阿美の本棚

阿美の好きな書籍の言葉や、最近好きな「鬼滅の刃」に関するレビューや考察(ネタバレしています)を書いています。

TVアニメ「鬼滅の刃 刀鍛冶の里編」第9話『霞柱・時透無一郎』

こちらでは原作のネタばれありとなっております。

本日の善逸の「今日の一振り」は…8コマ進む→【全力で走る】ひたすら走る善逸(笑)

 

【現時点の状況】

むい君→玉壺と対峙中

炭治郎→憎珀天と対峙中

禰豆子→憎珀天と対峙中

玄弥→憎珀天と対峙中

蜜璃ちゃん→移動中(どちらに向かっているのかは不明)

 

少し離れた場所で見守る鉄穴森さんと相変わらずの鋼鐵塚さん

 

鋼鐵塚さんはひたすら刀を研いでいます。鉄穴森さんはむい君と玉壺の様子を見守っています。「舐めるなよ、小僧」と玉壺からのOP。

 

いよいよ悪口合戦開始!

別に舐めてるわけじゃない、事実を言ってるだけ。

「どうせ君は、僕に頸を斬られて死ぬんだし。だって何だか凄く俺は、調子がいいんだ今、どうしてだろう」

まずここでむい君は自分の事を「僕」と「俺」という言葉を言っています。これは「僕=むい君」「俺=有一郎」の言葉遣いを使っています。本人は無意識だと思いますが、記憶は戻ったけれど、有一郎に対する思いや今度はふたりで戦いに挑んでいるという感じなのでしょう。

 

当然、玉壺も反応します。

口の利き方が人を舐めてるんだ糞餓鬼め、たかが10年やそこらしか生きてない分際でといいながら木の上から地面の下から壺が出て来るんだけどこの土の中から壺が出て来るシーンの描写が凄い。

 

玉壺の言い分に対して、むい君は全くノーダメージで平然と「君には尊敬できる所が一つもないから。見た目も喋り方もとにかく気色悪い」って…(笑)

 

自分の美しさや気品、優雅さを理解できないのはお前が無教養の貧乏人だからで、便所虫に本を見せても読めないのと同じって…

 

今のところまだまだ序盤戦

むい君はそのまま「君の方が便所に住んでいそうだけど」って…

完全にむい君のペースにはまってしまってる感じがする。

「黙れ便所虫!」子供か!?相手は14歳だぞ?(笑)

「お前のような手足の短いちんちくりんの刃、私の頸には届かない」

って、いや斬られてたよね?どう見ても玉壺の方がちんちくりんだと思うんですけどねぇ~。

「もしかして、自分に対して言ってる独り言だった?邪魔してごめんね」

安い挑発、この程度で取り乱すと思ってるのか、勝ちたくて必死、見苦しいと言ってる玉壺だけど、どう見てもそれは玉壺自身じゃね?

 

「う~ん、う~ん?(なんだ?)気になっちゃって。なんかその壺、形ゆがんでない?左右対称に見えないよ。ヘッタクソだなぁ」絶対言ったらアカンやつを言っちゃいましたよむい君(笑)

 

「ヘッタクソだなぁ」に激おこぷんぷん丸ですよ~(笑)

お前の目玉が腐っているからだろうと、ブチ切れちゃいましたよ(笑)あまりの怒りに両方の口がパクパクしちゃってるし、なんか血管も斬れちゃって流血してるし(笑)そしてあらゆる手から壺を出しちゃって攻撃し始めたよ。

血鬼術「一万滑空粘魚」

壺から鋭い牙を持つ魚の大群が吐き出され、相手に喰らいつく。魚の体液は経皮毒となっており、魚群を切り裂いても毒を浴びれば死に至る。

 

1万匹の魚の大群がむい君に襲い掛かろうとしていますが、対してむい君は霞の呼吸・陸ノ型「月の霞消(かしょう)」にて高速ですべての魚を捌いちゃいました。

想定外にさすがに焦る玉壺、しかし斬った粘魚の体液は毒で、それも経皮毒(皮膚からも吸収される)だからこれを浴びれば終わりだと。

 

色々想定外で焦る玉壺

 

霞の呼吸・参ノ型「霞散の飛沫(かさんのしぶき)」にてすべての粘魚と体液を弾き飛ばす。そして間髪入れず、玉壺の頸を狙うむい君だけど、玉壺脱皮するんか~~い💦

 

「あ~もう、面倒くさいな。避けて木の上に逃げるのやめてくれないかな」本当に面倒くさそうなむい君(笑)脱皮した玉壺はなんだかさらにキモさが倍増してるけど、本人はこの姿はいたくお気に入りのようですね。

 

自分の真の姿を見せてあげると(「はいはい」ってどうでもいい相槌)、この姿を見せるのは、むい君で3人目らしいけど「結構いるね」ってむい君(笑)この姿になって生きていられた者はいない。まぁそうだろうね。生きていられたら玉壺の存在自体無くなってるわけだし。「すごいね~」って(笑)

 

「口を閉じてろ、馬鹿餓鬼が!この透き通るような鱗は、金剛石よりも尚硬く強い。私が壺の中で練り上げた。この完全なる美しき姿にひれ伏すがいい!!」

…(無言)なむい君。何だこの沈黙の時間は…放送事故だぞ(笑)

 

完全に放送事故だぞ

「…何とか言ったらどうなんだ!この木偶の坊が!!本当に人の神経を逆なでする餓鬼だな!!」なんだか玉壺がギャグ要員みたいになっちゃっておりますが…

 

「いや、さっき黙ってろって言われたし…それに、そんな吃驚もしなかった…」

言い終わるか終わらないかで、玉壺がむい君に攻撃を仕掛けようとするけれど、難なくかわして木の上に上るむい君。(原作ではこの時、鉄穴森さんと鋼鐵塚さんも玉壺の攻撃を受けないように、むい君が蹴り飛ばしてるんだけど、当然、鋼鐵塚さんは倒れながら刀を研いでおります)

 

しかし、なんだかおかしい…隊服の色が変わって、なぜかそれらが魚になってしまった。さっき木の上に逃げるなと自分で言っておいて面倒なことだなと玉壺が言ってるけど

 

「いや、単純に臭かったから、鼻が曲がりそうだよ」

と言いながら、自分の周りの魚を”ペッペッ”と振り落とすけど…いやいや、そのバキバキの腹筋はどうした?(笑)原作だとチラ見なのでよくわからなかったけど…まぁ、炭治郎とかもバキバキやもんね、柱のむい君だってバキバキでもおかしくはないわな💦

 

でも、原作でもこの隊服が魚に変わるシーン、よく、わからなかったんだよね。隊服が破れているのもパッと見わからないし、アニメ勢も多分最初なんだと思ったでしょうね。

 

玉壺の「神の手」

生物・無生物の区別なく、触れたもの全てを魚に変える恐るべき拳。真の姿を見せた玉壺が使った。

 

もう真の姿と神の手を自画自賛が止まりません。玉壺の趣味の一つには自分の改造らしくて、真の姿なども自分であれこれいじくった作品という感じですね。「震えているな、恐ろしいか?先程の攻撃も本気ではない」しかし、ノーリアクションのむい君。玉壺の話を聞いてるのか聞いてないのか…さすがの玉壺も「あ?」

 

原作の扉絵?にあるむい君の笑顔を見た鉄穴森さんがビビっているシーンが好き

 

次の瞬間、顔をあげたむい君の恐ろしく怖い笑顔…

「どんな凄い攻撃も当たらなかったら意味ないでしょ」

ひょぇ~💦この笑顔に鉄穴森さんは「怖い怖い、笑顔が怖い。悪者みたい。正義の味方の笑顔じゃないですよ」って言ってるんだよね~これ最高、アニメに入れてほしかったシーンの一つ。

 

そんな笑顔を見せながら思い出すのは鬼がやって来た時の事。

「思い出せ。あの煮えたぎる怒りを。最愛の兄に蛆が湧き、腐ってゆくのを見た。自分の体にも蛆が湧き始め、僕は死のふちを見た。」気を失うむい君。

 

原作でもこのシーンはかなり衝撃的で、アニメでここをどう描くのか、蛆が湧いているものを見せるのか、それとも何となくぼやかして演出するのかと心配しましたが、やはりそこは鬼滅の刃、ちゃんと描き切ってくださいました。

 

あの夜からあまね様がむい君たちのところに助けに来るまで多分、数日から1週間以内という感じでしょうか。夏の暑い日、25度くらいがハエの繁殖に適しているらしく、気温が高ければ成長も早くなるということですが、それでも蛆になるまでには3~4日かかると思うので、その間むい君はずっと有一郎の手を握ったまま気絶していたのだと思います。

 

再び目を開けると、あまね様と、にちか様とひなき様(だと思う)が来てくれました。

あまね様の指示のもと、お二人(むい君よりも年下)は湯を沸かしたり、むい君の手当の準備などをしています。

 

あまね様の指示でテキパキとお手伝いをするお嬢様たち

ふたりの様子を見るあまね様「湯の準備を急いで。傷口にはきれいな布を当てなさい。」目を開けるむい君を見てホッとするあまね様「お兄さんの方は?」とひなき様に聞くけれど「すでに息を引き取ってます」「弟さんは絶対に死なせてはなりません」

 

鬼殺隊の母でもあるあまね様は有一郎が無一郎を守ったこともわかっているだろうし、だから余計ふたりの手を離すことは忍びなかったことでしょう。原作であまね様たちが手当てしてるシーンはワンシーンしかないんですけど、アニメで丁寧にあまね様の心情を細かく描いてくださったことにも感謝しかないです。

 

産屋敷家で養生している間も記憶を無くしても、ひたすら打ち込み稽古をしているむい君。

「時透様!まだ体はお治りになって…」にちか様の言葉を遮るあまね様。

「記憶を失っても、体が覚えている。」ただじっとむい君を見守っているあまね様。

「死ぬまで消えない怒りだ。だから僕は、血反吐を吐くほど、自分を鍛えて、叩き上げたんだ。鬼を滅ぼすために、奴らを根絶やしにするために!」

 

もう完全覚醒、目も血走ってる。毒舌もここまでで、いよいよ…

むい君が玉壺に向かって行きますが、玉壺も本気を見るがいい!!ということで

血鬼術「陣殺魚鱗」

全身を覆う鱗を使い、高速で縦横無尽に飛び跳ねる。触れるだけで、相手を絶命させる「神の手」と併用されるため、極めて危険な術となる。

 

体が赤くなるってからの高速移動攻撃か


かなりのスピードで工芸を仕掛ける玉壺なんだけど、むい君は表情一つ変えずにかわしていく。玉壺はそんな状況でも、自分の攻撃は予測できず凄いだろうと、そして「お前をどう料理してやろうか。醜い頭を捥ぎ取り、美しい魚の頭をつけてやろう。(心の声:おしまいだ)」なんて余裕ぶっこいた発言をしております。

 

むい君は霞の呼吸・漆ノ型「朧」でとどめを刺しに行きます。

むい君の姿が見えたと思い、攻撃をしようとする玉壺だけど、いずれも空振り。姿を捕らえても次の瞬間、もう姿がそこにない、完全に翻弄されてしまっています。さすがに焦る玉壺、まるで霞にまかれているように感じる。

 

「ねえ、君は…君はさ…何で、自分だけが本気じゃないと思ったの?」

と言って姿が見えた瞬間、もうスパッと玉壺の首が斬られた。

 

玉壺は自分が斬られていることわかってないです

頸が落ちていくけれど、本人はそれをまだ理解できていない様子

「なんだ?なんだ?天地が逆だ。何が起きて!?感覚が消えた!あの餓鬼、やっと姿を見せた。早く片付けて、無惨様に報告せねば!…あ?」

 

そう、すでに、お前はもう死んでいる…ですよ(笑)

焦る玉壺、この期に及んでまだ、しゃべり続けております、子供に頸を斬られたことも彼にとっては屈辱なんだろうけど…

 

「お終いだね、さようなら。お前はもう二度と生まれてこなくていいからね。」

しかし、ここで玉壺も死ぬことを諦めてない!再生しかかってる、やはり上弦、一筋縄では死なないね、生に対しての執着が凄い。(原作も再生しかかってるみたいだけど改めてじっくり見ないとわからない、やはりアニメだと色々細かい部分もちゃんと描かれて分かりやすいなぁ)

 

絶対再生できない、しゃべれないまでに木っ端微塵に切り刻みました

もう、最期の悪あがき、「この下等な蛆虫共…」なんて言っちゃったからか、マジうるさすぎるからか、それは見事にむい君が怒りの刃と共に、これでもかというほど綺麗にみじん切りにしてくれちゃいました(笑)

 

「もういいからさ、速く地獄に行ってくれないかな」

むい君、単独で上弦の伍・玉壺を撃退しました。お疲れ様です。

 

霞の呼吸・漆ノ型「朧」

動きに大幅な緩急をつけ、敵を攪乱。姿を見せる際は、亀のように遅く、姿を消す際は瞬き一つの間。その最高速度は上弦の伍である玉壺も上回った。すでに手負いの無一郎が上弦を倒すこれはとんでもない異常事態(原作より引用)

 

過去回想…

銀子がお館様のところに来ています。これは過去のお話…

お館様がむい君に声を掛けています。

「杓子定規に物事を考えてはいけないよ、無一郎。確固たる自分を取り戻した時、君はもっと強くなれる」お館様の言葉を思い出す。(お館様のこのシーンは原作では118話「無一郎の無」で登場しますが、むい君のセリフも追加され、記憶喪失時代の記憶もちゃんと忘れていないことを、うまく表現されています。)

 

「お館様のおっしゃった通りだ。確固たる自分があれば、両の足を力いっぱい踏ん張れる。自分が何者なのかわかれば、迷いも、戸惑いも、焦燥も消えうせ、振り落とされる刃から逃れられる鬼はいない。」痣も消えました。

 

恐る恐る鉄穴森さんがむい君に声を掛けながら近づく。

大丈夫かとたずねると笑顔で「大丈夫、大丈夫」と言ってるむい君だけど、「本当ですかぁ~💦」どう見ても大丈夫そうじゃない(笑)

「うん、すごく今、気分が良いんだ。それにすぐ、炭治郎たちの所へ行かないと(笑顔だけど全身ブルブルしてる)」

「顔色がものすごく悪いんですが…本当に大丈夫ですか?💦」

「全然大丈夫だってば。僕の話聞いてる?(と笑顔で言いながら顔色がめっちゃ悪くなってきてるし、鼻息も荒く、呼吸も浅くなってる)」

「ん?何かハアハアして…体も震えていませんか?(いいからさ)ちょっと、あなた!」

「きみは、こてつくんのところへ、いってくれないか」

むい君、とうとう、泡吹いて倒れてしまいました。そしてパニックになってしまってる鉄穴森さん。ひとりでワタワタしております。まぁ、元々毒に侵されちゃったりもしてるからね。そもそも、痣が発現してなければもしかしたら玉壺との戦闘も厳しかったかもしれません。(玉壺、雑魚鬼みたいに思ってる人いるかもしれないけれど、やはり上弦だからそれなりに強かったと思うけど、相手がむい君だったのと、痣が発現したことでなんとかむい君の方に軍配が上がったと思います)

 

何とかしようと鋼鐵塚さんに声を掛けるんだけど、当然、反応しません。

いつも温厚な鉄穴森さん、伊之助の時以降の怒りが爆発しています。

「くっそ、アイツ来ねえな!!私が殺されかけていた時もガン無視でしたからね(むい君泡が喉に詰まっちゃう)」焦っていると、誰かが隣にやってきて「横向きにした方が良いですよ」と言ってくれたのでむい君を横向けにして振り向くと、小鉄少年だったので、またも驚く鉄穴森さん。

 

小鉄くんの亡霊とかいってるけれど、普通に生きている小鉄くん。

「これ、斬られた腕の方の血なんですよ。押さえたからついちゃって。腕の傷はわりと深いんで、血が止まんないと、これから死ぬかもしれないですけど。あと、腹の方には…炭治郎さんから預かっていた鍔を入れていたので助かりました。新しい刀につけてほしいって言われていたんですよ」

 

ふたりの会話を聞いているむい君。小鉄くんが自分を守ってくれたという鍔を見て、記憶のなかった時、多分、自分が柱になった時に煉獄さんが声を掛けてくれた時の事を思い出す。

 

QPOSで”ぽむち”のシーン再現してみました。

「柱として頑張ろう」

でました。ぽむちのシーン。それより少し前にまずアニオリで煉獄さんの後姿と振り返りシーンからの、ぽむちのシーン。このシーンを何故「ぽむち」というのかというと、原作でこのシーンには効果音が書かれていてそれが「ぽむち」煉獄さんがむい君の肩を叩く音なんですけど、ワニ先生は面白い効果音を沢山使ってくれていてその一つ。原作勢はこのシーンを見たら脳内で「ぽむち」という効果音が流れていたと思います(笑)

 

煉獄さんが亡くなった時も、無表情だったむい君。特に煉獄さんの死に対してもその時は感傷的だったりという気持ちなどはなかった、たぶん死んだという事実だけを受け止めていたんだろうけど、記憶を取り戻した今、改めて小鉄くんを助けてくれた煉獄さんの鍔を見て、煉獄さんも鉄井戸さんや炭治郎みたいに自分の事を大切に気にかけてくれていた人だった、それなのに自分は煉獄さんに言葉も何も返すことが出来なかったなぁと改めて感謝の気持ちや後悔の念を感じての涙だったんだと思います。

 

そして、そのまま気が付けばたくさんのイチョウが降る中、お父さん、お母さん、そして有一郎がむい君の周りにいます。みんな笑顔で、「ほら、全部上手くいった」とお父さんの言葉。

 

夢でもむい君にとっては嬉しかったことでしょう

そして「無一郎…頑張ったな」と亡くなった左手を添えてその上にはイチョウの葉が落ちて、笑顔で言ってくれたこと本当にむい君は嬉しかっただろうね。この時のむい君は霞柱ではなく、杣人時代の無垢な少年だった無一郎でしたね。

「兄さん…ありがとう」

このシーンの最後むい君の「ありがとう」はアニオリ、すごくいいシーンになりました。

 

玉壺との戦闘も終わって、いよいよ残すは炭治郎・禰豆子・玄弥VS半天狗・憎珀天。

憎珀天が木の竜(以下:石竜子(とかげ))を操って3人ともそれぞれ頑張ってるんだけどなかなか状況は厳しいです。

 

直撃を受ける炭治郎。これはかなり大変です。

戦いながらもやはり炭治郎、石竜子の分析をしております。

頭の数や全長が66尺(約20m)など。そしてヒノカミ神楽・碧羅の天をくりだそうとするけれど、それよりも早く、石竜子から狂鳴雷殺を直撃され、吹き飛ばされ木に強打しながら落下してしまう。

 

炭治郎を助けようとする禰豆子だけど、石竜子が邪魔をする、玄弥も銃や怪力で応戦しておりますがかなり苦戦しております。

 

強打の為に吐いてしまう、そして鼓膜まで破れてしまう炭治郎。耳が聞こえないと三半規管も悪くなるから炭治郎も目が回って立ちたくても上手く立ち上がれない状態からの石竜子からの更なる攻撃、こんどは可楽の扇攻撃のような強烈な風圧攻撃で左足の足の指が折れた。

 

こ・これは反則技だろう

様々な攻撃を受けながら少しでも石竜子から距離を取ろうとする炭治郎。禰豆子も玄弥も石竜子に捕まり身動きが取れない状態に。何とか呼吸を使いたい、回復したいと思いながらも息つく暇もないほどの攻撃にそれもままならない。疲れもピークに近づいてきている。とりあえず石竜子の行動範囲の距離が66尺なのでそこまで行こうとする炭治郎だけど、なんと!石竜子の口からまるでマトリョーシカ状態に次々に出て来る石竜子。そして炭治郎も捕まってしまいそのまま石竜子に飲み込まれてしまった。

 

禰豆子も玄弥も何とか炭治郎を助けようと奮闘するけれど、身動きが取れない状態。石竜子の中では炭治郎はまさに圧し潰されそうになって、いよいよダメかと思われた瞬間、外で何か音が…

 

まるで〇〇ムーンのような登場シーンの蜜璃ちゃん

憎珀天が「終わりだ」と言い太鼓を叩こうとしたその瞬間、救世主が到着!

甘露寺蜜璃ちゃんがやっと来てくれました\(^o^)/兎に角かっこいい登場シーンですよね~💕憎珀天も突然やって来た鬼殺隊員に怪訝な表情。蜜璃ちゃんは鞭のような日輪刀でどんどんと石竜子を斬っていきます。禰豆子も蜜璃ちゃんが助けに来てくれたって表情。

 

そして無事炭治郎を救出。おんぶして少し離れた場所に移動。

「柱か…」

きゃぁ~すごいお化けなあにアレ!!」って炭治郎、助けられたこともわからなかったのか…改めて蜜璃ちゃんから「大丈夫?ごめんね、遅れちゃって!!ギリギリだったね」

 

地上に下した炭治郎に「炭治郎君、休んでていいよ~頑張ったねえ~えらいぞ!」

でも今の炭治郎は鼓膜が破れて蜜璃ちゃんの言ってる言葉がわからないんですよね~戸惑う炭治郎。

 

「炭治郎君。禰豆子ちゃんと玄弥君は私が助けるから」なんと逞しいお言葉。

対峙する憎珀天と甘露寺蜜璃。蜜璃ちゃんに対して「小娘が」という憎珀天。

「あとは任せて頂戴!」やる気元気蜜璃ちゃん。

 

まずは、1頭の石竜子の口を日輪刀でぐるぐる巻きにしてその遠心力で他の2頭を倒しました。

 

いよいよ恋柱の実力をお手並み拝見ですね

ということで、石竜子と蜜璃ちゃんが相対します。飛び出す蜜璃ちゃんに、今更ながら「上弦の肆です!」という炭治郎だけどもうそんなこと関係ないって感じでズンズン石竜子に向かって一直線な蜜璃ちゃん。

 

この時のBGMめっちゃいいですね。「コイコガレ」のアレンジバージョン、これは蜜璃ちゃんの戦闘用の曲なのかな?

 

玉壺もむい君が1人で討伐してくれたので、体調は気になるけれども、記憶も戻りひと段落。そして苦戦中の炭治郎・禰豆子・玄弥の所へ蜜璃ちゃんが来てくれたので次回からどんな戦いが見れるのか楽しみ。

 

次回「あばずれ」発言があるのかないのか気になりますし、蜜璃ちゃんのターンということで、ニーハイソックスのシーンは登場するのだろうか?お奉行様は登場するのか?色々気になる見所満載です。

 

本日は原作14巻の第120話「悪口合戦」~14巻の第122話「それは一時的な興奮状態」の最後の手前まででした。

 

8話の戦闘報告

【対玉壺戦】

玉壺VSむい君

むい君VS玉壺 悪口合戦

玉壺→血鬼術「一万滑空粘魚」

むい君→霞の呼吸・陸ノ型「月の霞消」で粘魚を切り刻む

むい君→霞の呼吸・参ノ型「霞散の飛沫」粘魚と体液を吹き飛ばす

玉壺→完全体「神の手」

玉壺→血鬼術「陣殺魚鱗」

むい君→霞の呼吸・漆ノ型「朧」にて玉壺の頸を斬る

 

【対半天狗戦】

憎珀天VS蜜璃ちゃん・炭治郎・玄弥・禰豆子

 

憎珀天→石竜子での攻撃

石竜子→「狂鳴雷殺」「狂圧鳴波(きょうあつめいは)」

蜜璃ちゃん→日輪刀と怪力で炭治郎救出&石竜子への攻撃