阿美の本棚

阿美の好きな書籍の言葉や、最近好きな「鬼滅の刃」に関するレビューや考察(ネタバレしています)を書いています。

ノベライズ(原作本)欧米篇

ダークエンジェル~最終戦争~

(第三章 死を待つときより) 良しにつけ悪しきにつけ、ある種の性質が生まれつき人に備わるものかどうかは、議論が分かれるところだ。マックスは、ジョシュアにはつねにやさしい心を持っていると言いつづけてきた。しかし、マックス自身が抱く希望は、その…

ダークエンジェル~スキン・ゲーム~

(第二章 ターミナル・シティより) 「いい。わたしには、あなたたちを引きとめることは出来ない。でも、私はこれまで逃げ、隠れ、怯え続けてきた」さらに向きを変えて、言いつのった。「こんなふうに生きるのはもういやなの。みんなだって、隠れて生きるのは…

アルジャーノンに花束を

「知能だけではなんの意味もないことをぼくは学んだ。あんたがたの大学では、知能や教育や知識が、偉大な偶像になっている。でもぼくは知ったんです。あんたがたが見逃しているものを。人間的な愛情の裏打ちの無い知能や教育なんてなんの値打ちもないってこ…