阿美の本棚

阿美の好きな書籍の言葉や、最近好きな「鬼滅の刃」に関するレビューや考察(ネタバレしています)を書いています。

TVアニメ「鬼滅の刃 刀鍛冶の里編」第4話『時透君ありがとう』

こちらでは原作のネタばれありとなっております。

本日の善逸の「今日の一振り」は…5コマ進む→【大きな亀に乗って竜宮城へ行く】亀に乗っておりますが何故カボチャ持ってる?…💦

 

いよいよ本格的な戦闘開始。

【現時点の状況】

むい君→可楽に飛ばされ、玉壺の血気術の巨大金魚と遭遇

炭治郎→空喜に捉まれ玄弥と禰豆子のいる建物から少し離れた場所に落下。

禰豆子→可楽と戦っている最中

玄弥→哀絶の槍に体を貫かれている状態

 

可楽の扇子で遠くに飛ばされたむい君、炭治郎達の元へ戻っている途中、巨大金魚と戦う小鉄の姿を発見、一旦はスルーしようと考えるが、炭治郎の言葉を思い出し、小鉄を助ける。そして「逃げろ。邪魔になるからさっさと逃げてくれない」と言いながら、襲ってくる巨大金魚に、むい君スパーーンと頭を斬るけれど、再生しちゃった💦

 

衝撃的なグロさ

かなりグロい。原作だと切った断面がかなりリアルな魚の断面だけど、アニメはそこよりも再生のグロさが強烈なインパクトでした。

しかし、冷静に分析するむい君、今度は壺を斬ると体が崩壊した。やはり血気術で作られたもの。小鉄くんがむい君に抱き着きお礼を述べる。もう死ぬと思ったし、死んだと、怖かったって、だよね口悪くても普通の10歳のお子ちゃまですからね。

 

気持ちはわかるけど小鉄くん…むい君は無表情だし

 

むい君にしがみつき、泣きながら「昆布頭とか言って悪かったよぉ~ごめんなさ~~い」「昆布頭って僕のこと?」

焦る小鉄くん「すみませ~ん。嫌いだったんですぅ」口悪いけど素直だからね。嫌いだったというのも過去形ですしね。(その後ふたりは本当の友人となります)

 

むい君はとにかく炭治郎達の元へ戻らないといけないとその場を離れようとするんだけど、小鉄くんが引き留めようとします。

 

「待って、鉄穴森さんも襲われてるんです。助けに出た俺も化け物に襲われて。鋼鐵塚さんが刀の再生で不眠不休の研磨をしてるから…少しでも手を止めてしまうともう駄目なんです。どうか…!!助けてください<(_ _)>どうか…」土下座をして頭を必死で下げてお願いする小鉄くん。

 

「いや。僕は…」

むい君の記憶にお館様の姿が「君は必ず自分を取り戻せる。無一郎」

頭が疼くむい君

 

痛々しいむい君。一体何があったのか…

 

少しずつ記憶が蘇ってきている。瀕死の状態のむい君のそばにあまね様とお館様がいて、お館様がむい君に励ましの言葉をかけています。生きてさえいればどうにかなるし失った記憶は必ず戻るから心配いらないって。

 

「きっかけを見落とさないことだ。些細な事柄が始まりとなり、君の頭の中の霞を鮮やかに晴らしてくれるよ」って。でもこの時の表情はまだ眼の光が戻ってないね。まだ完全ではない。しかし、小鉄くんを担いで鉄穴森さんと鋼鐵塚さんのところへ向かうことを決めたむい君。

 

少しずつ覚醒していくむい君かっこいいです

「これは正しいのかな?こんなことしてたら、里全体を守れないんじゃ…いや、できる。僕はお館様に認められた鬼殺隊・霞柱時透無一郎だから」

 

一方、炭治郎も空喜の音波攻撃の直撃をくらいそうになり、思わず頭を斬ってしまうが更なる分裂再生。なんか変な化け物2体からの高周波攻撃をくらう炭治郎だけど、ここである法則を立証した。

 

左・原作、右・アニメ同じシーンの炭治郎の表情

それは、分裂は無限ではない、喜怒哀楽(舌の文字)その四体の時が一番強くて、以降分裂して行くほどに弱くなって攻撃力の威力が落ちていくということ。この時の炭治郎の表情が今まで見たこともない笑みを浮かべているよね~。

 

2体を串刺しにしたけれど、本体の空喜の更なる攻撃何とか避けることはできたが2体は消滅。そしてひたすら空喜の足の爪の攻撃でかなりのダメージを受ける炭治郎。

 

空喜は炭治郎を煽る煽る。自分の攻撃に震えるがいい、歓喜の血しぶきをもっと上げて見せろなんて言っちゃっているけれど、次の瞬間の炭治郎、再びに奴いた表情をしながら「お前もな」

 

同じシーンの左・原作の炭治郎と右・アニメの炭治郎の違い

何言ってんだ?という表情の空喜の表情だけど、この意味とは次の瞬間空喜の顔が縦半分炭治郎も切っていました。本当に炭治郎すごい成長を見せています。再び高周波攻撃を出そうとするけれど丹次郎に今度は横半分に切られてしまいました。確実に攻撃のヒット率が上がっている炭治郎。とはいえやはり再生速度が速くて次の攻撃ができない状況。禰豆子と玄弥の元へ行きたいのになかなか思うようにはいきません。

 

そして、玄弥と禰豆子はというと、こちらも膠着状態。

可楽と禰豆子。可楽は楽しんでいるみたいだけど、それを見ている積怒がさっさと手足をもいでしまえとイライラモード。そんなことはお構いなしにマイペースな可楽。

すると、哀絶が自分がとどめを刺すと言い出し、玄弥に刺さってる槍を抜こうとするけれどこれがなぜか抜けないんだな。

 

さすがの積怒も驚いていましたね

槍を無理やり引っこ抜こうとすると、おもむろに頭を上げる玄弥。

「テメェの相手は俺だろうが!」と不敵な笑みで銃を哀絶の頭部にぶっ放す玄弥。

哀絶の頭は吹っ飛んだけど(頸は斬れてない)、すぐ再生、そして槍を抜かれて出血がひどい玄弥だけど…

 

槍が抜けずに即死できなくて哀しいのうっていう哀絶だけど、何だか玄弥の口が動いている。阿弥陀経を唱えてる?(これは岩柱直伝「反復動作」ですが詳しくはまだ先のお話)頭をかち割れと指示する積怒。言われた通りにしようとする哀絶だけど一撃入れたと思った瞬間、玄弥はすでに哀絶の後ろに移動していた。

 

「死ぬまで何度でも頸を斬ってやるぜ!!虫ケラ共!!」

哀絶の頸を斬れそうなのに、積怒の雷攻撃をくらってしまう玄弥。頑張って積怒に向かって銃を撃ち腕を吹き飛ばす。しかし積怒もなぜこれだけダメージを与え続けているにもかかわらず玄弥が死なないのか不思議に感じている。(観てる人の多くも同じ)

 

痺れた体に哀絶が槍で隣の部屋へ吹き飛ばされる玄弥。それを見て「アイツの方が楽しそうだ」という可楽。そして禰豆子に蹴りを入れそれが体を貫通した!痛っ!

積怒にこの後禰豆子の手足を捥いだ後に錫杖での雷攻撃したら動けなくなるだろうというんだけど、積怒は最初からそのつもりだと言い放つ。

 

ますます禰豆子の攻撃力もアップしていますね

 

可楽は禰豆子の腕を折るけれど、禰豆子も負けず、足を蹴り上げ可楽の顔に直撃。そして自分の腕をもいで自分の血を可楽に欠けると爆血。そして可楽の扇を持っている腕をねじ切り、扇を使って可楽を遠くに飛ばしてしまった。

 

その様子に積怒が怒り、禰豆子の頸に錫杖を刺し雷攻撃を与える。

でも考えると禰豆子はスタミナも持つようになったよね。鬼化してもこれだけ攻撃受けてもまだ戦っていられるんだから成長著しい。

 

炭治郎も苦戦が続いています。禰豆子たちの元へ帰りたいという気持ちの焦りもあってどうしたらいいか迷っています。建物は近くにあるけれど、炭治郎が走っていくには時間がかかる&空喜の攻撃が続く限り近づくこともできない。

 

一か八か勝負をかける炭治郎。必ずみんなの元に戻るから死ぬなと心でエール。

 

出ました玄弥の名言。この言葉が後々の…

 

そして、玄弥と哀絶。しかし玄弥はまだ生きている。阿弥陀経を唱えながら立ち上がる姿を見て「一体お前は何なのだ」という哀絶に笑いながら「知りたいか。俺の名前は不死川玄弥、しっかり覚えろよ。テメエを殺す男の名だ!」かっこいい玄弥!

 

 

左・遊郭編10話、右・刀鍛冶の里編とりあえず逃げてる風作戦の炭治郎

 

さて、治郎の作戦、相手の飛行能力と勢いを利用してみんなの元へ戻る。

この時の感じ、遊郭でクナイを取りに行って妓夫太郎から逃げたと思われた作戦と似ているね。空喜には炭治郎が逃げているように見えるので追っかけて攻撃を与えようとするけれどそれを炭治郎はするりとかわし空喜も反転したタイミングで刃を貫通させて動きを封じながら建物に向かって飛行。この時、空喜の片足が炭治郎の背中を掴んだ状態なんですよねこの一連のシーンは原作の補完がしっかりされていますねぇ。

 

炭治郎、背中も負傷して痛々しい

全速力で空喜を刀で差しながら禰豆子たちの場所に行こうとしている。なんとか無事、戻ってきた炭治郎。そして禰豆子を助けに行く炭治郎だけど、積怒の錫杖での攻撃で炭治郎に再び雷を落とそうとするけれど、なんと空喜の足のおかげで雷が通らない。そう、空喜と戻ってきたときに、瞬時に足を斬り落とし手置いた。さすが炭治郎、機転が利くというか、さすがの積怒も「この小僧、勘がいい、あの時、この部屋に入ってきた瞬間に、空喜の足を一瞬に切っておった。戦いの機転がきく。(赤字の部分はアニオリのセリフ)」と驚いていました。

 

そして積怒の動きを封じた瞬間に舌の部分を斬り、時間稼いでいる間に禰豆子を助けるが積怒もすぐ再生してもう片方の腕に錫杖出し、炭治郎の首元を目がけて刺そうとするが間一髪禰豆子が助けてくれました。

 

積怒を爆血で抑えているところに、可楽が戻ってきて扇攻撃で炭治郎と禰豆子は風圧で下まで落とされ完全に気を失ってしまった。積怒、可楽、空喜が揃ってしまい下に落ちた二人を見てとどめを刺そうとしてる…扇の形のまま畳が抜け落ちるってすごいよね。

 

さて、刀鍛冶の里のメインストリートも大変。玉壺の巨大魚たちに刀鍛冶の人たちや建物が襲われている。槍や包丁などで何とか戦おうとしてる里の人たち。

 

麗(うらら)ちゃんがしゃべってるぅ~

そんな時、蜜璃ちゃんの鎹烏の麗(うらら)「イソイデ、イソイデ、サトハキケン。イッコクモハヤク、タスケナイト」の先導で蜜璃ちゃんが里に向かいます。

 

「急がなきゃ、急がなきゃ。里のみんなが危ないわ」元気いっぱい全速力で里に向かう蜜璃ちゃん。

 

頑張って蜜璃ちゃん!

 

「でも、私の担当してる地区から、刀匠さんたちの里すごい近かったのね、びっくり!!よーし、頑張るぞォ」

 

いよいよ、蜜璃ちゃんも再登場して戦闘が本格的に始まりますよ(すでに始まってはいるけれども)

 

里の場所が分からないはずなのに、蜜璃ちゃんがなぜ戻って来たのか?

それは、まず里にいる鎹烏が一番近い柱がいる場所へ救援要請に向かいます。柱はそれぞれ担当区域が決まっていて、基本的そこで活動をしています。(たまにイレギュラーでほかの担当地区に応援に行ったり、お館様から言われたらほかの任務に向かう場合があります)今回、偶然、刀鍛冶の里が蜜璃ちゃんの担当地区に近かった。これは自分が実際向かっているときに初めて彼女も知った事実。

 

本日は原作13巻の第108話「時透君ありがとう」~13巻の第110話「あばら屋でこそこそ」と111話「芸術家気取り(の最後)」まででした。

 

今回、110話の途中、炭治郎と禰豆子が可楽の扇で下に落とされて、その後111話の最後蜜璃ちゃんが里に向かうシーンに差し替わっていました。(玉壺登場からむい君の戦闘シーンは丸っと差し替え)

 

今回の戦い、あちこちで戦闘があるのでたぶん、むい君の戦闘シーンはあとである程度まとめてやるんじゃないかな?だからまず先に蜜璃ちゃんのシーンを先に持ってきてたんだと思います。その方が集中してみることができるからなのではと思います。

 

次回は多分、蜜璃ちゃんの戦闘シーン、炭治郎達の戦闘シーンがメインになると思います。110話の途中は後回しになるかな?まずは半天狗戦をある程度進めるかな~。結構変則的な感じになりそうですね。

 

4話の戦闘報告

【対玉壺戦】

巨大金魚(玉壺の血気術)VSむい君

むい君→玉壺の血気術の巨大金魚のツボ部分を破壊。小鉄と鐵塚さんたちを助けるために向かう。

 

【対半天狗戦】

空喜VS炭治郎

空喜→斬られた足から頭が再生し炭治郎に再び超音波攻撃

炭治郎→頭部を斬り、さらに分裂した空喜から、分裂体の弱点を知る

炭治郎→お互い膠着状態

炭治郎→空喜を使い、禰豆子と玄弥のいる建物へ飛んで向かう

 

可楽VS禰豆子

可楽→禰豆子の体に片足を貫通させ身動きを封じ、腕を折る

禰豆子→可楽に蹴りを入れ、自らの腕を捥ぎり血を可楽にかけ、爆血で動きを封じている間に可楽の扇を持つ腕を引きちぎり、その扇で可楽を飛ばす

 

可楽VS炭治郎・禰豆子

可楽→ふたりを扇で下の階まで吹き飛ばす(ふたりとも気絶)

 

積怒VS炭治郎、禰豆子

積怒→禰豆子の喉を錫杖で貫通させ、雷攻撃を与える

禰豆子→炭治郎を助けるために積怒の錫杖を抑えながら爆血で動きを止める

 

哀絶・積怒VS玄弥

哀絶→玄弥の体を槍で突き刺す

玄弥→哀絶の頭部を銃で吹き飛ばす(頸は繋がっている状態)

哀絶→槍を抜いたが死なない玄弥に対して頭を目がけて槍を振るう

玄弥→瞬間に移動して再び刀で哀絶の頸を斬ろうとする

積怒→哀絶の頸を斬られそうになったため、雷攻撃で玄弥の動きを止める

哀絶→玄弥死なず膠着状態

 

甘露寺蜜璃→担当地区任務→刀鍛冶の里へ応援へ向かう