TVアニメ「鬼滅の刃 遊郭編」第6話『重なる記憶』
炭治郎は堕姫と戦闘中、天元様は地下のミミズ帯に捕らわれていた人たちの救出成功。伊之助・善逸(寝たまま戦闘)・まきを・須磨も無事。今回はついにあのお方の登場です…一体声が聴けるのかどうか気になりますが…今回も色々ありそうな第6回です。
前回の堕姫と炭治郎の戦いから始まりました。
「上弦の鬼と戦えてる」と炭治郎。
息が荒い炭治郎…堕姫の帯の攻撃は続きます。
地下にいたミミズ帯が堕姫の元に戻ってきた。ますます強化された堕姫。
この時の堕姫が一瞬動きが止まった状態のままの時凄かったよね。
あの立ち姿も無機質な感じながらも、この時ミミズ帯からの情報をアップデートしてるって感じが凄く表現されていて、その後次のセリフのシーンにつながりますからね。
呼吸を整える炭治郎しかし目の前の堕姫が消えた。柱が来たと喜ぶ堕姫。
堕姫の姿が変異した。白髪の先は黄緑色(これはこの後の伏線でもあるかな?)に顔にはひび割れできより不気味な感じになってしまいました。外がうるさいと店の人が炭治郎たちに文句を、そしてほかのお店の人たちも気になって出てきた!ヤバい!
堕姫が一般人を攻撃し始めるが、守った男性の腕が切られ炭治郎も肩をやられてしまいました。もうあちらこちらにも犠牲者が…人間だけではなくて周囲の建物もかなり破壊され、最悪の状態になって来ました!
炭治郎の怒りが…
炭治郎眼から血の涙が出てきた
そして槇寿郎さんからの手紙。この4ヶ月千寿郎との手紙のやり取りのお礼や、自分のこと、杏寿郎さんに関して書いています。声も落ち着いてますね。日の呼吸使いには額に痣がある事も書かれているけれど、炭治郎はこれはやけどをした後、最終選別で同じところを負傷して今の形になったと、だから自分にはそんな能力はないと。
槇寿郎さんもあの本さえ読まなければきっと瑠火さんが亡くなっただけではあそこまで酒におぼれることもなかったんだろうけど、その前にあの本を読んでしまったんだよね。でもそれはきっともっと自分を向上できる何かがないかと思ってのことなんだろうけどそれがかえって、炎の呼吸に限界がある、自分はどれだけ強くても痣を発現することもできない弱い存在なのだと思い込んでしまったんだろうね。と同時に心の支えでもあった瑠火さんが亡くなってもう完全に燃え尽き症候群みたいな感じになっちゃったんだね。
杏寿郎や千寿郎に対しても、自分が教えなければ鬼殺隊になることをあきらめるかと思っていたのに、杏寿郎はまっすぐな性格ゆえに指南書を読みながら鬼殺隊に入隊して柱までになってしまった。でも煉獄さんはちゃんと最終選別の時に父が自分に対して大切だからゆえにあんな横暴な態度をとっていることも理解しながらも自分の果たすべき使命を理解して鬼殺隊に入隊して柱までになったんだよね。
炭治郎…理不尽に命を奪うものを許さないと。失われた命は回帰しない戻らないと。
そして耳飾りの剣士(クレジットではまだ正体を明かしてないみたいです)登場したけど、アニメ勢の方は炭治郎のお父さんだと思っている人が多いんですけど、お父さんは炭焼きです(笑)堕姫は無惨の記憶を思い出している。
この時の堕姫の見ている剣士はなんだか怖い感じですよね。
しゃべり方も表情も怖いイメージですけど、これはあくまでも無惨様のイメージの中の剣士で会って、実際の方はこんな型ではありません。まぁ、今後がっつり登場するまでお楽しみに。
炭治郎と堕姫の戦いの最中、同時間帯…
地下の方では、またムキムキねずみ出てるねぇ。そして伊之助VS天元様。
ミミズ帯が逃げて行ったことを焦って言う伊之助にまず自分を崇め讃えろ!という天元様。
若干のギャグパート…さすがに早く助けに行けと嫁たち。伊之助と善逸を地面に放り投げキャッチして、「どけどけぇ!!宇随様のお通りだ!」と天元様と善逸と伊之助は炭治郎の元へ向かうけど、伊之助と善逸は必死で天元様についていく。(善逸は寝たまま走ってるし…)
堕姫に対して「人間だったろう、お前も。かつては痛みや苦しみに踠いて涙を流していたはずだ」
そんな炭治郎の言葉に対して
「昔のことなんか覚えちゃいないわ。アタシは今、鬼なんだから関係ないわよ。鬼は老いない、食うために金も必要ない、病気にならない、死なない何も失わないそして美しく強い鬼は何をしてもいいのよ!」と応える堕姫。ここで話ながら白黒のカットが3コマ出てくる。印象的なシーンもありましたね。
「もういいわかった」と言い、堕姫に攻撃する炭治郎。
この時からの炭治郎は声のトーンも静かでそれがかえって不気味です。
いよいよ堕姫は柱のところに行こうとするが、炭治郎が堕姫の足を捕まえ切り落とし、ヒノカミ神楽「灼骨炎陽」を放つ。
この時、帯が切れたときに堕姫は痛みを感じ、そして再生が遅いと言っていますね。
この時点で炭治郎すでに痣が発現しているということなのかな(左ほほのところがそうなの?それとも目とか?)?ヒノカミ神楽の威力なのか…(それならその前から攻撃してるもんね)
炭治郎の攻撃も変わり、堕姫も劣勢。炭治郎瞬きもせず戦い続けています。
もうすごすぎる炭治郎。堕姫も早さに驚いています。そんな時に妹の姿が「お兄ちゃん息をして!」これで我に戻る炭治郎。呼吸することも瞬きすることも忘れて戦っていた炭治郎。この炭治郎と堕姫の戦闘シーンのスピード本当に凄かったですよね。あまりの速さに…
とどめを刺されそうになる炭治郎のところに禰豆子が来ました。
この炭治郎がゴホゴホしてるシーンの時、原作ではナレーションが入ります。アニメでは基本的にナレーションはないので登場人物が言葉としてしゃべるか心の中の言葉として表現するかとなるのでこのナレーションシーンもありません。もしかしたら7回の初めにあるかもしれませんね)
「人間には二つの限界がある。『体力の限界』を迎えると人間は苦しくて動けなくなる。目から血を流すほどの強い怒りで苦しみや痛みを忘れ動けたとしても、次に来るのは『命の限界』当然ながらこれを超えると人は死ぬ。炭治郎は今、それを超えかけた。この限界値を一秒でも伸ばし、鬼と渡り合うために人は、幾星霜幾星霜(いくせいそう、いくせいそう)血反吐を吐くような努力をしているのだ。怒りという感情だけで勝てるのならばもうこの世に鬼は存在していないだろう」
怒りが頂点に達する禰豆子。そして堕姫も無惨から命令された自分の支配から外れた鬼を殺せと言われたターゲット禰豆子とわかり殺そうと攻撃する。弱いと禰豆子の事を言うけれど…あっという間に再生する禰豆子。
炭治郎が人間の命の限界を迎えたのなら禰豆子は…こちらもナレーションがあります。
「人間には限界がある、では鬼ならば?禰豆子は?その激しい怒りが、無限に体を突き動かす。敵の肉体がこの世から消えて無くなるまで」
口枷が取れて禰豆子が覚醒した!
気絶して意識のない炭治郎のところに竹雄が話しかける
「兄ちゃん、兄ちゃんと姉ちゃんはよく似てるよな。優しいけど、怒ると怖い。姉ちゃん昔…小さい子にぶつかって怪我させたガラの悪い大人にさ、謝ってくださいって怒ってさ、その時は周りに大人が大勢いたから良かったけど、怖かった俺。人のために怒る人は自分の身を顧みない所があるから、そのせいでいつか大切なものをなくしてしまいそうだから怖いよ」
炭治郎と禰豆子の事を死んでしまっても心配してる竹雄。苦しいことがあると必ず家族の誰かが2人を助けてくれたり、心配してくれている。禰豆子は鬼と覚醒してる、完全に鬼になるときっとほかの鬼みたいに自分の事も炭治郎の事も忘れてしまうだろう。今は禰豆子にとってもとても危険な状況でもある。
堕姫はいくら禰豆子を切り刻んでもすぐに再生して、逆にボコボコにされてしまっている有様。
いやあ、禰豆子覚醒まで進みましたね。オープニングの禰豆子の模様は覚醒したときに体に出てくる痣なんですよね。これ、次回からオープニング変わるのかな?
大正コソコソうわさ話は炭治郎のもとに向かっているのでなしとのことだけど寝ながら走る善逸にちょっかいを入れる伊之助(笑)
本日の戦闘
堕姫VS炭治郎
炭治郎「灼骨炎陽」
堕姫「血気術・八重帯斬り」
禰豆子「蹴り」
今回は83話の途中まで進みました。禰豆子の覚醒までやりましたね。
多分83話のタイトルが「変貌」ということと次回のタイトルが「変貌」ということなので私の考察では83話の途中~85話「大泣き」までやるんじゃないかな?
・禰豆子の爆血
・禰豆子の鬼化に竹雄が炭治郎を起こす
・禰豆子の暴走に炭治郎が止めに入る
・堕姫が竈門兄妹のところへやってくる
・天元様が暴れてる禰豆子を見て炭治郎にあることを言う
・炭治郎子守歌を歌う
・柱の実力を見せつけられる
・禰豆子落ち着く
・天元様にお前は弱いと言われた堕姫は…
・あいつが遂に登場するかしないか…
やはり戦闘シーンはしっかり見せるけど、会話よりもやはり進むのが早いですね。
ナレーションがない作品なのでそれもスピード感がある要因でもあります。
今回はなんといっても耳飾りの剣士が登場しましたね。
それから、剣士がらみといえば、槇寿郎さんが炭治郎にあてた手紙。槇寿郎さんも自分の気持ちをちゃんと炭治郎に話すことができてよかったですね。千寿郎さんともきっといい関係になっているんじゃないかと思います。これが本来の槇寿郎さんなんですもんね。
そして禰豆子の覚醒。びっくりしましたよね。炭治郎も怒ってあんな状態になるわけだから禰豆子も建物の損壊で犠牲になった人たちや家族の事を思い出したり、炭治郎の血の匂いなどもあって鬼として覚醒しちゃいました。強いのは良いけど心配でもあります。早く炭治郎、眼が覚めてほしい…
さて、次回も堕姫と禰豆子の戦いは続きます。
そして、あいつが登場するのかしないのか…今回の感じからすると登場して終わりという感じがしないでもないけど…