阿美の本棚

阿美の好きな書籍の言葉や、最近好きな「鬼滅の刃」に関するレビューや考察(ネタバレしています)を書いています。

TVアニメ「鬼滅の刃 刀鍛冶の里編」第10話『恋柱・甘露寺蜜璃』

こちらでは原作のネタばれありとなっております。

本日の善逸の「今日の一振り」は…2コマ進む→【いつもと違う格好をして記念写真を撮る】コスプレ善逸(笑)

 

【現時点の状況】

炭治郎→石竜子に潰されかけているところ、蜜璃ちゃんに救出される

禰豆子→石竜子に囚われ中

玄弥→石竜子に囚われ中

蜜璃ちゃん→憎珀天・石竜子と戦闘中

 

先週の蜜璃ちゃんの活躍のおさらいみたいな感じのアバンでした。

蜜璃ちゃんいきなり憎珀天に対し、「おイタが過ぎるわよ。」って(笑)

禰豆子ちゃんと玄弥を返してもらうというんだけど、それに対して憎珀天

 

待ちに待った憎珀天の「あばずれ」発言に固まる蜜璃ちゃん

黙れ、あばずれが。儂に命令して良いのはこの世で御一方のみぞ」

「あばずれ!?あば…あっ…私!?私の事!?」

聞きなれない「あばずれ」なんて言われて、ショックだし、汗拭き出るし、なんて言葉使うのか知ら?見た目は自分の弟と似た年ごろなのにとおもいながらも「あら?でも、鬼だと実年齢と見た目は違うわよね」って(笑)まぁ、本体は爺さんだからね。とにかく、短いシーンの中でもいろんな表情を見せてくれる蜜璃ちゃんです。

 

そして、やっぱ思い出しちゃう蜜璃ちゃんだけど、そんな暇もなく、憎珀天が攻撃をしてきます。血鬼術「狂鳴雷殺」石竜子の口から放たれますが、蜜璃ちゃんも恋の呼吸・参ノ型「恋猫しぐれ」で攻撃をバッサバッサと斬っていきます。この時攻撃で猫の名前の付く型を使うとき、斬撃音の中に猫の鳴き声みたいなのが入っていますので、もし気が付かなかったと思ったら再度聞いてみてください。

 

「私怒ってるから。見た目が子供でも許さないわよ」

 

なぜ炭治郎が「もんげー」って…(笑)

炭治郎はおもわず「もんげー」、憎珀天は攻撃自体を斬ったとちょっと甘く見てた感じ?

初めて見る蜜璃ちゃんの日輪刀の形状はもちろんだけど、それを扱う蜜璃ちゃんの身体能力にも驚く。「作った刀鍛冶もすごいし(鉄地河原鉄珍様です)扱える甘露寺さんはもっとすごい!」

 

原作では蜜璃ちゃんの日輪刀に関してナレーションで説明されていますが、アニメは毎回言いますがナレーションがないので詳しい説明はできないので、今回は炭治郎が端的に心の声でお届けしております(笑)

 

なお、蜜璃ちゃんの技の速度は、宇随天元さんをも上回っているそうです。

そして再び、憎珀天は石竜子から技を出してきますが、見事にそして華麗にかわしていく蜜璃ちゃん。そして、恋の呼吸・弐ノ型「懊悩めぐる恋」で石竜子の体を切り刻みます。続けて激涙刺突(石竜子バージョン)に対して、恋の呼吸・陸ノ型「猫足恋風」で見事斬撃を斬りました。

 

さすがの憎珀天も

「この速さでもついてくるか。ならば、術で埋め尽くす」

これはかなり焦っていそうな感じ?ということで、血鬼術「無限業樹(むげんごうじゅ)」を発動。たくさんの石竜子が蜜璃ちゃんに向かって襲い掛かろうとしています。

さすがにビビる蜜璃ちゃん。でも引き返すことなんてできない。一方、炭治郎も半天狗本体が逃げようとしてるのを見つけそちらに向かっていく。

 

この数、受けきれるか心配しながらも、恋の呼吸・伍ノ型「揺らめく恋情・乱れ爪」素早い斬撃で向かってきた石竜子をすべて切り刻みそのまま憎珀天のところへ。日輪刀が憎珀天の頸を捕らえるんだけど、違う違う、そうじゃ、そうじゃな~い♪、なんだよ蜜璃ちゃん💦

 

超絶カッコいいんだけど違うんだよぉ~蜜璃ちゃん

「とった!」と思う蜜璃ちゃんとその早い動きに驚きながらも、「でも駄目だ!」と。

口を開ける憎珀天に蜜璃ちゃんも何かしようとしてるけど、首を斬れば大丈夫だろうと思ってるんだけど「そいつは本体じゃない!頸を斬っても死なない!」と炭治郎に言われ「判断を間違えちゃっ…」で「狂圧鳴波」の直撃を間近で受けてしまう。

 

強烈な音波攻撃で蜜璃ちゃんの羽織も引き千切れ吹っ飛んじゃいました。蜜璃ちゃんに集中してるからか、禰豆子ちゃんは手を引き千切って、玄弥も力づくで石竜子から脱出できたみたい?

 

蜜璃ちゃんはその場で気絶状態でその場に座り込んでしまう。蜜璃ちゃんの姿を見て憎珀天が驚く

 

言うことがエグいよ憎珀天

「信じがたし、今の攻撃を喰らって尚、肉の形を保っているとは!!!喰らう直前に全身の筋肉を硬直させた。しかし、それで耐えられる代物ではないぞ。解せぬ。いや、そうか、この小娘、図体に見合わぬ筋力…特異体質。これは良い。質の良い肉を喰らうことは、強さに直結する。しかしまずは、頭蓋と脳味噌を殴り潰しておくとするか」

 

炭治郎だったら完全にアウトだっただろうね。(そういうことはこの戦いで大にしてあったけど)恐るべし㭭倍娘。そういえば、シチュエーションは違うけれど、玄弥の時もこんな感じでギリギリでの走馬灯だったね。蜜璃ちゃん危機一髪な状態から走馬灯が…

 

蜜璃、17歳の春…

お見合い相手から「あなたと結婚できるのは熊か猪か牛くらいでしょう。髪の色も子供に遺伝したらと思うとゾッとする。」と言われ見事に破談となる。これはお年頃の蜜璃にとってはかなりのショックだったことでしょう。

 

アニメでも原作と同じくらい下衆な相手だった

 

あまりに言い方がひどい奴…でもひょっとすると最初からこの男性はお宮意を断ろうとしていたのかもしれません。もうすでに意中の人がいたかもしれないけど、紹介者の推しに負けて仕方なくお見合いしたのかもしれない。少々の言い訳では断ったと思われないと困るので、ここは絶対拒否の姿勢を見せなければと思った結果のあの言葉だったのかもしれません(そうじゃないと蜜璃ちゃんが可哀相過ぎる)

 

蜜璃ちゃんの家族との物語。

甘露寺家は笑いの絶えない家庭だったみたい。蜜璃ちゃんもお父さんと楽しそう。蜜璃ちゃんの目の下のほくろはお父さん譲り。お父さんは結構筋肉体質みたい?「かっこいいだろう」と腕の筋肉を自慢するのを見て、羨望のまなざしで見てる蜜璃ちゃん。お父さんの真似をして腕の筋肉を見せようとするけれど、精いっぱい力を入れても、まったくムキムキにならないのを見て残念に思った。

 

この頃はまだ髪の色は黒いですね。小さい頃の黒髪の蜜璃ちゃんもかわいい💕

「私の細い腕に、力こぶはできなかったけど、母から何度も何度も聞かされる子供のころの話がある。私が1歳2か月のころ、ちょうど母が弟を身籠っていた時の事。」

 

よだれ姿の蜜璃ちゃんも可愛い、お母さんも素敵

家事がひと段落したお母さん、部屋を見ると寝ていたはずの蜜璃ちゃんがいなくて(この時からすでに甘露寺家には猫がいたんですね)、名前を呼んで探していると、唸る声が聞こえてきたので声の方を見るとなんと蜜璃ちゃんが台所仕事を手伝おうと、4貫(15キロ)の漬物石を「だぁ~」と余裕で持ち上げているのを見て、肝が据わっていると評判だったお母さんも人生初めて、腰を抜かしてしまったらしい。

 

「いつも手伝ってくれてありがとう」自分の子供を気持ち悪がるんじゃなくて、愛情深く見守って、感謝の気持ちをちゃんと伝えてくれる素敵なご両親だったのですよね。

 

ある日の甘露寺家はみんなでお蕎麦屋さんへ。

さいころから蜜璃ちゃんはよく食べた。食べることが大好きだった。

その食欲は相撲取り以上だったからお蕎麦屋さんに来ていた相撲取りたちも驚くばかり。食後は山盛りの桜餅にこれまた大喜びの蜜璃ちゃん。

 

このころにはすでに桜色の髪色になってますね

でも、東京に住んでいるのに蜜璃ちゃんの食べる桜餅は関西風の道明寺なんだね。

(桜餅、関東では「長命寺」関西では「道明寺」姿形も桜の葉で巻かれてはいるけれど見た目は全然違います。でも関西風の桜餅は明治に誕生しているらしいので、どこかでお父さんが買ってきて、蜜璃ちゃんが好きになったのかもしれませんね)

 

そしてお相撲さんとの腕相撲大会、心配をよそに、甘露寺家は「全然大丈夫、思い切りやってください」って(笑)しぶしぶ腕相撲をすることになるけれど、一撃で蜜璃ちゃんの勝利。楽しそうな甘露寺一家の後ろにプライドずたずたになったお相撲さんが…

 

「蜜璃の腕は細いけど、筋肉の密度が常人とは違うんだろうな」というお父さんに蜜璃ちゃんも嬉しそう。

 

甘露寺蜜璃ちゃんは特殊な肉体を持つ人物で、「㭭倍娘(はちばいむすめ)」と言って筋肉の密度が常人の八倍ある。見た目細い腕も実際、筋力的にはすごいムキムキな筋肉の人みたいな感じです。そのため、少し動いただけでもカロリーを消費してしまうのでとにかくたくさん食べないと体力を維持できないのです。小説「鬼滅の刃 片羽の蝶」の中の「甘露寺蜜璃の隠し事」に忍さんとのやり取りで、自分らしさを抑えようと頑張ろうとする蜜璃ちゃんの物語を読むことができます。

 

夜、家族並んで寝ている甘露寺家。おや、猫ちゃんたちもいますね(蜜璃ちゃん家には4匹猫ちゃんがいます)子供のころはそれでも無邪気でいられたけれど、やはりお年頃になると、自分の容姿や特異体質をみんなとは違うということを気付くし、普通気持ち悪がられることもあるだろうしね。

 

「お母さん。私、お嫁さんになれるのかな?」

「どうしてそんなこと聞くの?」

「だって、私、力持ちだし、いっぱい食べるし、髪だって変な色だし…」

「蜜璃は、ず~っとうちにいればいいじゃないか。」

「でも、女の人は、結婚して、お嫁さんに行くんだよね?」

「ず~っと、うちにいればいいじゃないか」

 

ご両親はこの時代においては娘のことを本当に考えてくれて、無理に嫁に行かなくてもいいんだよと言ってくれるんですね。現実問題、結婚したとしても食事だけでもかなりの収入がないと彼女を満足させることはできないだろうから、相手に対しても高収入じゃないとね。それはご両親は無理だとわかっているだけにねぇ…

 

でも蜜璃ちゃんにしてみたら、それは嬉しいけれど、きっと周囲のご友人(女学校にも行っていただろうから)とかの会話や実際結婚で学校をやめていく様子を見ると自分もその幸せを味わってみたいと思ってるでしょうね。

 

とても悲しいシーン。心配してるご両親も切ないよね

 

「お見合いが破断した日、これは隠さねばと思った。髪は染め粉で黒くした。食べたいのをぐっとこらえた。力も弱いふりをした。家族みんなが心配していた。」

 

本当に、それ以外は誰よりも普通の女の子だもんね(それこそが蜜璃ちゃんの魅力でもあるんだけど)。必死で相手が望んでくれるようにと、髪を黒くしたり、食べなかったり、弱いふりをしたり(まぁ、食べなければ自動的に弱くなっちゃうだろうけど、下手したら死ぬよマジで)そりゃ、お父さんやお母さんは心配でならないことだったでしょうね。不憫に思ったと思います。

 

そうすると、結婚したいという人が現れる。蜜璃ちゃんも一瞬は嬉しいと思ったけれど、よくよく思うと、本当にそれでよかったのか?このまま結婚するということは相手に本当の自分を偽り続けるということ。髪も染め続けなければならないし、おしとやかにするために少食だったり、弱弱しくし続けなければならない。

 

そんなことをこれから何年、何十年やり続けることってできるんだろうか?それって、本当に自分だといえるのだろうか?本当の自分をこの人は受け入れてくれるのだろうか?いろいろ考えたでしょうね。そしてきっとそれじゃ駄目だと思って断ったのかなぁ~。蜜璃ちゃんの事だから、その人に本当の自分はこうだと話したのかもしれませんね。

 

「私は私じゃない振りするの?私が私のままできること、人の役に立つことあるんじゃないかな?私のままの私がいられる場所ってこの世にないの?私のこと、好きになってくれる人はいないの?こんなのおかしいよ…おかしい!」

 

弟妹たちが助けてくれてるよ

次の瞬間、「ぐわあああ!」という声に我に返る蜜璃ちゃん。

気が付くと、炭治郎・禰豆子・玄弥が蜜璃を抱えて憎珀天のいる場所から遠くへ運んでくれている。そして、炭治郎が慌てて次の攻撃が来るというと玄弥も「分かってるっつうの!」って普通に会話してるよね~。

 

炭治郎が「甘露寺さんを守るんだ!一番可能性のある、この人が希望の光だ!この人さえ生きていてくれたら、絶対、勝てる!みんなで勝とう!誰も死なない、俺たちは…」

甘露寺さんを抱えながら走る3人の様子を見て「なんと滑稽な」と憎珀天。

そして再び、雷を放つ。あまりの雷鳴に玄弥も「ウソだろ」もう終わりか…

周囲一帯、まるで遊郭編の10話の最後みたいな感じになっているよ。

憎珀天もこれはやっただろうと思ったら…

 

「みんな、ありがと~!柱なのにヘマしちゃってごめんね~!仲間は絶対、死なせないから!鬼殺隊は私の大切ない場所なんだから!上弦だろうと何だろうが、関係ないわよ。私、悪い奴には絶対負けない。覚悟しなさいよ、本気出すから!」

 

蜜璃ちゃんが「仲間は絶対死なせない」さすが煉獄一門。煉獄さんの魂がしっかり継承されていることを感じます。

 

原作も同じなんだけどセリフとかぶったりしててアニメに感謝

あのすごい雷を日輪刀で自分たちの周りすべて斬ってしまいました。

玄弥はビックリと照れで複雑な表情、禰豆子ちゃんはもう完全に憧憬の眼差しで頬を赤らめて可愛い💕、炭治郎は「全部斬った!かっこいい!」って…(笑)

 

ということは、今までは本気じゃなかったのか?いやそういうわけではないと思いますが、きっともっと自分には力があるんじゃないかと。希望の光と言ってくれた炭治郎達の期待に応えるためにも頑張ろうという意味も込めての本気ということなんだと思います。

 

回想シーン

産屋敷邸にて。多分、柱になったときの挨拶に伺ったときにお館様がお祝いの言葉をかけてくださったのかな?

「素晴らしい、君は神様から特別に愛された人なんだよ、蜜璃。自分の強さを誇りなさい。君を悪く言う人は、みんな、君の才能を恐れ、羨ましがっているだけなんだよ。」

 

素直な蜜璃ちゃん、いいよね~

お館様からのお言葉、欠点だと思っていることが実は素晴らしいものなんだと言われたら嬉しいよね。自分の才能が誰かの役に立てるのであれば頑張ろうと思うよね。

 

そしてなにより、いつでも感謝を忘れない心を持っている蜜璃ちゃんが素敵ですよね。

「お父さん、お母さん。私を丈夫に産んでくれてありがとう。鬼殺隊では、みんなが私を認めてくれたの。(屋敷にいる隠しの人たちから柱昇進のお祝いの言葉をもらう蜜璃ちゃんに「私頑張るぅ」)鬼から守った人たちはね、涙を流して私にお礼を言ってくれた(一般隊員たちの感嘆の声。助けた親子も蜜璃ちゃんにお礼の言葉を言っています)」

 

そして、そして…

「伊黒さんがね、私に縞々の長い靴下をくれたのよ。」

ふたりで食事に来ているところで、伊黒さんがおもむろに靴下を蜜璃ちゃんに渡そうとしています。

 

ツンデレな伊黒さん💕

「ほら」

「えっ?えっ?何?何?伊黒さん、何?」

「これやる。」

「えっ、私に?」

「(うなずく伊黒さん)ええ~!うれしい!絶対大切にするね!」

「大事になんてしなくていい。」

「そんなぁ…勿体ないよ。」

「いい。破れたら、また新しいのやる。」

「うん!」

 

うわぁ~💕おば蜜のシーンがアニオリでこんなにふんだんに盛り込んでもらえるだなんて嬉しい。蜜璃ちゃんのターンでの楽しみはこのシーンだったんですよぉ。原作では1コマだけで描かれていたんですけど、アニメでこのシーン登場するのかどうかドキドキしておりましたが、まさかまさかふたりでお食事に行った時にプレゼントしただなんて、伊黒さん素敵すぎます。蜜璃ちゃん、隊士になったばかりの頃は(煉獄外伝参照)ショートブーツを履いていましたがその後、柱になった頃は草履に足袋といった感じでした。(アニメ参照)

 

なんて幸せなシーンなんだ

 

なぜ、伊黒さんが蜜璃ちゃんにニーハイソックスをプレゼントしたのか?

蜜璃ちゃんは隊服がかなり露出していて、恥ずかしがっていました。上着もだけどスカートも短いしね(この時代の女性からすると憎珀天じゃないけど「あばずれ」と言われても仕方なかったかも)恥ずかしくてもじもじしていたのでプレゼントしました。

 

 

予備の靴下たくさんストックしてるな絶対に

喜ぶ蜜璃ちゃんに対して、伊黒さんは反対側を向いていましたけれど、鏑丸は蜜璃ちゃんの方をしっかり向いてみていましたので、伊黒さんもちゃんと蜜璃ちゃんの表情はわかっていたと思います💕

 

最後伊黒さんとの靴下エピから現実に戻っての靴下のアップシーン。

「女の子なのに、こんなに強くっていいのかなって、また、人間じゃないみたいに言われるんじゃないのかなって、怖くって、力を抑えていたけど、もうやめるね。(希望の光だと言ってくれた炭治郎の言葉を思い出しながら)任せといて。みんな私が守るからね」

 

憎珀天が再び、石竜子をあやつりこうげきをしかけてきます。蜜璃ちゃんが本気モードで向かいっていきます。そして炭治郎達に

 

アニオリのこのセリフ、無限列車の煉獄さんみたいです

 

「こっちは、私が何とかするから、みんなは先に行って本体を倒して!」

くぅ~(涙)このアニオリのセリフ、無限列車の時の後方5両を自分が守るから伊之助と炭治郎は鬼の首を探せといった時の煉獄さんみたいですよね。

 

この言葉に3人は動きます。蜜璃ちゃんはもっと心拍数を上げ、もっと血の巡りを速く、もっと強く速くと思いながら戦闘しております。

 

がんばれ炭治郎・玄弥・禰豆子ちゃん

 

「わっぱどもが…」と石竜子を3人のところへ向かわせようとしますが、蜜璃ちゃんが行く手を阻み、切り刻み

「守るって言ったでしょ、あっちにはいかせないんだから!」

蜜璃ちゃんの姿が煉獄さんと重なって見えるのは私だけ?(涙)

 

玄弥が本体の入った玉の行方を炭治郎に探してもらう。臭いで見つけた。このにおいのエフェクトすごいなぁ~。中にいる半天狗は相変わらず泣いております。

 

玉を見つけた炭治郎「甘露寺さんが、あの子供の鬼を何とかしてくれている間に、一刻も早く、本体の鬼を斬らなければ!」

蜜璃ちゃんの動きを見て憎珀天

「この小娘、先刻よりも動きが速い!何をした!?何をしている!?いったい何を…痣?初めからあったか?あれは…鬼の文様と似ている」

 

蜜璃ちゃんにも痣が、そして少しずつ夜が朝に近づいているよ

蜜璃ちゃんにも痣が発現した。そしてそれを見た憎珀天も驚いていますね。それも痣が鬼の文様と似ているとな?

「不愉快極まれり!この小娘のせいで、わっぱどもの方へ、石竜子をやれぬ!憎たらしい…だがしかし、永遠ではない。必ず体力が続かなくなる。人間は必ず!」

憎珀天もかなり焦りだしていますね。じっくり見ると蜜璃ちゃんの戦闘シーンなどに時々虹色のエフェクトがかかっているのがよりわかりますね。(映像だとわかるんだけど、画像だとわかりにくいなぁ)

「行かせないったら、行かせないんだから!」かっこよすぎです蜜璃ちゃん。

 

逃げる玉を追いかける炭治郎たち。

刀を振りかざすげんやだけど、(まぁすでに折れているんだけど)やはり硬くて歯が立たない。激しく動く玉にしがみつく3人。玄弥振り落とされそうになりながら必死でしがみついているよ~

 

炭治郎、石竜子の事を「ヘビトカゲ竜みたいなのがこっちへ来ないうちに!甘露寺さんが止めてくれているうちに!」しかし、この状態では刀も触れないと玄弥は

「なら、これしかねぇ」と木をかぶりついた!

 

いや、炭治郎今はそんなこと言ってる場合じゃないだろう💦

 

炭治郎もびっくりして、うわぁ、噛んでる!すごい硬い歯だ!と心の声思わず玄弥に

「でも、お腹壊さないか!?玄弥!大丈夫なのか?」今それ言います?

 

玄弥は鬼を喰うことで、一時的に鬼の体質になれます。強い鬼を喰えば、それだけ再生力も上がり、筋力も上がります。私は目の色から推測して空喜を喰ったのかとおもったけれど、やはり哀絶を喰っていたんですね。

 

身体能力も低く、呼吸も使えない玄弥が、柱に近づくための苦肉の策だったが、しかしこれは誰にでも出来ることはなかった。玄弥もまた、特異体質。優れた咬合力と特殊な消化器官により、短時間の鬼化を可能にした、鬼殺隊唯一の逸材である。(原作より)

 

玄弥、思い切り玉の木を喰い千切りました。すごい力だ。本体部分が地面に落ちて炭治郎が斬りかかろうとするんだけど、玉から細くて長い枝みたいなのが鞭のように攻撃をしてくるため身動きが取れない炭治郎。ダメージも合うし…

 

しかし、禰豆子が血を玉の木に飛ばし、爆血で燃える。これはチャンスと炭治郎がヒノカミ神楽・炎舞で斬ることができたけれど、逃げ足の速い半天狗はすでにどこかに逃げている。この爆血からのヒノカミ神楽のシーンの3Dのカメラワークが凄すぎる。そして、炭治郎も無意識だけど痣がまた出ている。ヒノカミ神楽だからなのか?赫刀になってる?からなのか?

 

必死に周囲を探す炭治郎。そして見つけた!逃げる半天狗に向かって

「貴様~!逃げるなぁ~!責任から逃げるなぁ~!お前が今まで犯した罪!悪業、その全ての責任は、必ず取らせる!絶対に逃がさない!」

 

逃げるなぁ~、無限列車の時は猗窩座を逃がしてしまいましたからね、今回は何が何でも逃がすわけにはいかない。まぁそんなこともお構いなく半天狗は必至で逃げておりますが思わず躓いてしまう、そして炭治郎の言葉で過去の断片が…

 

出ました。お奉行様の登場です。

お奉行様が登場です(次回も登場してくれるかなぁ~)

「貴様のしたことは、ほかの誰でもない貴様が責任を取れ。この二枚舌の大嘘つきめ」

それに対して自分は生まれてから嘘なんてついたことない、善良な弱者なのに誰も同情してくれない、わしは嘘をついてないと、どの口が言ってると言いたいくらい。もう自分の言ってる嘘が真の事と思い込んでしまっているよ。

 

逃げる半天狗を炭治郎と禰豆子は追いかけるけれど、玄弥は立ち止まって…?

目の前の木にしがみつき、引っこ抜いた!

こんな大木を…まさに怪力

 

「クソがぁ~!いい加減にしろ!このバカタレ~!!!」

思い切り半天狗に向かって投げた!そして続いて禰豆子が追い詰めようとするところで今回は終了!

 

夜明けが近づいてきてるよ~。タイムリミットもあと少し、がんばれ炭治郎・玄弥・禰豆子。そして次回がいよいよ刀鍛冶の里編の最終回。70分拡大放送ということでいったいどこまで物語が進むのか気になります。

 

私的には15巻の128話「ご教示願う」までが斬りがよさそうだけど、70分としたら少し短いのかなぁ~アニオリで物語を膨らませるかなぁ。刀鍛冶の里編と柱稽古編って結構グラデーションな感じだから終わる部分が難しいなぁ~。でもあっという間にもう最終回なんだか寂しい気もしますねぇ。

 

本日は原作14巻の第122話「それは一時的な興奮状態」~15巻の第125話「迫る夜明け」の冒頭まででした。

 

10話の戦闘報告

【対半天狗戦】

憎珀天VS蜜璃ちゃん・炭治郎・玄弥・禰豆子

憎珀天→血鬼術「狂鳴雷殺」「無限業樹(むげんごうじゅ)」

蜜璃ちゃん→恋の呼吸・参ノ型「恋猫しぐれ」、弐ノ型「懊悩めぐる恋」、陸ノ型「猫足恋風」その他日輪刀での攻撃&痣発現

石竜子→「狂鳴雷殺」「狂圧鳴波(きょうあつめいは)」

炭治郎→ヒノカミ神楽・炎舞

玄弥→鬼喰いによる鬼化中

禰豆子→爆血