阿美の本棚

阿美の好きな書籍の言葉や、最近好きな「鬼滅の刃」に関するレビューや考察(ネタバレしています)を書いています。

TVアニメ「鬼滅の刃 刀鍛冶の里編」第2話『縁壱零式』

うな重はやはり夢だぅた…

本日の善逸の「今日の一振り」は…6コマ進む→【鬼退治も休憩!ゆっくり休んで美味しいご飯を食べる】ということでうな重に善逸大喜びだけどやはり夢落ちだった(笑)これ本編と何か関係してるのかなぁ…?ようわからん💦

 

基本的にネタばれありなので、知りたくない人はごめんなさい。

 

【2話本編】

男の子と無一郎が言い争いをしていたが、男の子が何かの鍵を絶対渡さないと言っています。それを遠目に様子を見ている炭治郎。無一郎にビンタされ、胸ぐら掴まれている男の子を目の当たりにして、我慢できずふたりの元へやって来る炭治郎。思わず無一郎の腕をつかんだけど、自分より腕も細いし体も小さいはずなのに掴んだ腕は微動だにしない。

 

無一郎、炭治郎の声がうるさいとか、「誰?」って柱合会議の時の事すら忘れてる💦

公子を手を放せと言って腹に一撃受けちゃった炭治郎。挙句に

 

今にも箱を開けてしまいそうな無一郎にドキドキ

「すごく弱いね。よく鬼殺隊に入れたな。」って…そして禰豆子の入っている箱に対しても「変な感じがする。鬼の気配か…何が入ってるの?」手が箱に伸びてくるぅ~怖い…と思ったら手を払いのけて「触るな!」さすがに禰豆子に何かしたら許さないという感じの怖い炭治郎の表情。

 

払いのけられた手の痛みに気を取られ、男の子を炭治郎にとられる。しかし男の子は助けられたにもかかわらず、炭治郎の心配もよそに拒否する。そして鍵はたとえ拷問を受けたとしても渡さないと言い張るけれど、無一郎は拷問なんて大人でも耐えられないのに君には耐えられるわけない、柱の時間と君たちの時間は価値が違う。刀鍛冶は戦えない、人の命を救えない。武器を作るしか能がないから、自分の立場を考えて行動しなよって言いたい放題。鍵を早く渡せの一点張りにさすがの炭治郎もイライラマックスに(笑)無一郎の掌を叩くが「何してるの?」

 

炭治郎の手のもぎもぎしてるのが好き

 

「こう…何かこう…すごく嫌!なんだろう配慮かなぁ~配慮が欠けていて残酷です!」

「この程度が残酷?」

「正しいです!あなたの言ってる概ね正しいんだろうけど、間違ってないんだろうけど、刀鍛冶は重要で、大事な仕事です。」

 

蛍さんは炭治郎のストーカー(笑)炭治郎の思いをしっかり聞いています

「剣士とは別の、凄い技術を持った人たちだ。だって実際、刀を打ってもらえなかったら俺たち何もできないですよね。剣士と刀鍛冶はお互いがお互いを必要としています。戦っているのはどちらも同じです。俺たちはそれぞれの場所で日々戦って…」

 

折角、炭治郎が良いこと言っているのに無一郎はくだらない話に付き合っていられないと言って炭治郎に手刀をお見舞い気絶させちゃいます。むい君…好感度低いよ~💦

 

そして、気絶してる炭治郎をどうしていいかわからず困っている男の子に鋼鐵塚さんが出てきてもしこのまま炭治郎が気絶したままの時は、自分が人のいるところまで運ぶと言っているけれど、炭治郎が目覚めそうになるからと、そそくさと逃げちゃった。でも匂いを感じた炭治郎は男の子に「鋼鐵塚さんさんいた?」に尋ねるけど、いないと必死でごまかしておりますピユッ、ピューって(笑)。

 

無一郎は鍵を受け取って行ってしまったと。申し訳なく言う炭治郎に、見も知らない自分に親切にしてくれて嬉しかったありがとうと。

 

からくり人形が入っていた箱はアニオリです。箱に入れて保管していたのね

 

そして、炭治郎が人だと思っていたのは、実はからくり人形だった。でも無一郎に持っていかれたと。鍵はその人形を動かすために必要だった。あの人形は特別で人間を凌駕する力を持っていて、108の動きができ戦闘訓練に利用できるけれど、あれはもう…と話しているとけたたましい音が聞こえてきた。

 

どうやら無一郎がからくりを動かして訓練を始めたみたいです。音のした方へ向かうふたり。無一郎とからくり人形、凄い動きに炭治郎も驚く。

「あれが、俺の先祖が作った戦闘用からくり人形『縁壱零式』です。」

「でも、手が6本あるのは何故?」

「父の話によると、あの人形の原型となったは、実在した剣士だったらしいんですけど、腕を6本にしなければその剣士の動きを再現できなかったからだとだそうです」

なぜか気になる人形の顔見たことあるような気がするのにと炭治郎。

 

映像はハイスピード映像みたいになっていますが実際はとんでもないスピードです

縁壱零式とむい君の戦闘訓練風景描写、スローで描いていますが、実際表現しようとしたらすごい速さすぎるので何してるかわからなくなると思うんですよね、だから逆にゆっくり戦闘訓練の様子を見せてくれているんだと思います。(無限列車の煉獄さんと猗窩座戦いシーンで炭治郎が見ていた閃光が走ってるみたいな感じ?)

 

「その剣士は誰?どこで何していた人?」男の子に聞く炭治郎だけどその子も詳しいことはよくわからないって。戦国の話、300年前以上前の話と聞いて驚く炭治郎、それなのにそんなに壊れてないということにさらに驚くけれど、凄い技術で今の自分たちでは追いつかないから壊れてしまったら、もう治せない。彼も父親が突然亡くなって兄妹もいない自分がちゃんとしなくちゃいけないのに刀鍛冶の仕事もからくりの仕事も才能がないと嘆いています。心配する炭治郎、しかし無一郎の訓練している姿を見て年齢もそんなに変わらないのに柱で才能があってと思っていたら…

 

出た!無一郎の鎹烏・銀子(ぎんこ)の登場です(笑)

兎に角、銀子は無一郎の事を誉めまくる。日の呼吸の使い手の子孫で、天才なのよって💦炭治郎たちとは次元が違うんだってどこまでも上から目線。

 

「日の呼吸って始まりの呼吸の…あの子はそんなにすごい子なのか…でも日の呼吸じゃないんだね、使うの(それは言っちゃダメダメ)」

 

炭治郎、血ぃがでてますわよ、銀子さんやりすぎです

銀子からほっぺをつままれてしまう炭治郎だけど、その時、思い出した縁壱零式に似ている人の顔を。夢で見たというんだけど、銀子に滅茶滅茶馬鹿にされてしまって、さらに落ち込む炭治郎だけど、男の子がそれは「記憶の遺伝」じゃないかって。

 

里ではよく言われてることで、受け継がれていくのは姿形だけではなく、生き物は記憶も遺伝する。炭治郎が見た夢は先祖の記憶なんですよって。しかしまたも銀子は「非現実的、非現実的」とのたまう。

 

そしてようやくここで自己紹介。自分は炭治郎、男の子の名前は小鉄くん。そしてここですでに小鉄君の毒舌が始まっています。銀子の事を「意地の悪い雌烏なんて相手しなくていいですよ」って(笑)

 

大きな音がして振り向くと、無一郎が縁壱零式に一撃与えている。鎧が外れる様子にいたたまれなくなった小鉄くんはその場から走り去ってしまう。炭治郎小鉄君を鼻を使って探しますが、今少し調子悪いけどと言いながら上を見ると木の上にしがみついている小鉄くん発見。(確かに、調子悪いのかもね、いつもだったら、むい君と話していた時隠れていた鋼鐵塚さんに気が付いていたはずだもんね)

 

「全力で登ってるなぁ~小鉄くん」これからの一連の炭治郎のまじめゆえのボケっぷり大好きです(笑)

 

落ち込む小鉄君を全力で励ます炭治郎。

「人形の事諦めちゃだめだ。君には未来がある。10年後20年後の自分のためにも今、頑張らないと。今できないこともいつかできるようになるから」この言葉ってなんだか煉獄さんを思い出しますよね~

 

ならない自分の代で終わりだという小鉄くんに対して気が付けば目の前に炭治郎がいる。そしていきなりのデコピンであごをはじかれてしまう。

 

もう楽しみにしていたシーン。花江さんが「~ですわ」をどういうのかって(笑)

「投げやりになってはいけない。自分のことをそんなふうに言わないで欲しいですわ…」このシーン、めっちゃ楽しみにしていたんですよ、どう描かれるのか?花江さんがどんな感じで演技されるのかってね。なんか映像とマッチしていましたよね、でもこの言葉のニュアンスって日本語じゃないと伝わらないし、なんだか外国語だと面白さが伝わらないだろうなぁ…。

 

音もなく自分の目の前にぶら下がっている炭治郎というか鬼殺隊の剣士のすごさを改めて実感する小鉄くん。

 

「自分にできなくても、必ずほかのだれかが引き継いでくれる。次に繋ぐための努力をしなきゃならない。君にできなくても、君の子供や孫ならできるかもしれないだろう?俺は鬼舞辻無惨を倒したいと思っているけれど、鬼になった妹を助けたいと思っているけれど、志半ばで死ぬかもしれない。でも、必ず誰かがやり遂げてくれると信じてる。俺たちが…繋いでもらった命で上弦の鬼を倒したように、俺たちが繋いだ命がいつか必ず鬼舞辻を倒してくれるはずだから。一緒に頑張ろう!」

 

折角炭治郎が良いこと言ってるのに、アニメでカットされたシーン、原作では上記の穴氏をしてる時に、銀子と松右衛門(炭治郎の鎹烏)が言い争いをしているのです。

銀子「何見てんのよ!下っ端が」

松右衛門「どっか行け!まつ毛ブス」

とかギャーギャー言い争っているんです(笑)アニメで観たかったぁ~でもアニメだとゴチャゴチャしちゃいそうだからカットしたのかな。でもこれも後々大切なシーンだったりするんだけどねぇ~。

 

小鉄くんも覚悟を決めて、どんな結果になったとしても最後まで見届けると。

すっかり打ち解けたふたり、縁壱零式と無一郎のところへ向かうんだけど、夜までかかると思った戦闘訓練なのに、無一路が素通りしていく。驚く炭治郎たちに、終わったし、良い修業になったという無一郎。

 

ん~、シュールだねむい君

 

でも、また炭治郎の事を忘れそうになってる(忘れた?思い出した?どっちだ?)

そして、自分の刀が折れたから、壊れた腕の刀をもらっていくと言って、自分の刀を炭治郎に投げる。

 

この時の刀が折れたというシーンがOPの中に盛り込まれています。

 

OPシーンで、縁壱零式との修業でむい君の刀が折れるシーン

小鉄くんは急いで縁壱零式の確認に向かう。炭治郎も無一郎の言動に対してどう接すればいいのか戸惑うばかり。彼の言動には悪意がないだけに困ってるけれど、逆にカラスの銀子は自分に対して全力で悪意があって、自分の事をすごく下に見ていると感じている。まぁ炭治郎は自分の鎹烏の天王寺松右衛門も炭治郎は自分の弟子と思っているからなぁ(笑)

 

慌てて小鉄くんの元へ向かう炭治郎。雨の中、倒れている縁壱零式を見ている小鉄くん。炭治郎がとりあえずまだ動くかどうか、人形の状態を確認しようと。人形を起こしてねじを巻いてみるが、動かない…落ち込む小鉄くん…

 

縁壱零式の動きの速さ、かっこいい

しかし思い出したかのように突然からくりの機械が激しく動き出す。

喜ぶ炭治郎なんだけど、なんだか小鉄くんの様子がおかしい…?

このからくり人形で炭治郎も修業をして、無一郎よりも絶対強くなってください、自分も全力で協力しますからって…あまりの小鉄くんの気迫に炭治郎も戸惑うばかり…

 

「えっ!?今からかな?」炭治郎の雄たけびが…💦

そして本格的に縁壱零式での戦闘訓練が始まりました。

取り合えずは刀ではなくて素振り棒で訓練しているんだけど、かなりやばい状態です丹次郎。恐怖でしかない。「腕6本はきつい!」「腕は5本ですよね」と冷静に小鉄くん。

 

そしてとてつもなく、毒舌な少年だった。

無一郎と言い、小鉄くんと言い、色々炭治郎は大変そうだ(笑)

死にそうになっているのに「この程度で死んでるようじゃカスですよ」って。柱と比べられても困りますよね~。

 

毒舌ではあるけれど、小鉄くんはとにかく分析力に長けている。

アニメでは明かされてなかったけれど、縁壱零式は鍵を回す以外でも動きの型を変えることができて、手首と指を回す数によって動作を決めることができるということで、むい君も確かに戦闘訓練の役には立っただろうけど、それ以上の何かを得ることは出来なかったし、小鉄くんが付いている炭治郎の戦闘訓練の方がより過酷になっています。

 

そして小鉄くんの言ったことができるようになるまで食べ物をあげませんからと言われる始末。そして5日目、明日からは刀に変えての訓練をするけど、今日もご飯なしと言われもうほぼ限界の炭治郎。

 

かなりやばい状態の炭治郎

「分析力高めの小鉄さん、しかし剣術の教え手としてはど素人。どのくらいが人間の命のご存じないため、訓練がエグかった。言われた通りできなければ水も食料も与えないという暴挙。水を飲まなければ人間は3日でまじめに死ぬ、無知故の純粋なる暴挙。」

実は寝ることもさせてもらえなかったのですトホホ…

 

もう必死です。まるで善逸みたいになってしまってる炭治郎(笑)

途中、雨が降ったため、のどは潤ったみたいだけど、マジ危ないよ。

訓練中、炭治郎死にかけてる。というかすでに彼岸に行っちゃってるし💦

いい気持ちで橋の上を歩いていると、空腹でめまいがして川に落ちてしまったよ。

冷たい水の中でなんだか温かい沢山の手にもぎもぎと揉まれ、水底に何か光るものがあったのでそれに近づくと光る石だった。それは水の中でも匂いがした。

 

もぎもぎ…これって…

石を握った途端、現世に戻ってきた。そして今まで感じなかった隙の糸とは違う匂いを感じる。縁壱零式の次の動きがなぜかわかった。そして初めて一撃を食らわせることができた(実際はかすめただけだけど)ようやく、お食事にありつける炭治郎は「おにぎりと梅干、お茶は高級玉露を所望し、久しぶりの食事とお茶を堪能できました。

 

その後、着実に訓練の成果は上がってきているように見えます。匂いは好きの糸より早く来る、そしていよいよ縁壱零式に決定打を打てそうだと思った瞬間、炭治郎はもし自分が今、これに一撃加えたら、小鉄くんが困るという優しい気持ちが湧いて躊躇しそうになるが、それを感じた小鉄くんは、自分の事はいいから斬って言い壊れたら自分が絶対治すからと言葉をかける。

 

「炭治郎さん、人が良すぎる。ダメだよそこで躊躇ったら。でも俺は、そんな炭治郎さんだからこそ、死なないでほしい。誰よりも強くなってほしい。」

 

この炭治郎の優しさ、いいめんでもあるけれど、ダメな部分でもあります。鱗滝さんから「判断が襲い」と言われるのもそれゆえのものもあったりします。そしてやはり炭治郎も刀折れちゃったね。縁壱零式ってすごい力があるんだろうね。相対すると刀が折れるくらいの力があるということだよね。むい君もそうだったし。

 

そして、縁壱零式の首の部分が崩れて、崩壊していきます。

崩れ行く頭部、そしてそこから刀が出てきた。驚く炭治郎と小鉄くん。

 

この時の縁壱零式の崩れて座っていく様子が凄い

出てきた刀は少なくても300年前の刀問うことになりますね。作られたときから仕込まれていたはずだし、今まで壊れたことなかった(多少のダメージがあっても修復できる程度だったかもしれませんから)から今回初めて見ることになったんでしょうね。ということで今回はここまで。

 

今回は本当に炭治郎のいろんな表情を見ることができましたね。今までで一番見たこともないような表情を沢山あった。むい君も小鉄くんも毒舌で炭治郎も大変だったねぇ~。隊服もボロボロになっちゃったし、どんな鬼と戦っても三途の川まで行ったことなかったしね、鬼より怖い小鉄くんでした(笑)

 

むい君は今のところ、アニメ勢の人たちの評価はかなり低い状態ですね。

これが物語が進むにつれて彼の事実を知ることになったらどうなるのかすごく楽しみです。

 

次回はいよいよ、戦闘が始まるんじゃないかな?

そして、出てきた刀がどうなるのかも楽しみです。