TVアニメ「鬼滅の刃 遊郭編」第9話『上弦の鬼を倒したら』
上弦の陸の堕姫・妓夫太郎との戦闘も激化してきております。天元様と炭治郎はかなり体力的にも限界に来ていますが、それでも頑張って妓夫太郎と戦闘しております。そんなところに雛鶴の援護射撃でクナイ攻撃。そちらに注意が行っている隙に天元様が妓夫太郎の間合いに入って足を斬り、炭治郎も首を狙いますがどうなるのでしょう?気になる第9話です。
過去回想シーン(アニオリ)天元様はお嫁さんたちとお墓参り。どうやら宇随家のお墓みたいです。この時はまだ鬼殺隊に入隊前とかかな?
OPで登場するお墓と同じだよね、やはり宇随家のお墓だったのか…。
宇随さんが建てたのかな?だって忍だったらこんな目立つ感じでお墓立てないと思うしなぁどうなんだろう?。
「兄弟たちが生きていたら、みんなで飲む日もあったかな。悪いな、俺はまだ死ねてない。美味い酒持ってきたから今日は勘弁してくれ。いつか、そっちで一緒に飲むか」と天元様。
お墓の前で夫婦みんなでお弁当。おいしそうだけど誰が造ったのかな?(仕出しかな?)
「あいつらの分まで派手に食ってやってくれ」
まずはふきの炊いたんを食べてます天元様、旬のものですもんね~。美味しそう。
でも、このふき、花言葉がありまして…
蕗の花言葉
愛嬌、公平、公平な裁き、私を正しく認めてください、正義がなされるでしょう、困ったときに側にいて
という感じで、なんだかまるで忍から抜けた自分を死んだ兄弟達に認めてほしい、抜忍となって鬼殺隊として戦っている姿を正義と信じ、そして困ったときにはいつも3人のお嫁さんたちが彼に寄り添ってといわんばかりだなと。(妄想過ぎ?(笑))
季節の食べ物だけど、あえて入れている、それをまず食べているという感じから天元様の気持ちがこういうところで表現されたのかなと思いこみ過ぎ考察をしてしまいました(笑)
「天元様は、今でも亡くなられたご兄弟を…」
「ああ、一時も忘れたことねえ。あの時、お前らを連れて里を抜けたのも、昨日のことのようだな。」
明るくふるまう天元様にお嫁さんたちは戸惑っているようです。
須磨が「おいしい!」といったらまきをがもう少し遠慮しろと(笑)2人を宥める雛鶴さん。そんな3人を優しい表情で見ている天元様。須磨ちゃんは天元様の気持ちを察するのが上手ですね。誰かが口火を切らないといけないときいつも明るく振舞って、それをまきをさんがああだこうだと言い返し、最終的にまとめるのが雛鶴さんって感じまさに三姉妹って感じですよね。
そして来た!ここでぶっこんだ「俺はいつか地獄に落ちる」発言。
「これはだめだったなぁ~。お前らに怒られるのはもうこりごりだ」
この言葉、抜け忍になってから天元様、しばらくは口癖になっていたそうで、まきをさんに怒られ、雛鶴さんに泣かれ、須磨さんに噛まれてから言わなくなったそうです。(だからもうこりごりだという言葉が出ています)
「兄弟たちのためにも、目一杯生きてやる、お前らとな」
今、こうして天元様がこんな事言えるようになったのも、生きていられるのも、このお嫁さんたちがいたからこそですもんね。
そんな風にしていると風が吹き桜が舞い、雛鶴の髪に花びらが1枚…
天元様はそれに気づいてとってあげます。嬉しそうな雛鶴さんに、まきをさんも「私も取ってください」なんてアピールしてるけど、「自分でつけただろう」という天元様。
まきをさん可愛いねぇ~
そして雛鶴がとった花びらが欲しいと天元様に言うと「そこらへんにあるだろう」というんだけど、「その花びらがいいんです」と。
このシーンも所見では、乙女チックでいいシーンだなと思うんですけど、この後の絶望シーンの伏線みたいな感じがそのシーンを見た後、2回目に観た時凄く感じました。
桜の花びらを取ってあげたのも、欲しいと言われ渡したときの手も左手なんですよね。
そしてその花びらを本当に愛おしそうにする雛鶴さん。それはその時も当然雛鶴さんにしてみたら愛する旦那様から頂いたプレゼントみたいなもので宝物なんだけど、のちにそれはもう二度ともらえないかけがえのない物となりましたよね。
天元様の左手は妓夫太郎によって切り落とされてしまった。もう2度とその手で桜の花びらを取ってあげることも、渡してあげることもできないのですから。(右手はありますけど)きっと雛鶴にとっての思い出の花びらになったことでしょう。
でもあとの2人の天元様に自分も欲しいと駄々をこねるシーン…何時も天元様が困り顔なのも可愛いし、まきをさんと須磨ちゃんも可愛いよね。
そして、雛鶴が首に刺したクナイでいい感じで追い詰められたと思いましたが、あっという間に切れた足が再生しちゃいました。
「いやあよく効いたぜ、この毒はなぁ」と言って「血気術・円斬旋回飛び血鎌」を繰り出す妓夫太郎。炭治郎が血鎌に少し当たったところで、天元様が炭治郎を蹴飛ばして回避させました。しかしかなり吹っ飛ばされちゃいましたね炭治郎。(最初、妓夫太郎の血鎌の圧で飛ばされたのかと思いましたがコマ送りで見ると宇随さんに蹴られて飛ばされているんですよね)
天元様も凄い!「音の呼吸 肆ノ型・響斬無限」で円斬旋回飛び血鎌を斬っていく天元様。妓夫太郎がいなくなったと持ったら帯の攻撃もやってきました。何とかかわす天元様だけど、雛鶴の所に妓夫太郎が!なんと捕まってしまいました。
天元様の表情は見てられないです(T0T)
そして、回想シーン、鬼殺隊に入隊してからの4人。
秋でトンボがたくさん飛んでいる様子を見て須磨が
「私もトンボになって飛んでみたいです」って。
「おっ、それはまた派手な夢だな」といわれてうれしい須磨だけどまきをにまた何言ってんだなんて言われちゃって相変わらずワチャワチャしています。
そんな様子を見て笑う雛鶴。
「天元様、上弦の鬼を倒したら、一線から退いて普通の人間として生きていきましょう。忍として育ち、奪ってしまった命がそれで戻るわけではありませんが、やはりどこかできちんとけじめをつけなければ、恥ずかしくて陽の下を生きて行けない。その時、4人が揃っていなくても恨みっこなしです」
そんなある日の言葉を天元様も思い出したのでしょうね。
トンボは戦い人などにとってはとても縁起のいいもので、前にしか進まないので勝ち虫など言われて武将など甲冑の下に身に着けたり、兜につけたりしていましたよね。
でもそんなこと絶対許せない。自分が犠牲になっても妻たちを守り抜く男・宇随天元ですもんね。マジで必死の形相な天元様だけど、帯の攻撃で動きと止められてしまって大変。
ここは炭治郎に頑張ってもらうしかないんだけど…
炭治郎は弱いから狙われない、だから助けることが出来るということでヒノカミ神楽を使おうとするけれど体力が持たなくてうまく使えない。
どうしたらいいか考える炭治郎…今の自分にできることは水の呼吸とヒノカミ神楽を混ぜること。そして何とか雛鶴さんを助けることが出来た。
さすがの妓夫太郎も驚き。
呼吸を混ぜる。水の呼吸とヒノカミ神楽を合わせて使うことで、水の呼吸のみより、攻撃力は上がり、ヒノカミ神楽より長く動ける。
今まで戦ってきた剣士たちも自分の力を発揮できるように都度、呼吸は変化してきたんじゃないかと。義勇さんみたいに水の呼吸は極められないけれど、鱗滝さんが教えてくれたことを無駄にはしないと。修業時代の炭治郎、今見るとやっぱ顔が今と違いますよね~成長しているってすごく感じられます。
そんな間にも妓夫太郎の攻撃が炭治郎を襲うけれど、天元様が「竈門炭治郎、お前に感謝する!」このシーン、マジで遊郭編の中でも好きなシーンの1つです。
なにせ雛鶴さんを助けてもらったんだもんね。
一方、屋根の上では伊之助と善逸が堕姫と交戦中。なかなか苦戦しております。
ふと下を見ると今まさに妓夫太郎の首に2人の刃が!。
「だあああ!クソォ!向こうは首斬りそうだぜ!!」
距離を詰めて首を狙わないといけないだけど、まず堕姫本体に近づくことが出来なくて伊之助考えるけれど…もう破れかぶれみたいになっちゃってる(笑)
そんなパニック状態の伊之助に、寝ぼけ丸の善逸が
「伊之助!落ち着け!全く同時に斬る必要はないんだ!2人の鬼の首が繋がってなければいい。(途中帯に包囲されるけれど斬撃で斬り落とす)向こうが首を斬った後でもあきらめず攻撃に行こう!」
的確な言葉に伊之助も思わず
「お前、なんかすごいいい感じじゃねーか、どうした」
本当に善逸、言ってることやってることは超カッコいいのに、鼻提灯_| ̄|○
炭治郎と天元様2人で妓夫太郎の首を狙うけれど、鎌で防御され、天元様の日輪刀のもう片方で首を狙うんだけど、妓夫太郎の顔が…後ろに向いて刃先を歯で止めた(驚)まるでダミアン?かエクソシストか?(汗)
再び妓夫太郎の円斬旋回飛び血鎌が…炭治郎と雛鶴、天元様それぞれ飛ばされた。天元と妓夫太郎は地上に落とされ、その爆風で炭治郎と雛鶴は伊之助たちの所まで飛ばされてしまいました。そして伊之助が炭治郎と雛鶴さんをかばいながら作戦変更しないとということで、かまぼこ隊で堕姫の首を狙い、天元様に妓夫太郎を狙ってもらうことに。
全く蚯蚓女(By伊之助)に近づけないと伊之助。
「鎌の男よりも、まだこちらの方が弱い。まずこっちの首を斬ろう!炭治郎まだ動けるか!」
どんだけ善逸冷静なんだよ~凄すぎるだろうよ~。
下では天元様が妓夫太郎と激闘中。火薬玉なども使いながら戦っています。
しかし炭治郎の所にも血鎌の斬撃がやってきます。マジで妓夫太郎どんだけすごいんだよ。雛鶴さんピンチには善逸と炭治郎が助ける。そして無事に離脱していきました。
と言うことで本格的にかまぼこ隊は堕姫と対峙できます。
堕姫の煽りにめげず向かっていく伊之助、ほぼ無傷なのは自分と善逸、天元様たちはもうかなり無理をしている状態。
「一体何のために修行してきたんだ、何のために!何のために!」
そうだよね、煉獄さんの戦いを見て何もできなかった。そして目の前で死んでいく様子を見て今まで人が死ぬことに対して何も考えなかった伊之助がに凄い影響を与えた煉獄さん、そしてそこから今日までの鍛錬の日々…
そんな伊之助に炭治郎が堕姫の弱点に関して首が柔らかくなること、相当の速度か、双方向からの斬撃でないと首を斬るのは難しいことを告げる。
そんな伊之助、後ろの炭治郎を見るんだけど、なんだか帯の攻撃が緩んだ気がすると感じる。「そう思事にする!!」いいよねこの伊之助のポジティブさが。
まさに伊之助の本領発揮できる場面じゃないかということで、善逸と炭治郎で伊之助を援護しながら堕姫の首をめざします。
頑張れ!伊之助行きます!
「獣の呼吸八ノ型・爆裂猛進」ひたすら前進する伊之助に再度に炭治郎、善逸とそれぞれ帯の攻撃をかわしながら型を繰り出します。
炭治郎は「水の呼吸参ノ型・流流舞い」
善逸は「雷の呼吸壱ノ型・霹靂一閃八連」を繰り出します。
原作でもこのシーンすごくカッコいいんですよね~だから今回どんな風に描かれるのかすごく楽しみでしたけど、本当にカッコいい。
一緒にいても3人が共闘しているのってこのシーンが初めてだったりするんですよね。(同じ戦いでも3人が一緒にという感じではないのでね)
今回善逸、霹靂一閃の八連って…一体どこまで増えていくのでしょうね。
炭治郎も今は伊之助のサポートだから水の呼吸で伊之助に帯が来ないように防御のためにうまく使い分けられるようになってますよね。
さすがの堕姫もこの伊之助の行動には驚いています。ついに伊之助が堕姫の首に刃を突き付けることが出来ました。そして「獣の呼吸陸ノ牙・乱杭咬み」のこぎりのように前後に動かしながら堕姫の首を斬って切ってる、これはかなりリアルでシュールなシーンだった。原作ではどういう状況で斬ったかわからないだけにビビった(笑)
やった!斬れた!首チョンパできた。\(^o^)/
そして首を持って一目散に逃げます。帯から逃げる伊之助ですが…
えっ!?なんで?伊之助が妓夫太郎の一撃を喰らっちゃいました。
なんで妓夫太郎が?それも伊之助の背後から心臓めがけて鎌が突き刺さっているよ。
それを見た炭治郎がもうある意味パニック状態みたいになってる。
宇随さんを探そうと地面を見る炭治郎だけど、うわ!天元様が倒れてる、そして右の手首が切断されている。
そんなことを考えていると善逸の声が「炭治郎危ない!」
帯の攻撃で周辺の建物が爆破状態。炭治郎を突き飛ばす善逸。
炭治郎の絶望感が半端ない、そしてすべて自分が悪いと思っている。
「俺が目を離したからこんなことに。伊之助すまない、俺が早くあいつに気付けていたら。いや、俺がそもそも宇随さんのそばを離れなければこんなことには。ごめん…ごめん…みんなごめん…ごめん、禰豆子」
何で炭治郎が謝るの?炭治郎1人が悪いわけじゃないのに…
そりゃ今回こそうまく堕姫の首を斬っていい感じではあったけれど、炭治郎が気が付く間もないほどに妓夫太郎のスピードが速いということでそれが上弦の鬼の実力でもあるんだよね。
しかし、やはりここで終わりましたが…そして衝撃(絶望)シーンはありましたね。
天元様の過去シーン、宇随家のお墓のシーンは完全にアニオリシーンです。
絶望シーン、本当にショッキングでしたよね。ここからどう戦いが続くのか、今の所だと伊之助と天元様はあんな状態で見た目では生死はわからない、善逸は飛ばされてどうなったかまだ分からない、炭治郎も地面に落とされちゃったし、不安要素しかない。
そして今回の大正コソコソ噂話は炭治郎が次回「絶対あきらめない」と。
本日の戦闘
妓夫太郎VS天元様・炭治郎
天元様「音の呼吸肆ノ型・響斬無限」「日輪刀での攻撃」「火薬玉」
炭治郎「水の呼吸とヒノカミ神楽のミックス」「日輪刀での攻撃」
雛鶴「クナイ」
妓夫太郎「円斬旋回・飛び血鎌」
堕姫・妓夫太郎VSかまぼこ隊
炭治郎「水の呼吸捌ノ型・滝壺」「水の呼吸参ノ型・流流舞い」
善逸「雷の呼吸壱ノ型・霹靂一閃」「雷の呼吸壱ノ型・霹靂一閃八連」
伊之助「獣の呼吸捌ノ型・爆裂猛進」「獣の呼吸陸ノ牙・乱杭咬み」
堕姫「帯攻撃」
妓夫太郎「鎌での斬撃」「血鎌」
私の次回予想は(原作92話「虫ケラボンクラのろまの腑抜け」の途中~94話「何とかして」まで)
・絶望してる炭治郎に向かって禰豆子が語り掛けるシーン
・炭治郎、妓夫太郎に滅茶苦茶言われ、滅茶苦茶いたぶられ、鬼に勧誘までされる
・炭治郎が妓夫太郎に反撃開始
・善逸VS堕姫
・妓夫太郎VS炭治郎と天元様
・天元様の譜面完成
・炭治郎痣発現(さすがに赫刀はないか?)
・堕姫・妓夫太郎の首が斬れる
・遊郭の建物爆発
多分、次回で戦いは終わるんじゃないかなと思います。禰豆子の炭治郎への語り掛けのシーンも印象深いので楽しみだし、一番気になるのは天元様の「譜面」がアニメでどう表現されるのかです。原作では譜面の説明はわかったけど具体的にどう戦いに行かせているのかわかりにくいので音としてどういう形でアニメで表現されるのか楽しみです。
炭治郎のあきらめない思い、まだまだ神回は続きます。