奇妙な血気術。しかもこれなかなか治らないわ。もの凄く癪に障る、もの凄くね」
遊郭の人間も、禰豆子も助けないといけないけれど今の炭治郎にはどちらも守ることは難しい…そんなところに天元様到着。
「おい、これ竈門禰豆子じゃねえか。派手に鬼化が進んでやがる。御館様の前で大見え切ってたくせに何だこのていたらくは、誰も鬼化を派手にやれなんて言ってないぞ!(怒)」と炭治郎怒られる(笑)この最後の「誰も鬼化を…」のセリフはアニオリだけどいいセリフですよね。
堕姫が天元様に話しかけるけど「うるせえな。お前と話してねえよ、失せろ。お前上弦の鬼じゃねえだろ。弱すぎなんだよ。俺が探っていたのはお前じゃない」と言われた瞬間、堕姫はもう首チョンパされてました。まさかの堕姫自身も自分の首チョンパになってるの気が付くの遅い(笑)
この時の堕姫の「えっ?」という声と表情が絶妙です。
一方…伊之助は天元様を見失っちゃってイライラしておりますが、そこは善逸が耳で居場所を把握。でも寝てるけど(笑)
正座で首持ってる堕姫の姿はかなりシュール。
禰豆子をどうにかしろと天元様に言われる炭治郎。
「地味に子守歌でも歌ってやれ」と。
自分の力ではどうしようもなくなり思わず「どうしよう母さん」と思った時、天元様の言葉「子守歌をうたってやれ」と言う言葉を思い出し、小さいころ歌った子守歌を歌う炭治郎。
子供のころお母さんに歌ってもらった歌。母に抱かれる禰豆子…
禰豆子の記憶が…山から帰りに子守歌を歌うお母さんに禰豆子が「お兄ちゃんのお目目が赤いのはおなかの中にいたときにおかあさんが赤い木の実をたべたから?」と言ったらお母さんが笑顔を見せてくれたことを思い出して泣き出しました。
良かった。どうやら落ち着いてきました。そして逆に小さな子供になって寝ちゃいました。「母さん、寝ましたぁ~」ひとまず禰豆子の件は片付いたね炭治郎。
そして堕姫は相変わらず天元様に文句を言っていますが全然死ぬ気配はない。
もう天元様にあれこれ言われて、堕姫も幼児化しちゃっています(笑)
いつまでもしゃべってることに不思議に思う天元様。首を斬ってるのに全く死ぬ気配はないし…
「おにいちゃーーーん!!!」
へっ?おにいちゃん?と思った瞬間、ついにお兄ちゃんが登場です!
きたぁ!!!!!
天元様もすぐに首向かって斬りかかるけれど、とにかく動きが早い!
窓辺に移動した2人、そして堕姫を慰めるお兄ちゃん。
さすがの天元様もびっくり!そしてあっという間に堕姫のやけども再生。
天元様、攻撃するも逆に一撃くらいました。
「殺す気で斬ったけど、お前いいな」ばっか言っています妓夫太郎(笑)
妬ましい、妬ましい、死んでくれねぇかなぁ~と凄いこと言っています。
堕姫も「こいつだけじゃないのよ。あたしを焼いたやつらも殺してよ絶対!あたし一生懸命やってるのに。すごく頑張ったのよ、ひとりで。なのにね、みんなで邪魔をしてあたしをいじめたの、よってたかっていじめたのよぉ~」
この時の堕姫は先ほどの禰豆子みたいですよね。
妓夫太郎は堕姫をなだめます。お兄ちゃんは大変ですね。
「俺のかわいい妹が足りねえ頭で一生懸命やってるのをいじめるような奴らは皆殺しだ。取り立てるぜ俺はなぁ、やられた分は必ず取り立てる。死ぬときにグルグル巡らせろ。俺の名は妓夫太郎(ぎゅうたろう)だからなあぁ」
妓夫太郎は堕姫の事を「頭の足りねぇ」ということをよく言いますが、この言葉にも深い意味があるのです。単に「こいつはバカだから」という意味ではなく…それは後々わかると思いますがもう少し後のお話ということで…。
妓夫太郎の鎌の攻撃に外にいる炭治郎もまさか、部屋の中でもう1体鬼が(それも鬼いちゃんなんて)いるなんてわからないけど、堕姫の帯とは違うものが飛んでいることだけはわかる。
炭治郎も戸惑っているまさにその時、ようやく2人が到着、しかし善逸が寝ているのに驚く炭治郎。そりゃそうだわな(笑)
伊之助は元気です。でも天元様にかなり感化されているけど…炭治郎もひと安心。禰豆子を箱に戻しに向かいます。(原作でも伊之助の事を「影響を受けやすい男」と書かれている(笑))
2階では一般人を守る天元様。
妓夫太郎は相変わらず妬ましいと言っております。天元様も「女房も3人いるからなぁ」に切れる妓夫太郎(笑)「ゆるせねえなぁ~」からのぉ~血気術・飛び血鎌です。
まずは一般人を助けることが先決。火薬球を使い自分たちを1階に落とし、逃がすことに成功。しかし、飛び血鎌は自由に動くことが出来るので天元様めがけてやってきます。とりあえず日輪刀でかわす天元様ですが…
堕姫を斬っても死ななかった、妓夫太郎の首を斬ればいいのか?兄が本体なのか?とにかく今はやるしかないということで耳で周囲に人の気配がないことを確認して再び火薬玉で攻撃。そして伊之助と善逸も爆風で倒れてるし(笑)
「まぁ一筋縄にはいかねぇわな」
帯で守られた堕姫と妓夫太郎
「俺たちは2人で一つだからな。」
さて本体の妓夫太郎が登場で戦況は厳しくなってきました。
堕姫と妓夫太郎の首を斬らないといけないだけに大丈夫か。
大正コソコソうわさ話は…
禰豆子の話でした。
本日の戦闘
堕姫VS禰豆子・天元様
堕姫 禰豆子の攻撃にやられ、天元様に首を斬られる(が死なない)
禰豆子「蹴り」「爆血」
天元様 日輪刀にて首を斬る
妓夫太郎VS天元様
妓夫太郎 「鎌攻撃」「飛び血鎌」
天元様 「火薬玉」
今回、ついに妓夫太郎が登場して本格的に上弦の陸と天元様含めかまぼこ隊の戦闘が始まりますね。
ところで、妓夫太郎を見て何か思いませんでした?
遊郭編の1話の中で炭治郎が単独任務で戦った雑魚鬼覚えています?
あの鬼どんな鬼でした?カマキリみたいなやつでしたよね。
この鬼との戦闘は原作にはありません。どうしてカマキリみたいな鬼だったのか?
そう、妓夫太郎との伏線になっていたんです。妓夫太郎の血気術は鎌を使って戦闘をすること(なぜ鎌を使っているのかは後々わかります)それを示唆していたのです。
無限列車編でも切り裂き鬼ものちに登場する猗窩座を示唆したような刺青が入っていたのと同じ原理です。これから物語が進むときにまたこういうことがあるかもしれないので要チェックですね。
妓夫太郎の名前の由来や過去関連は今回しなかったので後々にまとめてやることになるのかしら?これからは妓夫太郎と堕姫2人を相手に戦闘しなくちゃいけないし、2人の首を斬らないといけないから大変になります。
そしてなんといっても堕姫の変貌ぶりですよね(笑)蕨姫の時の傲慢さが徐々に抜けて行って、天元様に首を斬られてからはどんどんしゃべり方や動作や表情が幼くなってきてアニメ勢の方は戸惑うばかりですよね。でもまさに沢城さんが選ばれたのには堕姫の幅広い年齢を演じきれる人でないといけなかったからですね。
炭治郎と禰豆子、そして妓夫太郎と堕姫の2組の兄妹の対比などもこれから注目してみていくのもいいと思います。
私の次回予想は(原作87話「集結」~88話「倒し方」)
・禰豆子を箱に戻し、再びみんなの元に戻る炭治郎
・妓夫太郎と天元様のやり取り(基本的に天元様に妬み事を言い続けてる妓夫太郎)
・天元様の過去について
・天元様VS堕姫&妓夫太郎
・伊之助・善逸・炭治郎が参戦
・まきを・須磨遊郭の人たちの避難誘導
・堕姫VS伊之助・善逸、妓夫太郎VS天元様・炭治郎
この辺戦いが激化するのでサクサク進むのか、前回紹介されてなかった妓夫太郎の名前の由来などをアバンに持ってくる可能性もありますね。
88話は結構重要なシーンがありますから、この回は2話の方がいいんじゃないかなと思ったりしますが…89話と90話が結構繋がっている感じもするんだけど、そこまで行くのはどうかなぁ…と。まぁいずれにしても次回も目が離せないことだけは確かですけどね。