阿美の本棚

阿美の好きな書籍の言葉や、最近好きな「鬼滅の刃」に関するレビューや考察(ネタバレしています)を書いています。

TVアニメ「鬼滅の刃 刀鍛冶の里編」第3話『三百年以上前の刀』

こちらでは原作のネタばれありとなっております。

 

本日の善逸の「今日の一振り」は…3コマ進む→【人の為に何か一つ良いことをする】で、掃除?稲刈り?三味線引きでなりませんとは…💦

 

縁壱零式の首から上が崩れ落ち、その中から刀が出てきて驚く炭治郎と小鉄くん。

300年以上前の刀が出てきて興奮で大変なことに。小鉄くんが刀が無いから炭治郎に使えばと言われるけど、本当は使いたいけれど、躊躇する炭治郎。こんな顔真っ赤にして興奮してる炭治郎見るの初めてですよね~。

 

アニオリも織り交ぜての組体操(笑)

戦国の時代の鉄はすごく質が良いんです。本当は欲しくて仕方ないのに…

原作ではこの一連のシーンでは「いいの!?いいの!?」と言ってるんですよね~。セリフは基本的には同じだけれど、言う順番は若干前後しています。

 

試しにちょっと抜いてみます?と聞かれ、「そうだね、見たいよね~」とウキウキわくわくで鞘を抜いてみるんだけど…

 

やはりさびさびでしたね

 

残念!やっぱ、錆び錆びでした…チーーーン_| ̄|○

死んでしまってるふたり…(笑)

必死で謝る小鉄くん。まぁ最初に入れられてから300年、訓練で使われていても誰も首をたたき割ったりしてなかったんだもん、小鉄くんの先祖だって知らないだろうから当然取り出して定期的に手入れなんてしてないんだから致し方ないよね。

 

でも「大丈夫、気にしてないよ」ってどこが!めっちゃ鼻水出して涙ドボドボじゃないか炭治郎。

 

そこへすごい地響きと足音とともに、超ムキムキの鋼鐵塚蛍が登場(笑)BGMもなんだかおどろおどろしい感じだぞ、鬼滅じゃないみたいだ。
あまりの変貌に最初誰かわからない炭治郎、そしてドン引きなふたり。鋼鐵塚さんと言えば「話は聞かせてもらった。あとは任せろ」❤

この時の小鉄くんの「何を任せるの⁉」がなんか可愛い❤

 

ここから炭治郎(15歳)と小鉄(10歳)VS鋼鐵塚さん(37歳)の壮絶な刀の奪い合いが続く。とにかくちゃんと説明してほしい炭治郎たちに対して「任せろ」を7回も言う鋼鐵塚さん。

 

しかし炭治郎に「会いに来たのにどこにいたんですか」と聞かれ、思わずフリーズ。

まぁこれ言えないわな。「お前をストーキングをしていた」とは(笑)この時の一瞬モゴモゴしながらフリーズしてる鋼鐵塚さんのシーンはアニオリです。

 

気を取り直し、すったもんだした挙句、刀を振り回し、炭治郎たちから無理やり刀を奪ってしまう。さすがの炭治郎も「大人のすることじゃない~」確かに37歳のやることじゃないわな。

 

そこに、鉄穴森さんがやってきました。

「少年たちよ、鋼鐵塚さんの急所は脇です。ここを狙うのです。」と言いながら脇をコチョコチョする鉄穴森さん、そしてぐったり倒れてしまう鋼鐵塚さん(笑)

 

こんな時でも律義に挨拶を忘れない炭治郎。

このムキムキの原因を鉄穴森さんから説明してくれました。

 

鋼鐵塚さんは山籠もりして修業していた。それもこれもすべては炭治郎の為。炭治郎を死なせないようもっと強い刀を作るためって。ほんと素直じゃない。そして倒れている鋼鐵塚さんに小石を投げ続ける小鉄くん(笑)そしてほほを赤らめキュンとしてる炭治郎❤

 

「君はずっと鋼鐵塚さんに刀をお願いしているでしょう。嬉しかったんだと思いますよ。この人、剣士さんに嫌われて担当外れること多かったから」

「そうなんですか?💦」

 

来た!バイーン。原作で好きなシーンだけどアニメだと音が小さくてわかりずらいのが残念

自分で担当の刀鍛冶を変更することができるなんて初めて聞いた炭治郎(笑)小鉄の毒舌が聞こえたのか、鋼鐵塚さん復活!この「バイーン」好きなんだけど、アニメではあまり注目されなかったかなぁ…。

 

錆びた刀は自分が預かって、鋼鐵塚家に伝わる日輪刀研磨術で見事磨き上げてしんぜようって。始めからそういえばいいのにと小鉄の言葉にまた怒ってるので炭治郎と鉄穴森さんが「わきわき」と動く鋼鐵塚さんに攻撃。

 

原作の炭治郎の刀の謎がアニオリで補完できました

刀を研磨し終わるまで、代わりの刀を渡される炭治郎。なんだ、ちゃんと炭治郎の刀用意してくれていたやん。原作では言葉だけでさらっと書かれていただけだったんです。だから今作で目で見える形として補完してくれて本当に納得。それに研ぎ終わったらちゃんとその刀も炭治郎に渡してくれるみたいだしね。そして300年前の刀を持ってまた森に消えていく鋼鐵塚さんだった…

 

そして、その出来事を玄弥の部屋に来て煎餅を食べながら話してる炭治郎。

「刀の研磨が終わるまで3日3晩かかるらしくて、研ぎ終わるのが明後日になるんだ。その研ぎ方すごい過酷みたいで、死んじゃった人もいるとか言ってて心配だよ。絶対覗きに来るなって言われてるんだけどさ見に行ってもいいかな?」

 

玄弥、めっちゃプルプルしてる。それにそんなこと聞かれてもどうしようもないし、友達みたいな顔して喋ってるんじゃねーよというんだけど、「俺たち友達じゃないの?」といたって真面目に答える炭治郎に玄弥もタジタジ💦

 

終戦別の時に炭治郎に骨を折られたことを未だ根に持っている玄弥に対して「女の子を殴った玄弥が全面的に悪い(だから自分は悪くないのだ)」と曇りなき眼で言う炭治郎。おせんべい美味しいよと玄弥に進めるんだけど、玄弥はイライラしっぱなし(笑)

 

一見粗暴な感じがする玄弥だけどきちんと正座して可愛いんだよね。

いらねえ、消えろという玄弥の口元を見て、炭治郎…「あれ?歯が抜けてなかったっけ?」と玄弥に尋ねるんだけど、この時の玄弥、前のシーンの鋼鐵塚さんもだけど都合が悪くなるとピタッと無表情で固まっちゃうのね(笑)

 

あくまでもしらばっくれる玄弥に

「見間違えじゃないよ。歯とってあるから」

「何でとってんだよ気持ち悪イ奴だなテメエは!!」

「いや、だって落とし物だし、返そうと」

 

これを落とし物と思える炭治郎が凄い(笑)

「捨てろや!」と言いながら炭治郎を部屋から追い出してしまう。

とても残念そうな炭治郎…

結局この歯、どうしたんだろう。このまま最後まで持ち続けていたのかな?そうだといいな。そして実弥の手にこの歯が渡ったらいいなと思うばかりです。今回本格的にようやく玄弥が登場したけど、玄弥の隊服の色が緑がかった黒で、実弥んと同じような色でそれもなんだか嬉しいよね。

 

部屋に戻った炭治郎。三つ編みに悪戦苦闘しながら玄弥の事を禰豆子に話しているんだけど、どうもやっぱボケ全開。機嫌が悪いのはやっぱお腹空いてるからなのかなぁとか(いや全然違います)

 

兎に角、禰豆子ちゃんが可愛い

「明日の朝、玄弥にご飯誘ってみようか。禰豆子もいいと思うか?お風呂は一緒に入ったから、次はご飯だと思うんだ。玄弥ともっと仲良くしたいな。三つ編み難しいな…禰豆子が好きな甘露寺さんとお揃いの髪だぞ(むむぅ~)禰豆子、今日は月が綺麗だなぁ~」

 

この部屋でのシーン、三つ編みのシーンは原作の次の話の繋ぎのコソコソ話的なページに描かれていますが、玄弥に関する話のシーンは完全アニオリとなっています。炭治郎の玄弥に対する心配と親密になりたいと本当に思っているということが分かるシーンになっています。

 

原作もエグイけど映像になるとまた違う意味で生々しい

 

場面が変わって…刀鍛冶の人が温泉帰りに壺発見。どかせようと近づいた瞬間、飲み込まれてしまったけど、これはかなりエグイ、普通に痛そう。いったん飲み込まれたけれど、吐き出されました。まだびくびく動いていて痛々しい…からの玉壺登場。

刀鍛冶の肉はまずくて喰えたもんじゃないって…ひどいねぇ。玉壺曰くここを潰したら鬼狩りたちを確実に弱体化させられるとのこと。確かにそうだよね、前回で炭治郎がむい君にも言っていたよね。刀鍛冶の人が日輪刀を作ってくれなければ自分たちは戦うことができないって。そこを考えてうまく里の場所を突き止めたものだよ。

 

アニメではすでに半天狗の舌に「怯」の文字が見えていますね

 

一方、半天狗もどこかの屋根の上に飛ばされたみたいで、急いで結果を出さないと無惨様に怒られるって。「皆殺しにせねば…あの御方に盾突く者共を…!!」

鬼が来ていることも気づかず、禰豆子と炭治郎は二人仲良く寝ています。かわいい💕

 

夜半、玄弥が誰かの小屋にやって来た。周囲を伺い小屋の中に入るけれど、誰もいない。小屋の奥には玄弥の日輪刀が置いてあるけど、もしかしてさっきの玉壺に殺られた刀鍛冶の人ってこの小屋の人だったのかなぁ~。

 

日輪刀を見る玄弥…

そして日輪刀を見つめながら「アニキ…俺はやらないといけないんだ…」

この夜半に玄弥が小屋に来るところからつぶやくところまでは完全アニメオリジナルシーン、まさかここでこのようなシーンが来るとは…原作既読勢にはたまらなく嬉しいです。日輪刀を握りしめ見つめるシーンもとても意味深だし、そこからのあのつぶやき…玄弥の複雑な思いがすべて詰まっているシーンです。

 

同じ頃、突然、鼻をつままれた炭治郎。目が覚めるとむい君が。

鉄穴森さんを知らないかと。

 

ふたりも可愛いけどおねんねしてる禰豆子ちゃんも可愛い

突然だったので思わず「俺の鼻つまんだ?」

「つまんだ。反応が鈍すぎる」と言われる炭治郎だけど、敵意があれば気が付くけどって普通に応えないでよ~炭治郎。でもむい君も普通に「まぁ、敵意を持って鼻はつままないけど」ってどんな会話なんですか?💦

鉄穴森さんは今、鋼鐵塚さんと一緒にいるんじゃないかと。どうやら鉄穴森さんは、むい君の新しい担当の刀鍛冶になったみたいです。

 

「一緒に探そうか?」という炭治郎に

なんでそんなに人にかまうんだ?君には君のやるべきことがあるだろうというむい君に

「人のためにすることは、結局、巡り巡って自分のためにもなっているものだし、俺も行こうと思っていたからちょうどいいんだよ」

 

炭治郎の言葉に本来のむい君が呼び起こされた?

この時の言葉に対してむい君の中の何か起きたのか、目のハイライトから輝きが…

そして「えっ?何?今何て言ったの?今、今…」炭治郎は言い終わってすぐの言葉かと思ったみたいだけど、違う、違う、そうじゃな~い。でも途中で禰豆子が目を覚ましてしまって話が続かなかった残念。

 

でもこの言葉はこれから物語が進むにつれ、むい君にとって重要な言葉となってきます。

何故、むい君がすぐ記憶が無くなっちゃうのか、こんな喋り方で考え方なのかもすべて理由がありますが、これからそれに関してもわかると思います。これからの戦闘シーンにおいてもむい君の瞳の変化には要チェックしてみてください。

 

また、いつものむい君になってしまいましたし禰豆子に関しても変な生き物だし、会ったことあるのかって覚えてない(箱の中含め3度目なのに)このシーンで炭治郎が首をかしげているんだけど、原作ではこの首をかしげている理由はむい君の言葉に反応してるんじゃなくて、茶々丸(珠世さん家の猫)が禰豆子の血をもらいに来てるはずだけど、むい君が来てると出てこれないなぁと思っています。

 

でも、この時のむい君と禰豆子ちゃんが同じように首をかしげているのがすごくかわいいですよね。そんなホンワカしたムードの中で、炭治郎が何か気配を感じて「誰か来てます?」「そうだね」とむい君。

 

堂々と障子をあけて入ってきたのは半天狗!しかし、しばらくふたりとも誰か入ってきていることは認識してるはずなのに、反応がない。数秒遅れて上弦の鬼が来たと判断する炭治郎とむい君。たぶん、普段だったら匂いで気が付く炭治郎のはずなのに、鼻の利きが悪いことが影響してるのかなぁ~。

 

めっちゃかっこいいね~むい君の霞の呼吸

さすが柱、判断が早い、霞の呼吸・肆ノ型「移流斬り」しかし、半天狗もすばしっこい、手錠に張り付く、むい君の一撃で手とおでこをかすめたけれど、あっという間に再生してしまってる。そして終始怯え泣いている。

 

炭治郎も人を沢山食べた鬼じゃないと柱の攻撃を避けられないと。原作ではここで炭治郎の刀が鋼鐵塚さんが打った刀と言葉で書かれている。

 

炭治郎もヒノカミ神楽「陽華突」を繰り出すがやはり逃げられる。なぜ反撃してこないのか不思議に思う炭治郎。

禰豆子は鬼化してキック攻撃で少しダメージを与えることができたけれど、炭治郎はその姿になるな、鬼化が進んでしまうと注意する。この時の鬼化する禰豆子ちゃん顔は見せずに三つ編みがほどけていく様子を見せている演出が良いですよね~。(この「鬼化が進むからやめろ」というセリフはアニオリです)

 

むい君によつて首を切り落された半天狗なんだけど、こんなに簡単に首が斬れるのはおかしいと思う炭治郎。前回の戦いのように何かあるのかもとむい君に注意を促す。

 

すると、とんだ首と体からそれぞれ新しい個体が出てきた。

首から下が生えてきたのは「可楽(からく)」団扇ですごい風を吹かせ、かろうじて炭治郎は禰豆子に助けられたけれど、むい君は遠くに飛ばされてしまう。

 

頭部が生えてきたのは「積怒(せきど)」炭治郎が斬ろうとしたが、その前に可楽の突風攻撃を受けてしまう。

 

やはりこいつも分裂体。何とか踏ん張った竈門兄妹だけど、2体の鬼たちはどうも仲良くないみたい?特に積怒は可楽と混ざっていたことも苦痛だったみたいです。それに反して可楽は離れられてよかったなぁとお気楽な感じ。

 

炭治郎は必死で考える。堕姫と妓夫太郎の時みたいに2体同時に首を斬らないといけないのかと、でも絶対的に今のこの状況では無理だよね。そこに積怒が錫杖を畳に打ち付けると周囲に雷が落ち炭治郎も禰豆子も一撃をくらってしまう。

 

玄弥は日輪の力を帯びる銃を使うかっこいいね

 

意識が飛びそうな炭治郎、屋根の上に玄弥がいて銃で撃つ。

仕留めそこなった可楽の首を斬る玄弥だけど、炭治郎はこの分裂体は首を切ればさらに分裂体が増えると。首を斬らせることはわざとだと。そして炭治郎の言う通り、新たに2体分裂して全部で4体になった。

 

可楽から分裂して出てきたのは「空喜」、積怒から分裂して出てきたのは「哀絶」(多分これでいいともうけれど逆かもしれない…?)

 

これでは炭治郎も身動きとりにくいよね

考えをめぐらす炭治郎だけどふと見ると鬼が3体しかいない、と思った瞬間何かに足を掴まれた。どうやらもう1体は鳥のように羽が生えて空を飛べる。そのまま空に浮かぶ炭治郎、さすがの禰豆子も助けることができない。

 

禰豆子に玄弥を手助けしろという炭治郎だけど、玄弥が槍で体を突かれている。「哀しいほど弱い」と言われる始末。禰豆子に玄弥を助けろという炭治郎に、人の心配とは余裕があるのうと言われちゃう。そして口から何かを発しようとする空喜にヒノカミ神楽で足を切り落とすが同時に超音波攻撃をもろに受けてしまいながらじめに落下。

 

受け身を取ろうとしたけれどかなりのダメージ

里の人たちを助けないといけないけれど、体が痺れて動かないし、耳からも出血で聞こえないみたいだし大丈夫なのか炭治郎。しかし振り向くと足から空喜の首が生えて再び高周波攻撃を炭治郎に向けて危機一髪!

むい君は飛ばされ、炭治郎のところに急いで戻ろうとしている途中に小鉄くんがなんだかわからない巨大な金魚に襲われている。

刀で応戦する小鉄くんだけど、むい君は子供は助ける優先順位としては低いと、まずは里長や高い技術を持つ刀鍛冶の人たちを優先して助けなければと思っている、でもそんなことを考えているとふと炭治郎の言葉「人のためにすることは、巡り巡って自分のために…」

 

炭治郎の言葉を思い出すむい君は…

再びむい君の瞳に輝きが…

小鉄くん、絶体絶命…そこへむい君が来てくれた!

 

むい君かっこよすぎです

 

そしてあの名言「逃げろ。邪魔になるからさっさと逃げてくれない?」

「逃げろ」はアニオリだと思います、そして言い方がむい君本来の姿ではないかと思いますが、そのあとの言葉はまたいつも通りに戻っていますね。むい君も自分の中で今色々戦っているんだろうなぁ~そういう微妙な変化も楽しみです。しかし、かっこいい。

 

本日は原作12巻の第105話「なんか出た」~13巻の第107話「邪魔」まででした。

いよいよ本格的に戦闘が始まりました。ここからの戦闘シーンは凄いことになりそうです。そして玄弥やむい君の謎や蜜璃ちゃんがいつ参戦するのかも気になりますね。

 

半天狗(怯の鬼)の分裂体→可楽(からく)と積怒(せきど)、空喜(うろぎ)、哀絶(あいぜつ)→?

3話時点での分裂状況

 

3話の戦闘報告

半天狗(怯(きょう)の鬼)VSむい君、炭治郎、禰豆子

むい君「霞の呼吸・肆ノ型 移流斬り」で半天狗の右手左オデコに切り傷(即再生)

炭治郎「ヒノカミ神楽 陽華突」

禰豆子「蹴り」で半天狗障子にぶち当たる

むい君が半天狗の首を斬る

 

可楽VSむい君、炭治郎、禰豆子

半天狗の分裂体(首から下が生える)

可楽→団扇の突風でむい君を遠くに飛ばす

 

積怒、可楽VS炭治郎、禰豆子、玄弥

半天狗の分裂体(頭が生える)

積怒→錫杖で炭治郎・禰豆子に雷攻撃を与える

玄弥→積怒と可楽の頭を銃で吹っ飛ばし、可楽の首を日輪刀で切る

 

空喜VS炭治郎

積怒からの分裂体(首から下が生える)

可楽からの分裂体(首から下が生える)

空喜→炭治郎足を掴まれ逆さま状態で飛んでからの超音波攻撃

炭治郎→ヒノカミ神楽で空喜の足を斬る

哀絶→槍で玄弥の体を貫通させる

空喜→斬られた足から頭が再生し炭治郎に再び超音波攻撃?

 

玉壺VSむい君

むい君→玉壺の血気術の巨大金魚から小鉄くんを助ける

 

TVアニメ「鬼滅の刃 刀鍛冶の里編」第2話『縁壱零式』

うな重はやはり夢だぅた…

本日の善逸の「今日の一振り」は…6コマ進む→【鬼退治も休憩!ゆっくり休んで美味しいご飯を食べる】ということでうな重に善逸大喜びだけどやはり夢落ちだった(笑)これ本編と何か関係してるのかなぁ…?ようわからん💦

 

基本的にネタばれありなので、知りたくない人はごめんなさい。

 

【2話本編】

男の子と無一郎が言い争いをしていたが、男の子が何かの鍵を絶対渡さないと言っています。それを遠目に様子を見ている炭治郎。無一郎にビンタされ、胸ぐら掴まれている男の子を目の当たりにして、我慢できずふたりの元へやって来る炭治郎。思わず無一郎の腕をつかんだけど、自分より腕も細いし体も小さいはずなのに掴んだ腕は微動だにしない。

 

無一郎、炭治郎の声がうるさいとか、「誰?」って柱合会議の時の事すら忘れてる💦

公子を手を放せと言って腹に一撃受けちゃった炭治郎。挙句に

 

今にも箱を開けてしまいそうな無一郎にドキドキ

「すごく弱いね。よく鬼殺隊に入れたな。」って…そして禰豆子の入っている箱に対しても「変な感じがする。鬼の気配か…何が入ってるの?」手が箱に伸びてくるぅ~怖い…と思ったら手を払いのけて「触るな!」さすがに禰豆子に何かしたら許さないという感じの怖い炭治郎の表情。

 

払いのけられた手の痛みに気を取られ、男の子を炭治郎にとられる。しかし男の子は助けられたにもかかわらず、炭治郎の心配もよそに拒否する。そして鍵はたとえ拷問を受けたとしても渡さないと言い張るけれど、無一郎は拷問なんて大人でも耐えられないのに君には耐えられるわけない、柱の時間と君たちの時間は価値が違う。刀鍛冶は戦えない、人の命を救えない。武器を作るしか能がないから、自分の立場を考えて行動しなよって言いたい放題。鍵を早く渡せの一点張りにさすがの炭治郎もイライラマックスに(笑)無一郎の掌を叩くが「何してるの?」

 

炭治郎の手のもぎもぎしてるのが好き

 

「こう…何かこう…すごく嫌!なんだろう配慮かなぁ~配慮が欠けていて残酷です!」

「この程度が残酷?」

「正しいです!あなたの言ってる概ね正しいんだろうけど、間違ってないんだろうけど、刀鍛冶は重要で、大事な仕事です。」

 

蛍さんは炭治郎のストーカー(笑)炭治郎の思いをしっかり聞いています

「剣士とは別の、凄い技術を持った人たちだ。だって実際、刀を打ってもらえなかったら俺たち何もできないですよね。剣士と刀鍛冶はお互いがお互いを必要としています。戦っているのはどちらも同じです。俺たちはそれぞれの場所で日々戦って…」

 

折角、炭治郎が良いこと言っているのに無一郎はくだらない話に付き合っていられないと言って炭治郎に手刀をお見舞い気絶させちゃいます。むい君…好感度低いよ~💦

 

そして、気絶してる炭治郎をどうしていいかわからず困っている男の子に鋼鐵塚さんが出てきてもしこのまま炭治郎が気絶したままの時は、自分が人のいるところまで運ぶと言っているけれど、炭治郎が目覚めそうになるからと、そそくさと逃げちゃった。でも匂いを感じた炭治郎は男の子に「鋼鐵塚さんさんいた?」に尋ねるけど、いないと必死でごまかしておりますピユッ、ピューって(笑)。

 

無一郎は鍵を受け取って行ってしまったと。申し訳なく言う炭治郎に、見も知らない自分に親切にしてくれて嬉しかったありがとうと。

 

からくり人形が入っていた箱はアニオリです。箱に入れて保管していたのね

 

そして、炭治郎が人だと思っていたのは、実はからくり人形だった。でも無一郎に持っていかれたと。鍵はその人形を動かすために必要だった。あの人形は特別で人間を凌駕する力を持っていて、108の動きができ戦闘訓練に利用できるけれど、あれはもう…と話しているとけたたましい音が聞こえてきた。

 

どうやら無一郎がからくりを動かして訓練を始めたみたいです。音のした方へ向かうふたり。無一郎とからくり人形、凄い動きに炭治郎も驚く。

「あれが、俺の先祖が作った戦闘用からくり人形『縁壱零式』です。」

「でも、手が6本あるのは何故?」

「父の話によると、あの人形の原型となったは、実在した剣士だったらしいんですけど、腕を6本にしなければその剣士の動きを再現できなかったからだとだそうです」

なぜか気になる人形の顔見たことあるような気がするのにと炭治郎。

 

映像はハイスピード映像みたいになっていますが実際はとんでもないスピードです

縁壱零式とむい君の戦闘訓練風景描写、スローで描いていますが、実際表現しようとしたらすごい速さすぎるので何してるかわからなくなると思うんですよね、だから逆にゆっくり戦闘訓練の様子を見せてくれているんだと思います。(無限列車の煉獄さんと猗窩座戦いシーンで炭治郎が見ていた閃光が走ってるみたいな感じ?)

 

「その剣士は誰?どこで何していた人?」男の子に聞く炭治郎だけどその子も詳しいことはよくわからないって。戦国の話、300年前以上前の話と聞いて驚く炭治郎、それなのにそんなに壊れてないということにさらに驚くけれど、凄い技術で今の自分たちでは追いつかないから壊れてしまったら、もう治せない。彼も父親が突然亡くなって兄妹もいない自分がちゃんとしなくちゃいけないのに刀鍛冶の仕事もからくりの仕事も才能がないと嘆いています。心配する炭治郎、しかし無一郎の訓練している姿を見て年齢もそんなに変わらないのに柱で才能があってと思っていたら…

 

出た!無一郎の鎹烏・銀子(ぎんこ)の登場です(笑)

兎に角、銀子は無一郎の事を誉めまくる。日の呼吸の使い手の子孫で、天才なのよって💦炭治郎たちとは次元が違うんだってどこまでも上から目線。

 

「日の呼吸って始まりの呼吸の…あの子はそんなにすごい子なのか…でも日の呼吸じゃないんだね、使うの(それは言っちゃダメダメ)」

 

炭治郎、血ぃがでてますわよ、銀子さんやりすぎです

銀子からほっぺをつままれてしまう炭治郎だけど、その時、思い出した縁壱零式に似ている人の顔を。夢で見たというんだけど、銀子に滅茶滅茶馬鹿にされてしまって、さらに落ち込む炭治郎だけど、男の子がそれは「記憶の遺伝」じゃないかって。

 

里ではよく言われてることで、受け継がれていくのは姿形だけではなく、生き物は記憶も遺伝する。炭治郎が見た夢は先祖の記憶なんですよって。しかしまたも銀子は「非現実的、非現実的」とのたまう。

 

そしてようやくここで自己紹介。自分は炭治郎、男の子の名前は小鉄くん。そしてここですでに小鉄君の毒舌が始まっています。銀子の事を「意地の悪い雌烏なんて相手しなくていいですよ」って(笑)

 

大きな音がして振り向くと、無一郎が縁壱零式に一撃与えている。鎧が外れる様子にいたたまれなくなった小鉄くんはその場から走り去ってしまう。炭治郎小鉄君を鼻を使って探しますが、今少し調子悪いけどと言いながら上を見ると木の上にしがみついている小鉄くん発見。(確かに、調子悪いのかもね、いつもだったら、むい君と話していた時隠れていた鋼鐵塚さんに気が付いていたはずだもんね)

 

「全力で登ってるなぁ~小鉄くん」これからの一連の炭治郎のまじめゆえのボケっぷり大好きです(笑)

 

落ち込む小鉄君を全力で励ます炭治郎。

「人形の事諦めちゃだめだ。君には未来がある。10年後20年後の自分のためにも今、頑張らないと。今できないこともいつかできるようになるから」この言葉ってなんだか煉獄さんを思い出しますよね~

 

ならない自分の代で終わりだという小鉄くんに対して気が付けば目の前に炭治郎がいる。そしていきなりのデコピンであごをはじかれてしまう。

 

もう楽しみにしていたシーン。花江さんが「~ですわ」をどういうのかって(笑)

「投げやりになってはいけない。自分のことをそんなふうに言わないで欲しいですわ…」このシーン、めっちゃ楽しみにしていたんですよ、どう描かれるのか?花江さんがどんな感じで演技されるのかってね。なんか映像とマッチしていましたよね、でもこの言葉のニュアンスって日本語じゃないと伝わらないし、なんだか外国語だと面白さが伝わらないだろうなぁ…。

 

音もなく自分の目の前にぶら下がっている炭治郎というか鬼殺隊の剣士のすごさを改めて実感する小鉄くん。

 

「自分にできなくても、必ずほかのだれかが引き継いでくれる。次に繋ぐための努力をしなきゃならない。君にできなくても、君の子供や孫ならできるかもしれないだろう?俺は鬼舞辻無惨を倒したいと思っているけれど、鬼になった妹を助けたいと思っているけれど、志半ばで死ぬかもしれない。でも、必ず誰かがやり遂げてくれると信じてる。俺たちが…繋いでもらった命で上弦の鬼を倒したように、俺たちが繋いだ命がいつか必ず鬼舞辻を倒してくれるはずだから。一緒に頑張ろう!」

 

折角炭治郎が良いこと言ってるのに、アニメでカットされたシーン、原作では上記の穴氏をしてる時に、銀子と松右衛門(炭治郎の鎹烏)が言い争いをしているのです。

銀子「何見てんのよ!下っ端が」

松右衛門「どっか行け!まつ毛ブス」

とかギャーギャー言い争っているんです(笑)アニメで観たかったぁ~でもアニメだとゴチャゴチャしちゃいそうだからカットしたのかな。でもこれも後々大切なシーンだったりするんだけどねぇ~。

 

小鉄くんも覚悟を決めて、どんな結果になったとしても最後まで見届けると。

すっかり打ち解けたふたり、縁壱零式と無一郎のところへ向かうんだけど、夜までかかると思った戦闘訓練なのに、無一路が素通りしていく。驚く炭治郎たちに、終わったし、良い修業になったという無一郎。

 

ん~、シュールだねむい君

 

でも、また炭治郎の事を忘れそうになってる(忘れた?思い出した?どっちだ?)

そして、自分の刀が折れたから、壊れた腕の刀をもらっていくと言って、自分の刀を炭治郎に投げる。

 

この時の刀が折れたというシーンがOPの中に盛り込まれています。

 

OPシーンで、縁壱零式との修業でむい君の刀が折れるシーン

小鉄くんは急いで縁壱零式の確認に向かう。炭治郎も無一郎の言動に対してどう接すればいいのか戸惑うばかり。彼の言動には悪意がないだけに困ってるけれど、逆にカラスの銀子は自分に対して全力で悪意があって、自分の事をすごく下に見ていると感じている。まぁ炭治郎は自分の鎹烏の天王寺松右衛門も炭治郎は自分の弟子と思っているからなぁ(笑)

 

慌てて小鉄くんの元へ向かう炭治郎。雨の中、倒れている縁壱零式を見ている小鉄くん。炭治郎がとりあえずまだ動くかどうか、人形の状態を確認しようと。人形を起こしてねじを巻いてみるが、動かない…落ち込む小鉄くん…

 

縁壱零式の動きの速さ、かっこいい

しかし思い出したかのように突然からくりの機械が激しく動き出す。

喜ぶ炭治郎なんだけど、なんだか小鉄くんの様子がおかしい…?

このからくり人形で炭治郎も修業をして、無一郎よりも絶対強くなってください、自分も全力で協力しますからって…あまりの小鉄くんの気迫に炭治郎も戸惑うばかり…

 

「えっ!?今からかな?」炭治郎の雄たけびが…💦

そして本格的に縁壱零式での戦闘訓練が始まりました。

取り合えずは刀ではなくて素振り棒で訓練しているんだけど、かなりやばい状態です丹次郎。恐怖でしかない。「腕6本はきつい!」「腕は5本ですよね」と冷静に小鉄くん。

 

そしてとてつもなく、毒舌な少年だった。

無一郎と言い、小鉄くんと言い、色々炭治郎は大変そうだ(笑)

死にそうになっているのに「この程度で死んでるようじゃカスですよ」って。柱と比べられても困りますよね~。

 

毒舌ではあるけれど、小鉄くんはとにかく分析力に長けている。

アニメでは明かされてなかったけれど、縁壱零式は鍵を回す以外でも動きの型を変えることができて、手首と指を回す数によって動作を決めることができるということで、むい君も確かに戦闘訓練の役には立っただろうけど、それ以上の何かを得ることは出来なかったし、小鉄くんが付いている炭治郎の戦闘訓練の方がより過酷になっています。

 

そして小鉄くんの言ったことができるようになるまで食べ物をあげませんからと言われる始末。そして5日目、明日からは刀に変えての訓練をするけど、今日もご飯なしと言われもうほぼ限界の炭治郎。

 

かなりやばい状態の炭治郎

「分析力高めの小鉄さん、しかし剣術の教え手としてはど素人。どのくらいが人間の命のご存じないため、訓練がエグかった。言われた通りできなければ水も食料も与えないという暴挙。水を飲まなければ人間は3日でまじめに死ぬ、無知故の純粋なる暴挙。」

実は寝ることもさせてもらえなかったのですトホホ…

 

もう必死です。まるで善逸みたいになってしまってる炭治郎(笑)

途中、雨が降ったため、のどは潤ったみたいだけど、マジ危ないよ。

訓練中、炭治郎死にかけてる。というかすでに彼岸に行っちゃってるし💦

いい気持ちで橋の上を歩いていると、空腹でめまいがして川に落ちてしまったよ。

冷たい水の中でなんだか温かい沢山の手にもぎもぎと揉まれ、水底に何か光るものがあったのでそれに近づくと光る石だった。それは水の中でも匂いがした。

 

もぎもぎ…これって…

石を握った途端、現世に戻ってきた。そして今まで感じなかった隙の糸とは違う匂いを感じる。縁壱零式の次の動きがなぜかわかった。そして初めて一撃を食らわせることができた(実際はかすめただけだけど)ようやく、お食事にありつける炭治郎は「おにぎりと梅干、お茶は高級玉露を所望し、久しぶりの食事とお茶を堪能できました。

 

その後、着実に訓練の成果は上がってきているように見えます。匂いは好きの糸より早く来る、そしていよいよ縁壱零式に決定打を打てそうだと思った瞬間、炭治郎はもし自分が今、これに一撃加えたら、小鉄くんが困るという優しい気持ちが湧いて躊躇しそうになるが、それを感じた小鉄くんは、自分の事はいいから斬って言い壊れたら自分が絶対治すからと言葉をかける。

 

「炭治郎さん、人が良すぎる。ダメだよそこで躊躇ったら。でも俺は、そんな炭治郎さんだからこそ、死なないでほしい。誰よりも強くなってほしい。」

 

この炭治郎の優しさ、いいめんでもあるけれど、ダメな部分でもあります。鱗滝さんから「判断が襲い」と言われるのもそれゆえのものもあったりします。そしてやはり炭治郎も刀折れちゃったね。縁壱零式ってすごい力があるんだろうね。相対すると刀が折れるくらいの力があるということだよね。むい君もそうだったし。

 

そして、縁壱零式の首の部分が崩れて、崩壊していきます。

崩れ行く頭部、そしてそこから刀が出てきた。驚く炭治郎と小鉄くん。

 

この時の縁壱零式の崩れて座っていく様子が凄い

出てきた刀は少なくても300年前の刀問うことになりますね。作られたときから仕込まれていたはずだし、今まで壊れたことなかった(多少のダメージがあっても修復できる程度だったかもしれませんから)から今回初めて見ることになったんでしょうね。ということで今回はここまで。

 

今回は本当に炭治郎のいろんな表情を見ることができましたね。今までで一番見たこともないような表情を沢山あった。むい君も小鉄くんも毒舌で炭治郎も大変だったねぇ~。隊服もボロボロになっちゃったし、どんな鬼と戦っても三途の川まで行ったことなかったしね、鬼より怖い小鉄くんでした(笑)

 

むい君は今のところ、アニメ勢の人たちの評価はかなり低い状態ですね。

これが物語が進むにつれて彼の事実を知ることになったらどうなるのかすごく楽しみです。

 

次回はいよいよ、戦闘が始まるんじゃないかな?

そして、出てきた刀がどうなるのかも楽しみです。

 

TVアニメ「鬼滅の刃 刀鍛冶の里編」第1話『誰かの夢』

今回お刀鍛冶の里編、地上波とBS・プラットホームでアバンとEDが若干違うそうです。

地上波ではアバンで善逸が双六をするらしい?最後は予告はタイトルだけ。

BSと他プラットホームではED後、大正コソコソ噂話という感じになるみたいです。

 

ということで善逸、双六で止まったのは「星捕まえてくる」って何?

 

星を捕まえた

 

遊郭での戦闘の後、隠の後藤が事後処理でやってきましたがあまりの惨状に戸惑っています。

 

この時の禰豆子ちゃんの困ってる表情は…

瓦礫を乗り越えたら4人が寄り添っている姿を無事発見。この時は単に仲いいなって感じで思っていたんだけど…

鎹烏からの報告でお館様も大喜びだけど、かなり病状は悪くて心配です。

 

そして、無限城…

猗窩座が立っています。

どうやら自分が無限城にいること、それは上弦が鬼殺隊にやられた為に呼ばれたと自覚します。

 

兎に角、この無限城のシーンすごいです。猗窩座の無限城ツアーの始まりです(笑)

あの場所やらあの場所やら、あの場所が猗窩座が移動するのと同時に見ることができます。

 

無限城編 童磨戦の舞台

 

無限城編 黒死牟戦の舞台?

 

このほかにもここって…と思う場所もちらほら。

 

そして鳴女がほかの上弦たちも召喚します。

まずは壺の中から上弦の伍の玉壺が90年ぶりかなとか、呼ばれた原因は猗窩座が殺られたんじゃないかと喜んで、いや心配したとかしれーっと言っております。

 

次に半天狗が玉壺は数字も数えられなくなったと言い、呼ばれたのは130年ぶりだと。イライラする猗窩座、そこにとどめの如く童磨がやってきて気安く猗窩座に声を掛けるる。玉壺に対して以前貰った壺に女性の首を飾っているとへらへらしながら言うので猗窩座はもうピキピキしちゃって「腕をどかせ」と顎周りに一撃。しかし童磨は全然平気。

 

上:遊郭編の上弦の陸時代 下:刀鍛冶の里編の上弦の弐時代

童磨の瞳の色が上弦の陸時代よりもより綺麗になったように感じません?

陸時代って一色ごとなんだかマットな感じに見えるけど、弐時代には全体的にぼやけてキラキラ度も増しているように見えるのは気のせい?

 

そして、上弦の壱は一番最初に来てずっと正座で待っています。そこへ無惨様登場。

なんか実験みたいなことをしてる。上弦の月が欠けたと。

無限城には上下左右という概念はないみたいですね。

 

この言葉に反応したのは童磨。自分が妓夫太郎をスカウトしたから責任を取って自分の目玉を穿り出しましょうかとか嬉しそうに話してる。なんかこういうのデジャブな気がしますが…当然無惨様はそんなこと興味ないって。

 

妓夫太郎は負けると思っていた、堕姫が足手まといだった。

無惨様の実験ノート?

この実験(何の実験かわかんないけど)133号って書いてるね

花びらに何か液を塗って状態の結果を見てるみたい?

最初から妓夫太郎だけだったら勝てたと思ってるんだ。人間の部分が多く残している者から負けている。でももうそれもいい、お前たちに期待しない。そんなこと言われて何を考えてるんだろうなぁ上弦の皆様方は。

 

空気を読まない童磨が自分は期待に応えてるみたいなと言ってるけど、無惨様は産屋敷一族を未だ葬っていない、青い彼岸花はどうしたと言われ猗窩座思い出したか?色々と…そして無惨様のイライラはマックスです。なんで何百年も見つけられない、鬼の存在を見つけられないと、そのあとの机の上の実験器具が割れるシーン、ガラスがこれ実写じゃないの?と思ってしまうほど綺麗。

 

アニメのレベルではないよね。劇場で観た時も本当に綺麗だった

黒死牟は「産屋敷…巧妙に姿を隠してる」ということは黒死牟は産屋敷担当で、猗窩座は青い彼岸花担当という感じなのかな?

 

そんなところに玉壺は情報をつかんだと。気が付くと無惨様の掌の上に乗せられてる玉壺。恍惚の表情って…きもいぞ(笑)

そして自分の嫌いなものは変化だ。状況の変化・肉体の変化・感情の変化。変化の殆どの場合劣化だ衰えなのだ。私が好きなものは不変完璧な状態で永遠に変わらないこと。

 

113年ぶりに上弦を殺されていたくご立腹な無惨様

玉壺に対しても確定してない情報を嬉々として伝えるなと言っちゃうんだよね~。

兎に角、もっと死に物狂いでやれ、甘やかしすぎたっていう始末。

玉壺に情報が確定したら半天狗と向かえと言われちゃったけど、嫌がる玉壺だけど、そんな無惨様の言葉には喜ぶ。そこへ何故か童磨も行きたいとお願いすると、またも猗窩座に無惨様に何か命じられたのかと顔上半分を飛ばしてしまった。

 

猗窩座は、逆に黒死牟に腕を切られちゃって、叱られちゃいました。童磨は気にしてないと言うんだけど、序列の乱れ、従属関係にひびが入ることを憂いているという黒死牟に「ああ、なるほどね」

 

どこまでも軽いぞ童磨(笑)

気に入らないのなら入れ替わりの決戦をしろと猗窩座に訴えかける黒死牟。申し込んだところで今の猗窩座では自分や黒死牟に勝つことは無理だと言っちゃう。童磨は猗窩座よりも後に鬼になったけれど、今は猗窩座よりも上の上弦の弐になっちゃっているからね。それにさっきもわざとやっただけだというんだけど…

 

何故、猗窩座が童磨や黒死牟に勝てないのか。それは栄養分の高い女性を猗窩座が食べないことが原因です。童磨はとにかく遊郭編でも遊女を殺して食べ歩きしていましたよね。いくら猗窩座が強くてもやはり女性を食べないことでさらなるパワーアップは難しいのです。なぜ女性を食べないのかというのは後々理由はわかりますし、童磨と玉壺の会話の時も単に童磨が馴れ馴れしく猗窩座の肩に手を置いたからブチ切れたわけではなくてふたりの会話の内容に対して嫌悪感を感じていたからなのです。

 

満を持して黒死牟のお顔が出ました。迫力ありますね。

黒死牟の顔のアップ。右の首の部分と左の額に痣があって、目が六つあって迫力満点ですが、痣と目がどうして6つなのかという理由はのちのちわかります。(ちゃんと理由があります)

 

猗窩座はいつか必ず黒死牟を殺すと、それに対して黒死牟は「励め」と言いながらその場から消え、猗窩座も消え、玉壺は急いで鳴女(琵琶女)に自分と半天狗を同じ場所に飛ばしてと伝え消えた。ひとり残される童磨。鳴女に声かけるけど、即興で断られ自分の居場所に飛ばされる。

 

自分の居場所に戻された童磨。宗教の教祖をしています。

 

誰かがおにぎりとお味噌汁とお茶をお盆にのせてやってきました。

「お茶が入りましたよ」と縁側に座っている耳飾りを付けている男性のところにもう1人男性がやってきました。座っている男性は赤ちゃんを抱いているし、部屋には赤ちゃんの母親が寝ていて、お盆を持っている男性は痣のない炭治郎って感じです(でも当然彼は炭治郎ではない)

 

お茶を飲んだら家を出るという耳飾りの剣士。

どうやら、命の恩人だと炭治郎に似た人が耳飾りの剣士に話している。

炭治郎に似た男性は炭吉というらしい、彼に剣士が語り掛ける。

 

ついに登場、でもまだ名前は「剣士」なのですね…

 

炭吉、道を極めた者が辿り着く場所はいつも同じだ。時代が変わろうともそこに至るまでの道のりが違おうとも、必ず同じ場所に行きつく。お前には私が何か特別な人間のように見えているらしいが、そんなことはない。私は大切なものを何一つ守れず、人生において、為すべきことを為せなかった者だ。何の価値もない男なのだ。」

 

彼のこの言葉の重み。まさに鬼殺隊そのものって感じですね。彼が誰なのか?どんな人生を歩んできたのかなどもまだ少し先のお話になるかな?でもこの時の言葉は大事な言葉なので忘れないでください。言えることは無惨の記憶にたびたび登場してる剣士だということは確かです。無惨様と剣士の関係も気にありますね。

 

お茶だけと思ったらしっかりおにぎりもお味噌汁も完食してるよ~

 

炭吉が炭治郎となり、蝶屋敷のベッドの上で目が覚める炭治郎。

タイトル「誰かの夢」とは炭治郎の夢だったのです。

 

花瓶が割れ傍にはカナヲが驚いて炭治郎を見てる。

そして慌てて炭治郎の元へ。遊郭での戦いの後、2か月間意識不明だった炭治郎。目が覚めてよかったと涙するカナヲ。なにより炭治郎の言葉を胸に、着実に自分の感情を出せるようになっているカナヲ。そして蝶屋敷の病棟は土足厳禁なのかな?原作ではカナヲはブーツのままだけどここでは靴脱いでいるよね。そして体の成長もあってなのか、ゲス眼鏡前田の策略かスカートが短くなっているではないかぁ~(笑)

 

村田さんと同等の重要なモブの1人です

 

カステラを持って炭治郎の部屋に向かっているのは隠の後藤さん。

後藤さんは那田蜘蛛山の時は善逸を助けたり、柱合会議の時は炭治郎を起こしたり、蝶屋敷までおんぶして運んだり、もちろん無限列車の時なども常にサポートしてくださっている頼もしいメンバーです。

 

超仲いいと思っていたら実は3人とも意識不明の重体だった。(伊之助の事わけわからんというのも好き💕)

鼻のいい炭治郎がこの匂いで目が覚めるかもしれないという願いも込めてのカステラ。

しかし部屋に入ろうとしたら割れた花瓶が目に入る、カナヲに対して心で怒っている。

この後藤さんの一連のシーン原作でも大好きなんですよね~。(俺23歳だけどって、同い年は天元様とお館様

 

花瓶を片付け、ひと段落ということで、カステラ置こうとしたら炭治郎が「ありがとう」目が覚めている事実にカナヲに対して怒り爆発!!の後藤さん(笑)

原作でもこのシーン大好き。

 

出た!腹式呼吸

3人娘とアオイちゃんを腹式呼吸で炭治郎の意識が戻ってことを伝える。

病室に集合して賑やかになりましたが、アオイちゃんは特に自分の代わりに遊郭に行ってくれただけにすごく責任感じていた。

 

善逸は翌日に目が覚め無事任務に復帰。まぁ、善逸は毒攻撃は受けてないので足の負傷って感じですもんね。天元様は奥様達がサポートしながら痛さでイライラしながらも自力で帰宅で隠達はドン引き。

 

何してんだか…(笑)

 

伊之助は一時危なかったけど、なぜか今、炭治郎の部屋の天井に張り付いている。

炭治郎より7日前に目が覚めたと自慢する伊之助。この時の炭治郎の「俺、仰向けだから…」いや、そういう問題じゃないだろうし💦

 

キヨちゃんが辞典を炭治郎に見せながら、伊之助は「ミツアナグマ(ラーテル)」と同じだとしのぶさんが言っていたと。

 

「分厚い皮膚は鎧なんですよ。獅子に咬まれても平気なの。毒が効かないから毒蛇であっても食べちゃうし…」

 

これがラーテル、イタチの仲間なので小さいです。日本では東山動物園でみられるそうです

 

ラーテルって見た目とは裏腹に背中の皮膚が硬くてライオンなどが咬みついてもびくともしないらしい(逆に、ひっくり返されてお腹を咬まれたらダメだけどね)。そして毒に対しての耐性もあるので咬まれても死なないし、毒蛇を食べても死なない、そして多分しのぶさんが一番伊之助と似ていると思っているのは多分、ラーテルは怖いもの知らずという事だと思うんですよね。どんな動物だろうが喧嘩を売る攻撃的な動物だそうです。

 

目が覚めた要因の一つは確かに伊之助の影響もあるかも?

 

今回の大正コソコソ噂話で紹介されていたけれど、伊之助が実は前日から天井に張り付いていたというエピソード(張り付いていたのは原作通りだけど、どの時点でということは書かれてない)、これはアニオリなんですよね。原作にはない内容で、原作を読んでいる人にとっても謎の一つだったんですよね~。しかし、前日から天井に張り付いてずっと炭治郎に声を掛けていただなんて、伊之助らしいし、夢の事もあるかもしれないけれど、伊之助の言葉も目が覚める要因の一つだったのかもしれないですよね~。

 

にぎやかな病室の中、オロオロするカナヲとだけど「炭治郎が寝たから静かにして!」と大きな声を出し、炭治郎の食事を作りに行けるようにもなったのね。カナヲも短期間にすごく成長しているんですよね~。表情も豊かになってきてるし。そして様子を見に来た茶々丸もひと安心。(多分珠世さんから様子見てくるように言われたんでしょうね)

 

そして言葉はめちゃくちゃに言うけれど、いつも炭治郎に寄り添う伊之助が可愛いんですよね~。

 

そして1週間後、驚異的な速さで炭治郎無事回復。そして野営中の後藤さんも手紙を読んで驚き。(心配してるからとお手紙を送ってくれるキヨちゃんたちも優しい)

 

マフラーがちゅん太郎柄だ。これもアニオリシーン

 

伊之助も少し前に無事、任務に復帰。善逸はほかの隊員と遠方での任務中(善逸は完全アニオリ)柱はそれぞれの担当地域があるけれど、それ以外の隊士たちは都度いろんな場所に行かされるんだろうね。

 

炭治郎は機能回復訓練頑張っていますが、気になるのは刀の事。預かってる鋼鐵塚さんの手紙は呪いのような内容。

 

原作はもっとワイルドに食べてるけどね

 

巨大歌舞伎揚げおいしそう(笑)困る炭治郎。しかし、キヨちゃんたちから刀鍛冶の里に直接行ってみたらと言われ「行っていいの?」と炭治郎。

 

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お館様からの許可が下りて、刀鍛冶の里に行くことに。しかし里に行くためには隠が炭治郎を担いで里まで移動するんだけど、炭治郎は耳栓、目隠し、鼻が利くため鼻栓までさせられて刀鍛冶の里へ向かう。隠の人たちが交代する度に感謝の声を掛けてもらって隠の皆様もほわほわ。(原作のこの炭治郎が好き(笑))

 

パワハラ会議で黒死牟が「産屋敷、巧妙に隠している」と言っていましたが、この言葉なども今後の重要な伏線となっております。里への移動に関しても柱も同じですからね~想像したら面白いですよね。柱の皆様がおんぶされながら里に向かう姿(笑)

 

蜜璃ちゃん、原作ではプリ尻は座っているけど、アニメは立ち姿のプリ尻可愛い

 

そして無事、里に到着。ここには温泉もあって、疲れをいやす前に里の長に挨拶に向かう。炭治郎のお礼の声のやまびこに反応する恋柱の甘露寺蜜璃。原作以上のセクシーショットだけど可愛い💕

 

そして、鉄地河原鉄珍様登場よろぴく。

声に違和感全然ない、素晴らしいです。

鉄珍様の「まあ、畳におでこつくくらいに頭下げたってや」という言い方が好きです。

頭下げなさいじゃなくて、頭下げてあげてっていう言い方がなんだか可愛い。

 

畳におでこを思い切りぶつけて挨拶する炭治郎。かりんとう貰ってバリバリ食べる。

鋼鐵塚さんは今、行方不明になっているらしい。癇癪持ちで親が手に負えず鉄地河原鉄珍様が育てたんです。

 

刀鍛冶を束ねる長だけありますね。

 

炭治郎が刀を折ったり、刃こぼれさせたりするからというと

「いや、違う。折れるような鈍(なまくら)を作ったあの子が悪いのや」

 

まだ体が完全に回復したわけではないから温泉で湯治しなさいと、もしそれまでに蛍が見つからない場合はほかの刀鍛冶に担当を変えると言われ不安と申し訳なさを感じる炭治郎。

 

移動途中で、刀鍛冶の皆さんの作業風景を見ることができます。これらのシーンはアニオリですが、刀鍛冶のお仕事が見れるというのは興味深いし、アニメを見る子供たちにとっても興味を持ってもらえるのではないかと思うんですけどね。

 

温泉は色んな効能があって、なんと失恋の痛みにもいいらしい(笑)実は原作にはアニメで言っていた効能のほかにも「性格の歪み・思いやりの欠如・へその痒み」とかもあると蜜璃ちゃんが教えてくれています(笑)

 

炭治郎のボケ炸裂(本人は真剣だけど)このシーズンこんな感じ多し

 

そこへ蜜璃ちゃんが泣きながら走ってくるけど炭治郎思わず「乳房が零れ出そうです!!」って羽織で胸の部分を隠す(笑)

興奮しながら、挨拶したら無視されたと嘆く蜜璃ちゃん。

落ち込むけれど、炭治郎に夕食が松茸ご飯と聞いて瞬間に元気になる蜜璃ちゃん。

 

実はこの無視されたことも本当は理由がちゃんとあるんですけど、後々説明されるのかな?(あるとしたらコソコソ話だとおもうけど)

 

炭治郎が温泉に来たら、何か頭に当たる。手に取ると誰かの前歯。(それ自体おかしいだろうけど、それを誰かの「落とし物」って思う炭治郎って…)

 

温泉に入っていたのは見たことある人…総最終戦別で一緒だったすみちゃんが教えてくれた名前は不死川玄弥。第一声が「死ね」そして私の好きなシーン…

 

ペッペッと服を一瞬で脱ぐ炭治郎

巷では蜜璃ちゃんのセクシーシーンに注目行ってますが、いやいや炭治郎のこの全裸のシーンもかなり刺激的ですよね(笑)いい感じで松右衛門が隠しております(笑)原作で好きな一コマ。

 

玄弥に積極的に話しかけるんだけど「話しかけるんじゃねえ」と温泉に沈められる炭治郎。この後のシュンとしながら「裸の付き合いで仲良くなれると思ったんだけど人間関係って難しいな」って言いながら、禰豆子も普通にお風呂一緒に入ってるし(笑)

 

今の時代だとこれもNG案件なんだろうね。炭治郎にしてみたら何歳であっても禰豆子は妹で女性という目線で見てないけど(あくまでも大正時代の家族感)、令和時代だと15歳と14歳の兄妹が同じ風呂に入ってるなんて言語道断なんだろうけど…

 

そして楽しい夕食タイム。蜜璃ちゃんはモリモリ食べております(なぜこんなに大食漢なのかは後々わかります)それを見て自分も沢山食べて強くなると炭治郎。

 

今回の放送でちゃんと松茸ご飯に修正されてるぅ、良かったぁ~

劇場での公開の時、どう見てもこのシーンのご飯が白ご飯に見えていたんですよね。(松茸ご飯じゃないという声多数)アニメまでに修正してくれたんだと思いたい。そしてその松茸ご飯が美味しそう…

 

蜜璃ちゃんを無視したという人物は不死川玄弥と言って炭治郎たちと同期というと、どうやら風柱と兄弟らしいけど、不死川実弥は「弟はいない」と言ったらしく、蜜璃ちゃんも炭治郎もどうしてかな?って感じ。

 

蜜璃ちゃんは5人姉弟でみんな仲良し、珍しく禰豆子が凄くなついて甘えているね。

そして、玄弥は食事に来ないらしく、おにぎりを持って炭治郎と蜜璃ちゃんは彼の部屋に向かいます。禰豆子ちゃんにおにぎり見てたらお腹空いてきちゃったみんなには内緒ね(いやしっかり炭治郎聞いてるし)。という会話はアニオリで、原作では「みやさん」という歌を歌っています。

歩きながら、蜜璃ちゃんの入隊理由を聞く炭治郎「添い遂げる殿方を見つけるためなのぉ」と聞いて戸惑う炭治郎(笑)まぁそんな理由で入隊して柱をしているんだからどんだけすごいんだという感じですよね。でもこれも深~い理由があるんですよね。

 

日輪刀のメンテも終わって担当任務地に戻る蜜璃ちゃん

 

玄弥の部屋についたけれど、誰もいない。そこへ隠が蜜璃に刀が研ぎ終わったから最終調整のために工房に来てほしいと言われる。寂しそうな禰豆子。

因みに、蜜璃ちゃんの日輪等は鉄地河原鉄珍様が作っています(OPにこの後のシーンと思われる映像が入っていましたね)

 

別れ際に「今度また生きて会えるかわからないけど、頑張りましょうね。あなたは上弦の鬼と戦って生き残った。これは凄い経験よ。実際に退化して得たものは、これ以上ないほど価値がある。5年分10年分の修業に匹敵する。今の炭治郎君は前よりももっとずっと強くなってる。甘露寺蜜璃は竈門兄妹を応援してるよ」と。

 

さっきまで「添い遂げる殿方を見つけるため」なんて飛んでも発言していた人が別れ際に今生の別れみたいなことを言うんですからね。すごくシビアで思い言葉。きっとこの言葉には煉獄さんとの突然の別れの事もあってなんだろうなぁ~。蜜璃ちゃんは煉獄さんの継子で師弟関係だったから、言葉の端々に煉獄イズムが流れているんですよね。この一期一会を大切に公開内容にという蜜璃ちゃんの覚悟も凄い、やっぱ柱なんだよね。

 

炭治郎もその言葉に対して前回は宇随さんに勝たせてもらったけど、無惨に勝つためにもっともっと頑張ると、これに蜜璃ちゃんも隠の方もキュンキュンしておりました。

 

これは反則でしょう。

 

 

炭治郎も思春期真っ盛り、鼻血からおにぎりは死守したぞ

 

そして、耳元で「強くなるために秘密の武器があるらしいから探してみて」と言われおもわず鼻血ブー!!禰豆子もビックリ(笑)

 

翌日、今日もおいしそうな食事が。禰豆子も箱から素早く机の下に移動。(このシーンもアニオリ)食事の後、秘密の武器を探しに行く。ワクワクする炭治郎。

 

何気ないこの言葉、重要だったりします

しかし、「温泉の匂いが強いなぁ。体力が万全じゃないのも鼻が利きにくい原因だ。」

 

そんな感じで歩いていると、子供の声ともう1人誰かが言い争っている?茂みの向こうにいたのは小さな男の子と、霞柱・時透無一郎。彼も里に来ていた。

 

さぁ、これは一体…

 

無一郎に鍵を渡せと言われ拒否をする子供、そして子供の後ろにもう1人?人?

この姿見覚えがあると炭治郎。

 

 

 

 

「鬼滅の刃」全集中展 無限列車編・遊郭編 ①

楽しみにしていた全集中展へ行ってきました。

コロナになってから本当に梅田に行く機会が減りました。

 

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私は10時のCなので椅子のある場所でしばらく待機。


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待機する場所がどうしても狭いので、あらかじめチケットに番号があって、自分のグループのアナウンスが始まると、写真のように番号と足形が貼られているところに並びます。足の向き通りに並びます(笑)これはわかりやすくていいよね。


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有料で音声ガイドも当日借りることも出来ましたので、借りました。

前半は煉獄さん、後半は宇随さん、最後鬼滅学園エリアは煉獄先生と宇随先生2人のやり取りも聞くことが出来て楽しかったです。

 

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原画展とは違って全集中展は結構写真OKの場所があります。(動画はNG)

最初は「無限列車編」エリア。煉獄さんのシルエット「うまい!」と牛鍋弁当を食べていました(笑)


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無限列車の名場面のパネル展示。


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油断してると…魘夢が…💦

「おねむりぃ~」


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何度見ても煉獄家の場面はいろんな感情がグルグルしてきます。


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そして魘夢の目…

目が定期的に光ります(笑)


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目の上に乗ることが出来ますが、足元がグニュッとした触感がします。

伊之助じゃないけど「キモッ!」


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煉獄さんの羽織と日輪刀が展示されています。


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実際はもっときれいでピカピカ輝いていました。

『鬼滅の刃』吾峠呼世晴原画展~展示エリア編~

今回は予約制で、私で言えば予約時間10時入場なのですがその中でもいくつかのグループに分けて入場するようになっています。

 

私はグループBで10:10にカフェの隣に集合となっています。一度に入場すると人が密になるのでそれを分散させるためです。

 

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集合時間になるとパネルに集合の案内が出てスタッフが順次案内しながらとりあえず列に並びます。

 

私が杖を持っていることに気が付いたスタッフが声をかけてくれて、エレベーターで入り口のそばの待機所まで案内してくれました。そこで待機しているとエスカレーターで降りてきた同じグループの人たちがやってきました。

 

スタッフの注意事項などがあり(リュックなどは前に担いで展示を見学してくださいとのことです)入場開始です。

 


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2か所写真撮影OKの場所があります。

その1は入り口エントランスのこの場所。

コミックの表紙と中央に炭治郎と禰豆子のオブジェ。


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他にも見学者はいるのでなるべくお邪魔にならなにように素早く撮影。


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この後ろにもパネルがあるのですがそこは撮影NGとのことで、早速入場。

炭治郎はじめかまぼこ隊や禰豆子ちゃんの名シーンなどの展示が並んでいますが、原画展に行かれる方は是非足元にも注目して見学してほしいです。


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この平衡感覚がおかしくなりそうなエリアは無惨様の無限城。

不思議空間です。


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モニターが2つありますが、ここのに時々鳴女が出てきます。

 

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やっぱ原画を目の当たりに見ると迫力が凄い。

先生の画力の成長も見て取れるし、何度も読んでいるのに、改めて色々感じるものがあります。


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妓夫太郎と梅の子供時代のあの「俺たちは二人なら最強だ」のシーンの絵の繊細なタッチや無限城での猗窩座のシーンや無一郎君の腕の逞しさとか、禰豆子ちゃんや善逸、炭治郎もう色々胸がグッとなるものが沢山です。

 

そんな中でも初公開のあの方の素顔とか、善逸伝の秘密とかもう面白いものや、初出しのイラストなどもあって本当に大満足でした。

 

ということで少し階を移動してグッズを買いに向かいま~す

『鬼滅の刃』吾峠呼世晴原画展~コラボカフェ・きさつ亭~

大阪で開催中の吾峠呼世晴原画展へ行ってきました。

鬼滅の刃のイベント初参加です。

 

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原画展の入場時間が10時のB(10:10に指定場所に集合)ということと、午後から吹田のエキスポシティにあるオオサカホイールで開催している「天空の鍛錬場」の予約もしているので、原画展を見てからカフェに行くと移動時間とカフェの待ち時間など思うと無理そうなので、原画展鑑賞前に行くしかない…

カフェは9時から始まるので事前にいつもお邪魔しているユーチューバーの方の情報など聞いて、8時ごろに現地に到着。

 

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すでに、8名くらい列に並んでいましたので、私も早速並んで待つ事に。
かふぇのいちぐちには原画展の大きなポスターがデデン!!とお出迎えしてくれています。

 

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しかし、自分的には本当にこのイベントが今年に開催してもらえた感謝感謝です。

昨年の今頃だったら、足の具合が一番最悪の状況だったし、そうじゃないとしても1時間くらい立って待つ事なんてできなかったから、手術してもうすぐ1年になるけど良かった。

 

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開店前の店内の様子。壁にもキャラクターのポスターが貼られていたりテンション上がりますよねぇ~。

 

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テーブルにもキャラクターのイラストが貼られていて、推しのテーブルを探すのも楽しみです。どこに座ろうか迷いますね~。

 

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オープン時間が近づいてきたところで並んでいる最初の人たちは店員さんがメニュー表を配ってくれて、それを見ながらこちらも注文をします。

注文は1度しかできませんので食べたいものや飲み物も含め全部注文しなければなりません。色々考えて、私は炭治郎のメロンソーダフロートと煉獄杏寿郎の炎の呼吸オムライスを注文。

 

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きゃわいいキャラデザイラスト。

このイラストって、「ミニポーチコレクション」の裏側にプリントされているものと同じかな?(宇随さんはこのイラストだったから)

 

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レジカウンターの所にもかわいいフィギュアが…って宇随さんがた・た・倒れてまーす(汗)

 

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写真取れる良い感じの席&義勇さんイラスト探して窓際の席確保。意外と義勇さんの席探すの大変だったのは気のせい?(笑)原作がとツーショット。

 

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お会計したらまず、ドリンクはその場で出してくれます(食事は店員さんが持ってきてくれます)「炭治郎のメロンソーダフロート」。炭治郎とツーショットです。

 

上に乗ってるソフトクリームは結構さっぱりめな感じでメロンソーダの甘みと良い感じのバランスでした。

 

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そして、到着しました。「煉獄杏寿郎の炎の呼吸オムライス」注文したものと本日連れてきた炭治郎と義勇さんと記念写真。煉獄さんも中央にいますね~。

 

最後まで伊之助のカレーとオムライスどちらにするか迷ったんですけどね~。

 

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デデーーン!!
すでにいかれた皆様の感想などで、今回のコラボカフェのフードは美味しいということで期待していましたし、基本的にこういうところのメニュー結構私食べられないものが多かったりするので、めっちゃ心配していたんですけど、メニューの中の内容なども見てこれは大丈夫と思って注文したんですけど、実際食べて、マジ美味しかった。

 

これはお勧めしても全然大丈夫な一品です。量もぺろりとイケちゃうので、これと伊黒さんと蜜璃ちゃんのパンケーキとか頼んでも食べられるんじゃないかな?もし午後からカフェに行く方だと全然食べられそうですよ。私は朝イチだからセーブしましたけど。

 

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そして、ドリンクやフード1品注文すると1枚もらえるコースター。

全4種類、かまぼこ隊&禰豆子ちゃん。

まず1枚目は…炭治郎でした。ということで炭治郎とツーショット。

 

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2枚目はもう1人の推しの伊之助だぁ~。

嬉しい、すみませんが義勇さんとツーショットお願いしました。

 

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美味しい腹ごしらえをして、開場集合時間も近くなったのでお店を後に。伊之助のテーブルの写真をパチリ。

 

コラボカフェ「きさつ亭」は原画展のチケットを購入した人しか入店できません。

当日だったらカフェの閉店時間までは入店できますので、原画展へ行かれた方は是非コラボカフェへも行ってください。

 

アニメ「平家物語」11話『諸行無常』

年が明けて季節は冬から春へ。決戦は屋島の戦いから壇ノ浦へと向かう。追ってきたのは源氏の若き総大将・義経
激しいうず潮に源平の舟が入り乱れるなか、イルカの大群が押し寄せ、遂に風向きが変わる。
平氏の敗北と滅亡が垣間見えるなか、みなを勇気づけ闘う宗盛と知盛。三種の神器とともに帝の手を取る時子。
びわはそのすべてを目に焼き付けようとしていた。

 

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資盛様も戦いに参戦して兵を指揮しています



渦巻く波の壇ノ浦…

波が強く、源氏の兵たちも苦戦しております。

「海での戦いは我ら平家の方が長けておる。ひるむではないぞ」

「射て!」ついに始まりました。

 

梅の木に止まる鳥に対して「あの鳥はモズです。」

モズは獲物を枝にさす習性があるということになぞらえて

「今頃、平家の兵をおなじめにあわせておりましょうな」という政子にビビる頼朝。

 

花を見ながらお酒を嗜む法皇様。やはりこのお方の頭の中はあくまでも三種の神器しかないのかい?源氏の兵たちは慣れない舟での戦闘に苦戦しているようです。次々と源氏の舟に乗り移り攻撃を仕掛ける平家の兵たち。知盛の指揮のもと、資盛様も果敢に攻めております。

 

潮の流れに乗ったと、このまま攻め続けようと知盛様、宗盛様は戦況をどうかと兵に聞いております、そしてご自身も弓で参戦。女性たちと安徳帝は少し離れた場所で待機。帝は戦を見たいと言っておりますが危ないからダメだと手で目をふさいでおります。

「もし、弓矢が当たっても泣かぬのなら見るがよい。痛いのはイヤであろ?」

びわらしい言葉だね。

 

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イルカの登場と天候の変わり目に形勢が…

 

苦戦を強いられる源氏軍。いったん退くことを進められるのだが弁慶は兵力では自分たちの方が上だと時間が経てば平家軍も疲れてくるだろうからそれを辛抱強く待てと。

 

しかし、天候が突然悪くなってきました。そこにイルカの大軍が泳いでやってきました。そこになんだかわからないけど陰陽師が変なことを言ったみたいです。

 

徳子の髪を編むびわ。「なんだか懐かしいわね」と徳子。びわはこれからの事全部わかっているんだもんね。だからこそ、徳子の髪を編んでいるんだろうね。

天候はさらに悪くなって風がますます強くなってきたようです。

義経は源氏の白旗が飛んでいくことに気が行って、知盛様は風向きが変わったと思う。

宗盛様はイルカの行動に注視しています。「来るな!」と。やばい!

 

「風は我らの味方だ!」と俄然張り切りだす義経と源氏軍。

「舟の漕ぎ手を矢で射よ」

 

いやいや、だからそれは一番してはいけないことだって。

源氏の兵たちは平家の舟の漕ぎ手を矢で攻撃し始める。

源氏の反撃が始まりました。と言っても卑怯な手だけどね。さすが義経

 

そして、源氏サイドにさらに応援の舟がやってきました。

というか、様子を見て源氏が優位だと思ってそちら側につく人たちなんだけどね。

 

宗盛様は帝たちの舟に移動。びわも心配そうです。

戦況はまだ詳しくわからない。

宗盛様に対して徳子様

「兄上、もし負けとあらば帝は…」

後鳥羽天皇の正式な譲位を行うため、京へ連れていかれるであろうな。(宗盛)」

「では、お命は…(徳子)」

「それでは、ここまで帝と三種の神器をお守りしてきた意味がないではないか。(時子)」

「母上」

「今さら、どちらも渡すなど…何のためにここまで流れ流れて、ここまで耐えてきたのじゃ。(時子)」

「ですからまだ分かりませぬ。(宗盛)」

「この先を生きようとも、今以上に惨めな暮らしが待っておる。ならば…(時子)位を奪われた帝がどのような扱いを受けるか、そなたとて、捕まれば、源氏の誰かに無理やり嫁がされるやもしれぬ。それでも、帝を守れると?(時子)」

 

そうだよね、相手は源氏だもんね。

法皇様は三種の神器が戻ればそれでいいとか言ってるけど、源氏側はそんな風に思ってないよね。特に義経は捕まえたら首を斬りかねないだろうしね。

 

帝たちは唐舟には乗ってないと弁慶が義経に報告。平家から源氏に寝返るものも出てきております。そして小さな船を攻めろと義経。知盛様も海から何とか舟に戻られたようです。(海に落ちたときも、その後も一緒に堕ちた兵を助けるところも知盛様、否、平家らしい)そして源氏軍が小さな船を狙いだしたと報告される。

 

知盛様達も帝のいる舟に移動します。

なんとか合流できた知盛様。戦況を聞く時子様にどういえばいいのか知盛様…

「(笑いながら)そなたらは今に珍しい東男たちをご覧になれますぞ。ハハハ。」

不安に思う女性陣に対しての精一杯のジョークを言う知盛様なのです。

眠っていた帝が目を覚ましました。

「わたくしは敵の手にかからぬ。そして帝のもとへ歩み寄り手を差し出す時子様。

「さぁ、参りましょう。」

「我をどこへ連れてゆくのだ?」

「極楽浄土という美しい所へ(びわの手が伸びるが、止めることが出来ない)神器をここへ。(時子)」

「我らが今少し、時をお稼ぎいたしましょう。(知盛)」

 

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帝が怖がらないように語る時子様なのでした

 

そして時子様は剣と安徳天皇と一緒に船の先頭に向かいます。それを後ろで見守る徳子様も懐に石を詰めています。御座舟を見つける源氏の兵の声に資盛様。既に舟が囲まれています。びわは琵琶を弾いております。

 

安徳天皇を抱き上げ「波の下にも都があります」と語り掛け海に身を投げました。

そして次々と女御たちも海に飛び込んでいきます。徳子様もいよいよという時思わずびわが走り出す。

 

「徳子!」

海に飛び込んだ徳子。海に沈んでいく徳子、びわも源氏の舟に飛び乗り、源氏の兵たちも必死に徳子を救出しようとするが私にふれるでないと言う徳子に、髪を引っ張り上げようとする源氏の兵に対してびわが手を差し伸べる「徳子、まだじゃ。徳子のこの先はまだ続いておる」と言うびわに「イヤ、私も行かせて」

「この目には先が見える。徳子は皆のためにこの先を生きていく。」必死に舟に上げようとするびわ。そして

 

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不本意であっても徳子様は生きねばならない

 

「この目は(亡者の目)重盛からもろうた目。皆が見えるぞ徳子。皆が…帝は幼き手を合わせておるぞ。」そして引き上げられる徳子。びわに抱き着き泣くしかない徳子。

 

知盛様は帝も安否を気にしておりますが、従者からすでに海に沈んだことを聞く。

教経様は源氏の兵を捕まえ一緒に海に沈んでいきました。

「見るべきものはすべて見た。」

目を閉じる知盛の目のアップから目を閉じているびわの目が開く様子の切り替わり、目を開いたびわの目の色が変わって視覚が失われいく描写。

 

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源氏に首を取られないように木製の錨を体に巻き付けて海に入る知盛様

 

知盛様は錨を体に縛り付け

「平家の名を惜しむ者は我に続け」と言い海に沈んでいきました。

 

資盛様も手を合わせ念仏を唱え海に沈んでいきました。宗盛様も入水しましたが…

 

牛車の音、乗っているのは法皇様。向かった先には尼になった徳子様のところ。

「帝の妃であったそなたが、このようなわびしい住まいに、さぞ不自由な思いをしてるのではないか。」ってどの口が言っているのでしょう?

 

「そのように思うこともございます。ですが、来世の往生のためにはこれも喜ばしいことなのだと、今ではそう思うております。平清盛の娘として生まれ、帝の妃となり、その御子を産み、飢えることも凍えることも知らず、美しく移りゆく季節を楽しみ、その栄華の中に身を置いておりましたことはまるで、天上界の幸福であるかのように思われました。都を落ち、一門は戦に明け暮れ、海の上では水を飲むことすらできず、生者必滅、我が子の命が消えていくのさえ、この目で…人の世にある苦しみは、全て自分のこととして思い知らされました。ひとつとして、分からぬ苦しみはございませぬ。」

 

「んん…私は神器が戻れば、そなたら一門の命までは…」

まだ言ってるんか~い!

 

法皇様。海の底には竜宮城なるものがあるようにございますよ。そのような夢を見ることがございました。」

尼が何か持ってきました。

しば漬けとお水?「お口に合いますかどうか…」

「これはうまい。」

「ようございました」

 

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法皇様は徳子様の姿をどう思われたことでしょう

 

しば漬けは徳子様の為に地元の人たちが作って献上した物だったりします。

法皇様も切ない気持ちになっておられる?

 

「どうすれば、苦しみを超えることが出来のかのう。」

「祈りを。わたくしにもまだ忘れられぬ思いがございます。ですので、ただ…ただこうして皆を愛する者を思い、そのご冥福を祈っているのでございます。ただ、それが、私にできること。そう教えてくれた、その人もまた平家のために祈り、人々に語り継いでくれております。その中で我らの一門は生き続けましょう。その始まりは…」

 

法皇様はお堂に安置されている阿弥陀如来像を見る。その指には極楽浄土への導きをもとめる思いから、5色の糸を結び付けられているのを見ます。徳子の思い、平家の思い、いろんなことを法皇様なりに感じるものがあったんだと思います。思わず手を合わせ祈ります。

 

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熊谷直実も敦盛様の事を思いながら生きています

 

そして帰路につく途中、「そのはじまりは…」徳子の言葉を思い出し、法皇様がつぶやく「祇園精舎の鐘の声…」

敦盛様と戦った熊谷直実もまた僧となり「祇園精舎の鐘の声」とつぶやきながらきっと敦盛様の供養の日々なのでしょう。

 

静御前、浅葱の方(びわの母)資盛様は海に沈んだと思われていましたがどこかで生き延びているという方を描かれています(諸説あり)。最後はびわが「祇園精舎の鐘の声…」と言っている途中から重盛様の声が重なり、重盛様の声だけになる。

 

観音菩薩につけた紐を握りしめ徳子様は平家の家族の元へと向かったのですね。

あの揚羽蝶になって飛んで行ったのですね。

 

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苦しみの後、平家一門は海の底の都で楽しかった時の姿で生き続けています

 

きっとみんなの待つ、海の底の都に。

 

宗盛様の最期は言及しなかったのですね。

宗盛様は元々泳ぎが得意であられて、海に飛び込んだけれど、泳げることと、なにより息子の清宗様のことが心配で結局、沈むことが出来ず、清宗様共々助かってしまいました。

 

平家物語などでも散々ひどいことを書かれております。死ぬのが怖かっただの、頼朝に殺さないでくれとかビービー言っていたとか。でもそれが必ずしも事実ではありません。あくまでも宗盛様は息子たちのことが心配でした。自分がどんなことを言われようとも息子を助けてもらえたらと。そして鎌倉に送られた時も、最初は周囲の人たちはあまりよく思っていなかったみたいですけど、徐々に宗盛様の人となりを知って少なからず周囲の人との心温まる交流などもあったようです。

 

しかし、義経と頼朝の間のごたごたで、義経は頼朝との接見することも叶わず、宗盛様達も義経と京へ戻ることに。そしてその途中、滋賀の野洲で斬首となりました。斬首の直前まで、息子清宗様の事を案じておりました。

 

びわも、知盛様の言葉ではないけれど「見るべきものは見た」のでしょうね。

だから平家の最期を見届け、もう何も見なくても自分はこれからの人生、平家の人たちのことを思い、祈りながら語っていくだけだということで目が見えなくなったのかな。

 

この作品をみて、平家の事を少しでも単に驕り高い人たちではなかったと思ってもらえると嬉しいです。平家がしてきたことが実は今の日本の礎になったことが本当に多く、ここでは語れないほどだし、基本的に清盛様も心優しい方だった。

 

法皇様は清盛様と色々ありましたが、本当はすごく清盛様の事が好きだったと思います。法皇様が生前書いた現在過去帳には清盛様の名前や重盛様、敦盛父子(敦盛様とお父上の経盛様)義経などの名前も書かれておりました(残念ながら頼朝に関してはあまり好きではなかったようで名前はありませんでした)この過去帳は時々、見る機会があります。でも一番周囲を振り回したのも彼でしたからね。

 

本当はもっともっと取り上げてほしい平家の人たちがいるし、一の谷の戦いそしてそれ以降、壇ノ浦の戦い含めいろんな平家の人たちを取り上げてほしかった…でも、重盛そして彼の子供たちを中心に描かれたということは画期的だったと思います。

 

イチ海の底の民としては本当に感謝です。

読んでくださったみなさまありがとうございます。

もし今後、京都や神戸などに行く事があればぜひ、平家の事を思い出して、ゆかりの場所などを探して巡行してくれると嬉しいですし、より平家物語を楽しめると思います。

 

もし、平家に興味を持ってもっと色々知りたいと思ったならば是非レンタルやNHKオンデマンド大河ドラマ平清盛」を観ていただきたいです。清盛様の人生が色濃く知ることが出来ます。そのうえで再度この作品をみるとまた違った思いを感じられるかもしれません。